12度目の大洗旅行もマイペースに過ごしました その2 ~いざ往かん酒列磯前神社・・・と?~

前回のあらすじ:大洗パークホテルはいいぞ、超良いぞ。

2日目、1月10日(日)の朝はもう日の出が終わっているのでは?という時間に目が覚めましたが、雲が出ていた為かまだ部屋から見える景色では陽が登っていなかったので、窓を拭いて外の景色がちゃんと見えるようにした上で登って来るのを待ってみました。

しばらくしたら、おぉ登って来ました。今年初めて大洗で見る日の出。いつ見ても、海の向こうから光り輝いて顔を出す太陽は美しい・・・パークホテルのこの立地と最上階という高さも合わさって見れた素晴らしい光景です。起きた直後からテンションアゲアゲになったので、そしたら・・・

朝ご飯の時間だ!

やはりシラスと明太子が朝から出てくるのは、茨城の海に近い所では共通なのでしょう。多すぎず、しかし少なすぎずの良いボリュームで品目が多いのも個人的には好感触。何よりあの晩御飯を出すパークホテルの朝ご飯、一品一品が美味い。何だかんだで寝る時間近くまで前日は間食していましたが、残さず完食しました。ちなみに御飯のお代わりとか納豆を自由にお取りくださいとかもあります。自分はお代わりしませんでしたが朝からガッツリ食べる人はモリモリ食べてモリモリになってください。

そんなわけで美味しい朝ご飯と絶景の朝焼けを胃袋と目に刻み、大洗パークホテルさんをチェックアウト。お世話になりました。満足度の高い素晴らしいホテルでした。お金をケチらずに大洗で素敵な一夜を過ごしたい時に縁があれば、また泊まりに来たいです。

ちょうど良いサイクリングコースです(見栄

さて、パークホテルまで歩いて来たので、帰りも歩かなければ・・・というのは私もきっちりと考えておりました。というわけで、普段は使わないアレに頼ります。

そう、いつも町内で擦れ違うバス。アクアワールドから出る時間に合わせてチェックアウトしたのです。これに乗って20分と掛からず、アクアワールドから大洗駅までファストトラベル。しかもたったの100円。普段はどこにでも自転車で行ってしまう分、いくつもの移動手段があることを頭の片隅に覚えておくとこういう時に役に立つのだ。

そして駅まで戻ってきた目的は、隣に新設された「うみまちテラス&カフェ」。今まで駅でやっていたレンタサイクル事業もこちらに移った為、自転車を借りに来たのです。

以前までの駅で借りていた自転車より、進化した点は4つ。

1.電動自転車である!

2.返却期限は17時半!

3.ひたちなか駅でも返却可能!

4.日を跨いで数日借りることも可能!

物凄く便利になりました。電動なので入れておけば凄く楽に漕げますし、期限も前より長く、何よりエノキザワさんみたいな日を跨いだレンタルも可能になってとても融通の利いた事業です。特にひたちなかの方で返却することも可能になったのは凄いですね。その代わりに1日1,000円とはなりましたが妥当な金額でしょう。

恐らく今までは16時までという中途半端な期限もあって、駅のレンタサイクルは色々知る内に利用しなくなった人も多いのではないかと思いますが、いまのうみまちテラスで借りれるレンタル電動自転車は誇張抜きで自転車の借りる当ての第1、第2候補だと思います。

ではこの電動自転車に乗って、太陽がまぶしい2日目の大洗旅行にでっぱーつ!向かう先はそう、

あの橋の向こうである!

・・・バスに乗った場所まですぐに自転車で戻って来るとか変な話ですが。というか前日にうみまちテラスさんのことを知っていれば、こんな往復はしなくて良かったのですが。大洗旅行も、情報のアップデートは欠かしてはいけないということですね。

運動も兼ねて電動はOFFにして、ひたちなかの海岸沿いの大ちゃん道路をひたすら前進。潮風が心地よく、そして寒いサイクリングコースである。去年も思ったけどバイクで走ればさぞ気持ちいいことでしょう。

途中で道路の名前の元であるクジラの大ちゃんがいましたが、確か去年は海の上にいたはず・・・この一年の間に動かされたのか、彼。というか一年前は遠目なので分からなかったけど、すべり台が付いてた。遊具だったとは。

ひーこらひーこらと自転車を漕ぎ続け、ようやく遠目に見える景色の果てまでやってきました。この向こうまで行って坂を登れば目的地に到着ですが、ここでふと気づく。

前回はその後更にぐるりと回って駐車場に止めたからだいぶ遠かった。前進せず、手前のここで左折した方が近いはず、と。結果的にこれは当たっており、5分~10分くらいは短縮出来ました。

新年なので拝みましょう

去年よりは時間を掛けずに(それでも自転車で行くには遠いと思いますが)、到着しました「酒列磯前神社」。周辺にホテルや旅館が沢山あることからもこの神社の有名さが伺えます。金運の神社として有名な、磯前神社とも関係の深い神社。去年は金運的な意味でもさっぱりな一年だったので、今年も(今年こそ?)ご利益を授かりに来ました。

本殿への参拝、お守りの購入と金運みくじ、亀を撫でて今年の金運をバッチリ拝みました。おみくじはこちらも中吉。今年はきっと、去年よりも良い一年になってくれるはずだと今は信じたいですね。

ちょうどお昼前後でしたので、マックスコーヒーと酒種まんじゅうで小休止。ほんのり酒の匂いと味のするあんまんで、冷めても美味しかった。こちらのまんじゅうは大洗でガルパングッズの掘り出し物を探すのでお馴染み、リサイクルショップはじめちゃんのお隣にある「カノウヤ」さんで買いました。まいわい市場で売られているどら焼きなどはこちらのお店で作っているもの。和菓子や洋菓子だけでなく、焼きたてパンやケーキも売っているお店です。はじめちゃんに寄るついでに、こちらで色々買うのも良いでしょうね。

酒列磯前神社だけではない

参拝も小休止も終わり、自転車を漕いで来た道を戻り大洗へ・・・ですが、前回は海岸沿いをそのまま帰ったので、今回は内陸の方から帰ってみようと思い進路をちょいと変更して阿字ヶ浦駅の方へ。

すると、また違う神社に出会いました。ここにあったのは「堀出(ほりで)じんじゃ」。水戸黄門の光圀公との所縁が強い神社で、光圀公が塚を掘ったらご神体出たから掘出神社という名前になったそうな。サツマイモも掘ったら出るものなので、干し芋の名産地であるひたちなき市の神社としては色々な意味でふさわしい名前をした神社ですね。

・・・そしてこの神社の奥には、更にもう一つ神社がありました。その名も「ほしいも神社」。・・・いや、冗談ではなく、これが正式な名前。何と令和になって初めて建てられた、めちゃくちゃ新しい神社なのです。ひたちなかの名産である「ほしいも」と「ほしいもの=欲しいもの」を掛けており、欲しいものが手に入るように、願いが叶いますように、という思いを込めて建てられたものだそうです。

人が思いや祈りを込めて建てた神社であるならば、歴史の重みなんてものがまだなくても、そこには何かが宿っているのでないかと、自分はそう信じてみたいです。勿論この2つの神社にもきっちりと参拝をしておきました。

まさか事前情報無しでこのような神社に遭遇するとは。これだからノープランな一人旅は面白いですね。

掘出神社とほしいも神社に参拝を済ませて今度こそ帰り道。・・・見渡す限りの畑だこれ!?まさかこっちはこんな風になっているとは。一応遠くには他の建物や道路はちゃんとあるのですが、こんなに広い畑の用地はちょっとびっくりしましたね。

そんな所も走り抜ければ普通の街並みに到達しましたが、その途中でまた神社に遭遇。「津神社」というこちらの神社、お守りやおみくじの販売等もない無人の神社でしたが、そうとは思えない程立派な構え。こちらにも参拝をしておきました。

劇場版Varianteで、大洗には16もの神社があるという会長の台詞をちょっと思い出しました。ひたちなかにも沢山の神社が合って神様が沢山いて、人々を見守っているのでしょうね。今度は神社巡りの旅を大洗とひたちなかでしようかとも思ったり。

(次回の旅行記に続く!)

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