くノ一ツバキの胸の内 7巻 感想

TVアニメの放送が始まったくノ一ツバキの胸の内が、ゲッサンと同じく4月12日に発売となりました。表紙は7巻にしてようやく事実上の初登場となる酉班の3人。この3人もアニメの登場が決定しているので、アニメでは酉班登場回も含めて7巻の範囲まで取捨選択やアレンジをしつつ放送するんでしょうかね。

生真面目×不真面目は鉄板、古事記にも書いてある

表紙にもなっている酉班が7巻の主役。

41話「成果とは」では普段山ごもりしている酉班が帰還し、リンドウと初めまして。・・・おや、何だか表紙とは全然違う物静かそうな下級生達・・・?かと思いきや、真の姿は表紙の通りパリピ系ガールのタンポポとアザミ。とりあえずメジロパーマーとダイタクヘリオスを思い浮かべてくれれば良し。ちなみにダイタクヘリオスの山根綺さんはベニスモモ役です。もしどちらかを演じてたらマジでヘリオスそのまんまになっていたことでしょう。

忍者を舐めてるパリピ系ガールなので、矯正の為の山ごもりも班長のスミレを騙して心を入れ替えたフリをしていた舐めっぷり。しかしスミレも2人がそういう手段に出るのも見越して透明化の術で消えたフリをして近くで観察してたり、ある意味化かし合いを繰り広げる点ではくノ一らしいのかもしんない。

43話「ウチら色」では逆にスミレがパリピに染まることでタンポポとアザミのことを理解しようとするけれど、パリピとして過ごして分かったのは2人が心底くノ一を舐めていることでした・・・しかもこんなしょうもない事実に気づいたのを2ページの見開きで表現するという。

そんな関係だけどタンポポもアザミも本心では自分達に心を砕いてるスミレのことが大好きだし、スミレも最新話でよーく分かるように2人の事は大事だし、水と油に見えるけど何だかんだ上手く行ってる?3人です。

その他、戌班で釣り勝負をすると予期せぬ事態に遭遇する「釣り勝負」、下級生達からは冷たいように見えるコノハ先生の秘密に迫る「贈りもの」、ミズバショウが罠禁止令を出されて必死に自分を抑えようとする「罠センパイ」、ヒナギクがまた何かしょうもないことをしている「憧れの一番」、イタドリの額の傷が付いた経緯に触れる「イタドリの傷」、戌班で肝試しをすることになり全力で拒否ろうとしたのにオバケが男だというウワサに釣られるとことん面白いツバキが見れる「男のオバケ」等、全部で8本のエピソードが収録。

アニメも放送が始まりましたし、原作を全巻追いたいと思う人はこの7巻まで読んでみましょう。

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