ワールドトリガー 第231話 遠征選抜試験㉘ 感想

2か月ぶりのワートリでございます。「ネタ」を仕込んだけど思い通りには行かない戦闘シミュ最終日、逆境にむしろ燃えている香取を活かして、諏訪隊はスコアを稼ぐことが出来るのか・・・?

やっぱこのメガネ、ジャンプ漫画の主人公らしくねぇ

3戦目、村上10番隊との対戦は諏訪隊が圧勝。シミュレーション上のコマとは言え、熊ちゃんを攻撃する那須さん、炒飯だけでなく弾も加古さんにお見舞いされる堤大地になんかクスッと来る。

この対戦は香取のコマの近接連携がハマりまくっての勝利。初日に香取が「ぶっ壊れ」と評していた「近接連携」のスキルですが、香取のコマが5体に増えたことと、コマの数が増えたことにより他対一の状況も起きやすくなった為にその強みを活かしやすくなったみたいで、評価は間違っていなかったようですね。真価を発揮するのがコマの数が増えてきてからだったというだけで。

お次の古寺隊との対戦はリードを取ってからワイヤー陣による守りで勝利。諏訪さんは高笑いし、木虎はむくれた。ワイヤー陣もコマの数が増えて張れるマスが増えたことで真価を発揮・・・と、諏訪隊のコマの性能は全体的にコマが増えていくほど戦闘シミュに噛み合っていく晩成型だったっぽいですね。

自分達は近接連携やスコーピオン適性で行動力の消費を抑えながら、相手は近接連携で固めたりワイヤー陣で行動力を奪うという、合理的だけどえげつない戦い方を最終日にて諏訪隊は確立させた印象。

来馬隊との対戦もレイガスト2枚の盾オサムが機能して勝利。香取のコマが本当に強いし、本人も分析しながら修にアドバイスしたりと、諏訪さんの見立て通りに最終日の香取はコマも本人も諏訪隊のエースとして活躍しています。

負けた各隊も、重く受け止めず反応は様々。特にコアラは隊の面々の檄と暖かさに触れて、「この隊で優勝したい」という気持ちになっているのが見ててなんか良いですね。

逃げ切ることは果たして出来るのか

・・・さて、諏訪隊とは逆に、最終日に暗雲が立ち込めているのが水上隊と二宮隊。水上隊は最終日に水上以外が初操作というヤバい不利を抱えていますが、二宮隊はどうも千佳に何やら問題がある様子。二宮も「お前次第で勝てた対戦が2つあった」と言っていましたが、その何かがまだ解決していないまま最終日の戦闘シミュに望んでいるのでしょうか。

千佳ですから、考えられるケースは結構多いんですよね。単純に火力と防御以外の数値が低いコマなので、爆撃を掻い潜って近づかれると他のスナイパーよりも倒されやすいとか、同士討ちがあるならあの火力なので味方を巻き込む為援護が出来ないとか。仮に倒せなくても防御に専念させられたらその火力が封じられるのはランク戦でも戦闘シミュでも同じ。

或いは気配を感知するSEが戦闘シミュ上では再現出来ていない為、防御や回避の判断が上手く出来ないとか、単純に操作に慣れていないままだとか。

そもそもコマが増えれば増える程、1体2体の少ないコマを取り逃がしてしまう可能性は増えるので、接近されるリスクが上がって近づかれると終わりなスナイパーのリスクも高まっていく構造ですし。

上でも言いましたが同士討ちがある場合、相手だけでなく味方のコマも増えたら、それだけフレンドリーファイアも起きやすくなるので、諏訪隊とは逆に日に日に不利になっていくのが二宮隊の編成だったのかもしれません。

二宮とユズルの衝突は描きたいということらしいですし、次回はちょっとギスギスした二宮隊の様子を見ることになるのか。

・・・ところで、モニターに映っていた望月さんってどなたです!?そして旧ボーダーの生き残りの桐山さんも普通に名前が出てきましたが、お姿を拝見することは叶うのでしょうか。

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