ゲッサン2023年6月号 からかい上手の高木さん・くノ一ツバキの胸の内 感想

「これ描いて死ね」のマンガ大賞2023受賞を盛大に祝った表紙&巻頭カラーが目印の今月のゲッサンは、くノ一ツバキの胸の内の最終回が掲載されています。・・・最終回が、掲載されています・・・!

からかい上手の高木さん

今月のお話は「夜更かし」。扉絵は無防備な西片君の背中に手を伸ばす高木さん。その手と表情は一体なにを思っているのか。

タイトル通り、西片君は夜更かしして登校してきたので見るからに寝不足。そんな寝不足で一日中過ごす西片君を見て、高木さんが何も考えないわけがなく・・・?

寝不足の理由は100片の最新刊発売にあったようで、ネタバレしない主義の西片君はまだ読んでいない高木さんへは話さない。レンタルビデオ屋のこともあったし、あれ以後は一層気を付けてることは想像に難くない。

が、前巻がどういう引きだったかは勿論知ってる高木さんは、自分がそのシチュエーションに立ったら何をするか気になったので実際にやってみたというのが今回のからかい。気になる男の子が目の前で眠り込んで無防備になったら、女の子は一体何をするのか・・・?

というわけで扉絵に繋がる。西片君が眠るように立ち回ったわけですな。嘘は言わない高木さんなので、少なくともキスはしてない、キスは。こういう時高木さんなら何をするか、読者の想像に委ねる形で答えを出さないのが良いなぁと思う。触れようとして引っ込めて結局起きるまで何もせず寝顔を眺めてた高木さんも良いし、何か大胆にしていたかもしれないし、何であれ無防備な西片君を前にした高木さんは一挙手一投足が可愛いであろうことは疑う余地がありません。

くノ一ツバキの胸の内

遂にやって来た最終回は、センターカラーでお届け。前回の様子からして、ツバキが里を抜けて駆け落ちしてしまうのでは?という雰囲気がバリバリ出ていましたが・・・?

流石に山本先生、そんな物哀しくなるような終わり方にはしませんでしたね。ツバキがあかね組の全員から一目置かれていることを活かして、一応バトル漫画的なのもたまにしていたこと、そして男とは何ぞや・・・これまでの集大成とも言うべき最終回でした。最後にまた見開き2ページの大ゴマが来ましたが、ツバキは見開きの使い方が毎回良いなぁと思う。

終わってしまうのはひじょーーーーーーーに寂しいですが、これまでの学園物とは違う山本先生の女の子沢山漫画なくノ一ツバキの胸の内、高木さんと共に毎月の楽しみとなっていました。山本先生お疲れ様でした。それ歩も終盤だろうし、今後の山本先生の活動がどうなっていくのかとても気になる所。

・・・ただ、まだ表紙になれてない組が沢山あることを考えると、最終巻は一体どうなってしまうのか。そこも気になりますね。

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