シンコウウインディ育成シナリオ感想 ウマ娘プリティーダービーをプレイしてみた その13 ~アニバ?そんなことよりウインディちゃんなのだ!~ 

このブログでは一年ぶり位に更新するウマ娘の記事でございます。

あれから1年間、2022年は石を貯めてガチャを引いてもまぁクソみてぇな結果ばかりで、一応結晶やチケットも全部使ったおかげで3枚程スピ賢で最強レベルのサポカが実用圏内まで揃えられたけど、石を貯めてサポガチャ引くのが何か急速につまんねぇと思うようになりました。

じゃあ育成ガチャは?と言われたらそれはそれで年末年始に1天したら正月キタサン以外は全部被りという地獄だし、その後も今年に入ってチケットやおはガチャで出た星3も被ってばかりで、1.5周年以降の新規キャラが一人も増えてないという信じられないような状況だけど、それでもどっちかを選べと言われたら、育てられるキャラが増える育成ガチャの方がまだ回す価値があるという結論に達するのに十分な程2022年の運は酷かった。

アニバなんて知らねぇのだ!


というわけで、もうすぐ2周年のアニバーサリーですが
私はシンコウウインディの育成ガチャを回すことにしました。

どうせサポガチャを1天井した所で、今後半年は必須とか言われるようなサポカが実用圏内まで凸した状態で手に入るわけがありません。ハフバの時だって、タキオン無凸にライトハロー1凸で終わってますから、仮に次の必須級の片方がまた友人ならもうRで良いです。必死に石を貯めてサポガチャ引くのはもうアホらしくて疲れました・・・

ウインディちゃんは長らく掘り下げの殆ど無いキャラでしたが、イベントの魔王軍で企画立案能力の高さやさり気ない思いやりや労いを見せたり等、印象が大きく変わったので更なる掘り下げになるだろう育成シナリオを見てみたいと思ったんですよね。

推し、と言う程かは分かりませんが、ただ漠然とアニバで来るだろうシービーとターボを引くよりは、気になっていたキャラであるウインディちゃんに石を回す方が今回は良いなと考えた次第です。

結果としてチケットを除けば140連分と、石の消費はかなり痛かったですが天井まで行かずにウインディちゃんを無事ゲット。やっぱ今年もウマのガチャ運は駄目なのか・・・?

その過程で別衣装イナリや正月ウララ、やっと引けたハフバ以降のキャラであるロブロイと、そこそこな成果を得られました。被りも2枚ありましたが、確率で言えば平均より上。というかダートだけで3人引いてるんですが?この3人でチャンミに行けと言うのかね?

ハフバ以降のキャラが今まで誰も引けてないので、追加されたダートのレイも手付かずのまま。遠慮せず覚醒LVも5まで上げちゃいました。

現状どのダート専門よりも早い時代を駆けた初代王者

キャラストで判明しましたが、めっちゃくちゃ甘やかされた社長令嬢だったので、外の世界でのギャップに上手く適応し切れないまま、自分に注目してほしくていたずらっ子になったのがウインディちゃん。

ただその過程でいたずらの考案や、仕掛ける相手をちゃんと選ぶ=相手をよく見ていた為に、高い企画立案能力や人の機微を察せる能力が身に付き、年齢不相応な所と年齢相応、というかそれ以上の部分の差が非常に激しいキャラ造形になった、という感じでしょうか。育成でもかなり初期の方に、魔王軍を彷彿とさせる凄い所を見せてきます。

そんなウインディちゃんの育成シナリオ、人と違うことをして目立ちたいという理由でダート専の道を往くのですが、実馬の活動時期が90年代で第1回のフェブラリーステークス王者である点を考慮してか、彼女の立ち位置はこれまでのダート専娘達とも違ったもの。

リッキー達ダート3人娘の育成シナリオでは先にデビューしてるファル子がダートの絶対王者みたいな扱いでしたが、ウインディちゃんのシナリオではファル子も含めて彼女達は全員デビュー前。

おまけに競馬史に詳しい方々がまとめているように、このウインディちゃんの育成シナリオでは地方馬で唯一中央のG1を勝ったメイセイオペラ等、この時期のダート馬達の匂わせを入れてきました。

ダート拡充とリッキー追加で始まった1.5周年からの半年間の締めくくりとして、最後にダート専の先達という立場と時代のウインディちゃんが実装されるというのは、現実でのフェブラリーステークスのタイミングかつ、ダート3人娘の実装を待ってからの満を持しての実装という感じもして、この2023年の2月がベストなタイミングだったんだなと思います。

問題はアニバの直前なので引ける人が限られるってことですが。

どん底から這い上がり一世一代の大いたずらを仕掛ける悪の魔王

誰もが注目し、いつまでも語り継がれるような存在になりたいというウインディちゃんは、「歴代最強ウマ娘ランキングのトップ」を目指して走っていくことに。

・・・が、史実でも有名な「前のダイワオーシャンに噛み付きに行って1着になるアシストをした」という珍事件がほぼそのままこちらでもクラシック期前半に発生。以後ウインディちゃんは「レース中に他の子を噛むネタ枠」として認知されてしまいます。

それ以後も好走を続けても「ネタ枠」という評価は少しずつ、本当に少しずつしか変わっていきません。やってしまったことは消えないし、一度付いたイメージはそう簡単には変わらない。史実通り、フェブラリーステークスを1着で勝利しても尚、シニア期でもこの件はついて回るのですが、けれどもウインディちゃんは凄まじく強靭な意志でもって、その現実から逃げることなく走り続けていきます。

唯一のライバル枠であるビコーは、そんなウインディちゃんにジュニア期からシニア期まで、長きに渡って影響を受けていくことに。更にビコーを掘り下げるという意味でも、ウインディちゃんの実装はビコーより先になったのだろうか。

やがて周囲の目線や声がレース中に気になるという弱点もトレーナーの助力で克服すると覚醒。誰もがその実力を認めるようなダートの有力株になっていく中で、「いつまでも語り継がれるような存在になる」為にどうすれば良いのかを今一度考えることになり、悪の作戦参謀ことトレーナーと共に考えついた、前代未聞のいたずらを最大の目標としてシニア期を駆け抜けていきます。

自分に向けられた「注目」の意味を変えていくことに焦点が置かれたウインディちゃんの育成シナリオ。史実を切欠として不屈の闘志と上手く織り交ぜた、アニバ前という回す人が少ない時期に実装されたのだけが本当に惜しい読み応えのあるシナリオです。

よく噛み付くキャラだけあって「アマガミ」も連想されるかと思いますが、勿論あります。これは引退後は噛み癖が「アマガミ」に変わったことを考えると史実通りでもあるのでしょう。

更にちょっと調べて知ったのですが、97年に「JRA賞最優秀賞ダートホース」の該当馬がいなかったこともこのシナリオには盛り込まれており、着眼点とその調理の仕方がライターさん上手すぎるだろ…と唸らされました。

カワカミプリンセスと同じく、実際に遊んでみるとシナリオ評価が非常に高い子になっており、シナリオで引くキャラを選びたいという人には文句なしにおすすめです。

やがて甘噛みすることからも分かるように、トレーナーに対しての親愛も中々に強いのですが、素直じゃない所が爆発して、バレンタインやクリスマスではメチャクチャ糖度の高い可愛いウインディちゃんが見れるのもセールスポイントの一つ。高等部らしくないギャップが良い意味で炸裂します。特にグッドエンディングはね、凄いぞ・・・?

せっかく引いたし、バレンタイン初日枠の特別チョコもウインディちゃんから貰いましたが、これはいたずらするつもりなのか、それとも・・・クリア後だと、なにをしてもおかしくないと思える、我らが魔王様。

ピックアップはアニバガチャの直前、2月24日まで。現状のダート組最後の刺客であるウインディちゃん、去年と仕様が同じなら恐らくアニバで貰えるだろう選択チケットでも対象外となりますので、今を逃すと今後引ける可能性は非常に低くなります。

もしもこの記事を見て引きたくなった人はすまない、だが私は謝らない。悪の作戦参謀として、一人でも多くの人を魔王軍に引きずり込んでやりたくてこの記事を書いたのだからな!

ワーハッハッハッハッ!!!

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