忍者と極道 第71話 Samidare 感想

誰かに力を借りて戦うという本来なら熱い展開、力を借りる方でも貸す方でも極道(きわみ)さんが絡むとちょっと待てやと言いたくなるのは何故なのか。

ドクターK、こんな斬新な治療ありなんですか!?

疒(ヤマイダレ)を受けた忍者(しのは)君の対抗策、それは自分の暗刃で開腹手術をしてズレた肝臓の位置を元に戻すという荒業だった!いやちょっと待てやぁ!?何やそのパワー手術!!何となく予想はしてたけどはっきり見せられたらド直球過ぎて混乱するで・・・そんで左虎が渡していたのは縫合用の糸である自分の髪。なるほどぉ、そもそもこの髪で普段ヘアオペレーションやってるんだから無菌じゃないとおかしいわね。

気休めと言っていたのは効果は大きくないって意味じゃなく、そんな隙だらけの自力手術をやってる暇なんて無いという意味だったようで。確かに普通に考えたら忍者と八極道の戦いだもんなぁ。間七ちゃんはガチでイレギュラー要素として大きく機能してた。

そして改めて対峙し、1ページずつ使った名乗り口上から始まる第2ラウンド、鍔ぜり合う暗刃とドス。・・・かっけぇー。シンプルにかっけぇわこの流れ。こういうのは変に奇をてらったりしないのが一番良いと個人的には思うが、マジでこの流れはかっこいい。

色んな人に助けられてこの場に立ったしのは君だが、ヤマイダレの対抗策は分かっても肝心のガムテの倒し方についてはこれまで触れられて来なかった・・・が、この回答がまさかのきわみさん。バロンドール戦で見せた中国拳法の威力を頃す技を目コピし、暗刃にその技術を応用した新技「ブリバリ」を編み出してしまった。

ここでしのは君がアップデートされるとは予想外。しかもその新技、忍者の技に極道技巧が実質合わさったものと言えるし、名前も含めて益々しのは君が忍者として特異な存在になりつつある。

おまけにその力で追い詰めて頃そうとしている相手が、実は息子って最低な力の貸し方だと思う。力を貸したダチが自分の父親だと判明して言葉にならないようなショックを受けた上に、別のダチから受けた頭蓋骨のヒビが疼き、更にはきわみさんの幻影が重なって2人掛かりで自分を頃そうとしているという、地獄のような現実をガムテが体験しているの酷過ぎるんだが。

よくここまでグラチル目線だと徹底的に救いの無い展開を思いつけるもんである。ただ、グラチルの首魁だから誰よりも一番酷い救われない最期にしようっていう意志も感じられて良い。間違ってもグラチルに同情しちゃうような人は読んではいけない漫画になった気もするが。

ドスにヒビも入っていたし、いよいよガムテも終わりの時を迎えそうだが、次回どうなっていることだろうか。

余談

こち亀の1日無料公開に合わせて例の回を無料公開したと思っていたら、実際は70話の間七ちゃんとリンクする為にこちらも読んでください、という意図も含まれていました。

ホントに忍者と極道は無料公開という宣伝の使い方が上手すぎます。ワートリとかならさり気なく繋がっている部分を探す為に過去の話をその都度全部読み直したりしますが、公式側がここを読むと更に面白いから読んでね!と指定して読んでもらうというのは斬新だ。タダ読み等とは考えず、積極的に話題にしてもらおうという意思を感じますね。

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