改めて本日7/20(月)は週刊少年ジャンプ33・34合併号の発売日です!
ハイキュー!!は最終回!アニメ・演劇チームからの慰労コメントに原画展情報も!こち亀も載ってます!そして古舘先生から皆様に感謝のイラストが到着しました!
皆様!8年半、本当に本当に本当に応援ありがとうございました!!!! pic.twitter.com/TMH6Dwx2E9
— ハイキュー!!.com (@haikyu_com) July 20, 2020
遂にハイキューも連載が終了したなぁ・・・あんま話してないけど、バレーの漫画としてだけじゃなく、スポーツ漫画としてチーム戦を描く漫画として、かなり好きな作品だったので寂しいものだ。
まさか去年は試合途中で日向がリタイアして、そのまま烏野が負けた後に一気に5年後の最終章に飛ぶなんて誰が想像していたか。鬼滅も終わり、約ネバもハイキュー!!も終わってしまうとは、ジャンプも寂しいものですなぁ・・・
谷っちゃんはヒロインというか・・・戦友?
ハイキューは度々扉絵になったりする烏野1年5人の絶妙な空気感も好きだった。卒業式の日向と影山の様子や、3年になった時に5人で集合写真撮ってたり、最終章の開始前後は色々来るものがあった。
澤村達も3年生4人だけの独特の空間がありましたが、あの5人もしっかり時間を積み重ねていたんだなと。特に先週の試合後、あの5人があんなに和気あいあいとしているコマを見て凄くほっこりした。あの月島も含めた5人が、あんなに楽しそうにしているなんてなぁ・・・
前置きはこれくらいにして、終章に入って「烏野」という括りから外れたからこそ、谷っちゃんこと谷地さんの扱いは気になっていた。烏野1年の頃は入部の前後以外で大きな活躍も無かったけど、病院へ日向に付き添う時とか終章開幕の語り手になってたりして、この子は何と言うか、卒業する前も後も、日向と一番距離が近い女の子であり続けているんだなぁと。
それだけに最終章で日向となにかあって欲しいなぁと思ってたりしたが、最後までそういうのは無かったのでちょっと残念。8月に出たショーセツバンじゃ、ブラジルへ発つ日向を見送りに行ってた話が載ってたけど、あの2人は主人公とそのヒロインっぽく見えるが、ちょっと違う関係なんだなと思った。
アイシールドで言うとセナと鈴音みたいな、ジャンプの主人公とヒロインという王道的な組み合わせは好きだけど、日向と谷地さんの場合は好意よりも相手への尊敬が先に来てる感じで。実際ショーセツバンでは見送る時に谷地さんが「がんばって」と送ったら、「谷地さんも!」と日向は返してたし、お互いを凄い人だから頑張れって心の底から思ってる関係だと思う。お互いの存在がお互いに頑張る原動力になってるように見える。
何より卒業まで苦楽を共にしたことを考えると、あの2人は主人公とヒロインというよりは、主人公とその戦友って感じにも思える。恋愛方面は田中先輩が大半を受け持っていたし、日向に近い子でありながら、ヒロインのようでヒロインじゃなかった。
谷地さんは決して存在を忘れられていない所か丁寧に扱われてるんだけど、入部までには話数を割かれながら、入部の前後と、その後日向と影山が衝突した時に一部始終を唯一見ていて、2人の新しい速攻を楽しみに待っていたこと以外、特に大きく目立つこともなかったのが不遇に感じる。アニメのセカンドシーズンじゃ最終話に日向影山とともに〆でクローズアップされたりしたけど、ベンチに入れるのが潔子さんだけだから観客席で見るしかなかったわけで。
で、解説してもらう人の横に立つ初心者の観客ポジションかと思いきや、そもそも観客席に何か人が多いせいでそういうポジションにもならず。本当に、せっかくあとから増えたのに何か勿体ない子だったように思う。ハイキュー展のHPでは進級して潔子さんのような貫禄が出てきた谷地さんの描き下ろしが見れるけど、進級後のベンチに入って試合を共にする姿も見てみたかった。彼女がマネージャーとして成長した姿は断片的にしか描かれなかったですからね。
特にあの5人が3年生になって望んだ最後のセンターコートの試合は、いつか見てみたいものだ。もしもこの先、ハイキューに何か新しい動きがあるのならば、私はそれを一番に望みます。
2022年ジャンプ掲載の読切について
#ハイキュー10周年 を記念した特別読切「祭り再び」が本日4/25(月)発売の週刊少年ジャンプ21・22合併号に掲載!
今年の8月実施のVリーグイベントとも完全連動の読切は黒尾が妖怪世代を集めるために孤軍奮闘!1ページ目も公開!
久々にハイキュー!!をジャンプで楽しんで下さい!よろしくお願いします! pic.twitter.com/ggPG20uKpa— ハイキュー!!.com (@haikyu_com) April 24, 2022
久々のハイキューの誌面掲載。黒尾がスペシャルマッチのメンバーを集めに世界各国を飛び回るという内容でしたね。
黒尾が東峰と谷っちゃんへの連絡を希望した理由が不明でしたが、読み進めて気づいた時物凄く感動しましたよね。ロゴデザインが谷っちゃん、ユニフォームデザインが東峰の担当。この2人が、特に谷っちゃんがこんな形でバレーとまだ繋がっているなんて。
烏野編の時から、選手以外の監督先生OB家族etc、周りの人達も皆何かしらの形でバレーと向き合い関わっている点を他のスポーツ漫画より強調しているのが好きでしたが、大人になった彼らもまた、選手は選手として、選手じゃなくなっても人を集めたりデザインを担当したり、コーチになったりスポーツ用品店で働いたりと、それぞれの形でバレーと関わっている。
大人達のやっていたことを自分たちの代でも、それこそボールのように彼らもまた繋げている。そこを今回も明確に描いてくれたのが、何より嬉しい部分だったと思います。