ボンバーマンジェッターズ 29話・30話 感想

前回の28話でDISC4までが終了。今回の29話からDISC5~8になります。

第29話 大きな星のメロディ

冒頭、宇宙に一つしかないものを手に入れたミスティは、ずらかろうとした所でMAX?と思われるボロボロの人型ロボットを発見。後半最大の重要人物であるゼロさんとミスティが邂逅し、本格的に後半の物語が動き出しました。

・・・一方、シロボン達は本筋とは一切関係なく、新しいラーメンの具材である山菜を採りにバーディまで借り出して別の惑星へ。そこは人も動植物も何もかもが巨大な星。ちびデカアイランドですね分かります。そこでやっぱり偶然遭遇したムジョーと、スーパー合体ボンバーマン相手にシロボンは戦うことに。

ロケットごっこや胡椒ボムにアイスボムと、シロボンが普段使わないボムとボムの使い方が目白押し。その場にいないルーイは脳内ルーイとして終始出しゃばり、シャウトさんがバリバリに黒いオーラを見せたり、いつものようにギャグの勢いとキレは抜群。それでいて引っ越してきたばかりで友達が欲しい少女と、偶然にも彼女と出会う少年との交流を描いたりと、子ども向けアニメらしさに溢れたストーリーも見所。

あと地味に、部下達が怖がってると勘違いして、近くまで一緒に行ってやると言うムジョー、地味に良い上司。

なお、こんだけぶっ飛んでいるのに脚本はメインである前川淳さん。元々メインライターだけあって重要回は彼の担当だが、この回は冒頭以外本筋と全く関係ないので少々驚くところがある。だが前述したように、色々な意味でジェッターズらしさに溢れた回なので、最後まで見れば納得の前川脚本の回だと感じることでしょう。

第30話 カレーと王子様

ボンゴ回。ラーメン屋なのにカレーを食いに来たボンゴっぽい人。いやラーメン屋にカレーがあるわけないだろ馬鹿者が!と言いたいが、意外とカレーも美味い二足の草鞋なラーメン屋もあるらしいから世界は広い。

その後行き倒れて道路の真ん中で倒れたボンゴっぽい人。流石にバーディも進行方向に寝てるもんだからドスの効いた声で「早くどかねぇと轢くぞ!」とキレる。身内には容赦がないというか、身内だからこそ悪ふざけは許さないというか。

そんなこんなでボンゴが王子ということが発覚し、故郷ドドンパ星に帰郷するも・・・ドドンパ星の人間は全員がそっくりすぎて、王も女王もボンゴの兄妹4人ももう見分けがつかない。ボンゴとそれにまつわる設定そのものがギャグになっているギャグ回。

でも戦う舞台が砂漠で、友情のパンツによって水が電気をよく通すことを思い出してサンライズサンダーボムが活躍したりと、ボンゴがメインであることもきっちり活かした回ではありました。

あと前回に続き、今回もシャウトはキレッキレ。理不尽にシロボンを2回ボコってタッパーに持ち帰りのカレーを肉たっぷりで要求し、前回も見たように高所からシロボンをぶら下げて静かにキレ、枯れてるとほざいたムジョーは耳を引っ張って泣き叫ばせる。そして〆にはやっぱりやらかしたシロボンを絞める。基本的にギャグシーンにおいてシャウトに敵う奴はいないのだ。

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