待ちに待った2か月ぶりのワートリ最新話でございます。アニメ3期が最高に盛り上がって終わったので、今後もこの熱を絶やさずに4期を何年も何年も待っていきたいですね。しかし先月が休載だからって、一挙2話掲載は葦原先生が少し心配になるでやんす・・・
流石に気づかない隊はいなかった
スネークやってる漆間に後ろ取られてやられるイコさん。辻ちゃんがツッコミに忙しくなるしオビ=ニャンは腹筋を崩壊させられてるし、何やっても面白いどころか他の子達の珍しい様子まで引き出すとかズル過ぎませんイコさん?あと光ちゃんさんにトゥンクするってどういうことですの?たった3ページで存在感残し過ぎですやん。
イコさんがあまりにイコさんな裏で、サイレンサーがどういうものかこっそり明かされてた。予想通り弾トリガーが知覚されにくくなるもののようだ。音だけを消すのか、反応も消えるのかは分からないけど、バッグワーム起動中に組み合わせるとランク戦でもあんな風に裏から気づかれずにやられてしまうんだろうな。
さてさて、前回のラストに出てきた「ランク戦が3つ巴・4つ巴で行われている理由をまとめよ」という特別課題その2は、やはり指摘されていた通り全員で考える必要は無いものでした。諏訪さんと修が真っ先に気づいてるのは流石。気づかずに全員で考えてしまう班がいるのではと思っていましたが、杞憂に終わりましたね。
ただ、課題の担当者が決まるまでの過程は各隊でかなりバラバラ。遠征に行きたいのが分かっている修とユヅルに速攻で割り振ったのが諏訪さんと二宮ですが、諏訪さんは戦闘シミュの編成も考慮して割り振ったのに対し、二宮は単純に上層部へアピールする機会を与える為に割り振った。まぁ二宮の場合戦力的な余裕に加え、東さんがやれば楽勝な課題は東さんには振らないことも考えていそうではある。
若村隊は笹森がやると言ったので笹森に割り振ったけど、ジャクソンが戦闘シミュの戦績もあってネガティブな方向へ考えてしまって決断出来なかった。マキリッサは3点も減点を入れる容赦の無さ。香取も戦闘シミュでの若村隊の手応えの無さに思う所もあるようだし、自己嫌悪もしちゃってるが頑張れジャクソン、超頑張れ。ジャクソンなりに頑張っているのは皆も分かってるぞ。
一番分担が異色なのは水上隊。戦闘シミュの存在自体を隊員が知らない為、柿崎夫人と樫尾が担当して荒船と今ちゃんでチェックをするという4人体制。隊長経験者の荒船がいるのに加え、水上が一人で戦闘シミュをやることで今回のような負荷を掛ける特別課題の投入にも対処しやすいのがはっきり分かりますね。
ただ、水上が言う「後のこと」ってぶっちゃけ何なんだろう?例えば、特別課題を出しながら更に特別課題も出すとか、これ以上の負荷が掛かることも想定しているのかも。もしくは前日の表の採点から、4人でやれば4人が加点されて実質4倍になるだろうと見越しての思案か。
北添隊はキクッチーと海が、柿崎隊はカゲと犬飼が揉めたりと、懸念されていた相性の悪さが既に出てきてる。それを捌く隊長の手腕への評価は今の所高いわけでもないので、この2隊は想像していた以上にゾエとザキさんが隊長でも意外と荒れるのかもしれんなぁ。
村上隊は意外なことに、協調性の高さ=気を遣える性格の人間が集まっているのが却って弱点になるかもしれないとひゃみさんが分析。決断力で遅れを取る可能性が今後あるのかも。それにしてもひゃみさん、熊ちゃんのことをくまさん、くまさん呼びか・・・良いねb
歌川隊は虎太郎が担当。末っ子を皆で可愛がる感が出てますね。ユーマも自分の知ってることを踏まえて先輩らしいアドバイスをしてるし、その理由を知ってるが故に迅も笑みをこぼしてるのがてぇてぇ。
漆間は言い方がちょいキツいが現実的だし、虎太郎には何かお兄さん風を吹かせたいような感じ。ザキさんに言われてたことを黙っておくのも良い奴だよホントに。小夜子ちゃんがこれ幸いと一人になろうとするのも正論で止めるし(虎太郎も同調したので小夜ちゃんの作戦はあえなく失敗)、こいつ何で本当に嫌われてるのか分からねぇよ・・・
ザキさん、事前に3人のチームになる人全員に挨拶行ったのか、漆間にも。行くだろうなザキさんなら。・・・もしかして、試験開始前の漆間がスマホ見てるカット、あれひょっとしてザキさんに呼ばれて会いに行ってたんじゃないだろうか。
実力派エリートは引っ張りだこ(そういやそうだった
前半5~6戦が終わって、歌川隊が全勝、諏訪隊が全敗、若村隊が全敗と1分。いや戦闘になれば強いとは言われてたが強すぎるぞ歌川隊。水上敏志もマジで二宮隊に引き分けで抑えてるし化物か。古寺隊も水上敏志相手に引き分けなのが意外やね。というか古寺隊は二宮隊にも引き分けてるんだけど、どうやったんだ古寺!?トリオン量最強部隊に引き分けるトリオン量最低部隊。詳細が見たいわぁ。若村隊は・・・うん。
初勝利に喜ぶ宇井ちゃんがういっとして可愛い。修の出した改善案が実際に身を結んで諏訪隊は後半5戦は5分に持っていけたので、戦闘シミュはこの調子なら2日目以降はもっと勝ちを見込めるでしょうね。よりによってジャクソンを倒してるのが香取だったりするけど。
というか2枠とも落ちてるのがジャクソンだけなのが哀しいわね若村隊。お助けユニットもやられてるから、あまり効果的に運用出来ていないんだろう。
特別課題の採点は上層部に加えて今回は迅も参加。役割分担それ自体も裏の課題とは読めなかった。決めるまでの時間も詳細に打ち出すとは。いやそれは凄く読みたいですけどね我々!!
審査するデスクの後方には、早番と遅番でそれぞれ審査と防衛をする隊が表示。冬島隊、早番で防衛した後に遅番で審査になってるんだが、A級は防衛任務も並行してやらなきゃいけないから忙しそうだなぁ。
決める為に話し合うこと自体が揉める可能性を孕むと瞬時に気づいた木虎と、リスクが生まれるケースだと最小限の言葉で伝えられて意図を理解する古寺の秀才コンビ、頭の良さが発揮されてます。木虎はそれに加えて、自分のコマを渡す古寺とミューラーに、元の隊で動きが似ている人のイメージで動かせば良いとも伝えており、最小の言葉で伝達を終えているのが極めて優秀ですね。
来馬隊と歌川隊はそれらのリスク面の意図にこそ気づいていないものの、結果的にはそれ程時間を掛けずに一人が担当すると決まったので同じと言える。
一方で話し合う形になった隊はどこも時間が掛かってしまってる上に、柿崎隊と北添隊は口論になったことでわだかまりが残ってしまった可能性があるし、村上隊は意外な弱点にひゃみさんが気づいたり、休み時間だけで消化しようとしたので下手すると上手くまとめられない危険性もあった。そんで若村隊はジャクソンが自己嫌悪+A級評価-と、良い方向に片づけられたと言えるのは村上隊くらい。
これに対するA級隊員の加点もそれぞれの所属や性格から来る考え方が出ていますね。実働員が当真しかいない冬島隊は効率や主体性を重視し、アットホームな玉狛第一は協調性や安定感を重視しています。1点とは言え陽介が木虎に加点してるのが「おうおう、うちの章平の賢さをよぉく分かってるじゃん」って風にも感じられる。
その中で異彩を放つ奈良坂透。「会話には参加したほうがいい」というこの一文に、何か言い知れぬ面白さを感じてしまいます。
そして肝心の課題の中身に対する評価の基準は、
①試合の複雑化によって鍛えられる要素
②1対1だった場合のデメリット
③防衛任務や組織の活動
④近界での活動や戦闘
この4つのポイントについて言及しているか。ゾエさんはキクッチーの懸念通り苦戦してしまった様子。決まるまでにひと悶着あった上に採点も低めだろうし、トータルだと今回の課題で一番損をしているのかも。ユヅルは・・・頑張った、頑張ったね、うん。虎太郎はユーマのアドバイス通りに近界のことを書いたことで評価されたようですね。
修は一応この4点全てに言及出来ていたようなので、諏訪さんのくれた機会を上手く活かせたようですね。運営について触れているのが王子と修なのが個人的に好き。やっぱり考え方については似てる所があるようですねこの2人は。というか、全てに言及出来たのが修だけっぽいので、今回は特別課題の加点を諏訪隊が一番稼げた可能性がありますね。
そんなこんなで2日目が終了。特に気になる水上敏志のあの行動も含めた評価についてもまだ次回まで分からないのでドキドキしますね。香取はまた-になってるんだろうなぁ。果たして諏訪隊の順位は一体・・・?