今月のワートリは一挙2話掲載。無理はしてほしくないですが、掲載されること自体はありがたやありがたや。
ボーダーの赤いフリージア 生駒達人です。
イコさん、あなたは一体なんなんだ。3ページにも渡って存在しない記憶まで交えてジャックするんじゃあない!辻ちゃんが可哀想でしょうが!しかも大学生らしくやけにしっかりと丁寧な文体を整えているのが余計に草生える。あと水上の魂を四分割してどうするつもりなんだ、水上を元に戻す為に魂を手に入れた4人で戦えと言うのか。まぁ7日間計算ではギリギリ何とかなったっぽいから、そこは落ち度じゃないとは思うけども。
にしても、ようやくルールが発表された長時間戦闘試験、予想の一つではあったけど、A級全員vs臨時部隊全員という超大規模戦闘だったかぁ。これが最長で36時間も続くとなると、下手したら大規模侵攻をも上回る程の濃密な戦闘がしばらく続くかもしれない。遠征に行くまで更にあと数年掛かるかもしれないけど、行かない隊員の活躍が下手したらここで最後になる可能性もあるし、ここはじっくりとやって欲しい。片桐隊や草壁隊の全貌もようやく明らかになるだろうし。
けど、これはどういう指揮系統で戦うんだろうか。そこも気になる。それぞれが再編成して指揮系統を確立させるのか、忍田さんと桐山さんがそれぞれ指揮するのか、そういった点も気になる。二宮ァなんか案出せみたいに、前者の場合、誰が総隊長と言える立場に着くのかも読めないし。
そういえばA級部隊への「現段階での隊員達への評価・分析をどこまで正確に把握出来ているか」という試験があったが、あれが結果を分けそうな気もする。片桐隊や草壁隊は、結局あれからログを見たりしていなかったら玉狛第2の面々のことをよく知らないまま戦うことになるので、メガネの初見頃しがまた決まることもあるんじゃないかと思えてきた。特に草壁なんかは今でもジャクソンより強い?らしいし、オペも転送されるという条件なら修とタイイチ張る展開もあり得るから、その辺も期待したい。とにもかくにも、数年ぶりに念願のバトルがようやく目前に迫って来ました。
そして、7日目は特別課題もトラブルもなく終了、残るは隊長評価のみ。ここでも各隊ごとに個性が出てくるのが面白い。古寺は平等に全員100P分配、多分これが一番現実でも多いと思う。クルセンのそれぞれに分配した点を自由に入れてもらうってのも多そう。ポカリと弓場ちゃんだけが異なる配分をしたことにクルセンは何を思っただろうか。
キクッチーの遠慮が無い性格は、こういう時にプラスに働くな。働きの差がある以上は平等に100点という案は却下し、華さんの貢献には正当な評価をするべしと、本人も遠慮してしまうような所でも言うべきことはちゃんと言える。そういった面も含めた7日間のキクッチーに対しても加点が必要という話に繋がるのも、そんなつもりのなかったキクッチーへの正当な評価に繋がって北添隊は丸く収まってる。
一番びっくりしたのは二宮隊。どちらも遠征に選ばれやすくなるようにと、中学生組が190で自分含む他3人は40のみと、最大限に2人に配慮。まぁ、自分と東さんはここまでの試験&戦闘試験でもどうにでもなる側だし、加賀美は元から遠征を目指していないからってことかな。ただ、説明はしても話し合いはせずに評価を入れたって意味では、「隊長が評価する」という趣旨にちゃんと当て嵌まってる。意外と話し合って評価を決めてる隊が多いのよね。
他にも歌川隊は給料ボーナスを狙う漆間、村上隊と王子隊は遠征を狙うひゃみさん辻ちゃんと、元から試験に明確な目標を持ってる人には各隊長からの配慮が入ってる所もちらほらある。水上隊は・・・最後まで水上だったなぁ。完全に自分への評価は不要と。他の4人に渡せるものが評価のみとはいえ、自分への正当な評価を完全に切り捨ててるのは割り切ってるね。
ザキさんは自分とののさんが25ずつ、カゲ達3人が150ptとここもかなり極端。段々と挽回していった太一は勿論、安定した働きの犬飼が評価されるのは妥当と、カゲがそういう所はちゃんと好き嫌い関係なく見ているのは良いね。
若村隊も、自分は0だと念押ししたマリオちゃんはその通りにしたけど、半崎は0にせずに自分のを半分入れてる。自分は0だろうと思いつつも、全員の意見から折衷した感じの配分にして最低限自分にも入れたんだろうなという、ジャクソンの配慮を感じた。
諏訪隊は次回に持ち越し。修と香取が多くなりそうだけど、香取が修に自分の分もベットする可能性が普通にある。香取の目的がとりまるとのデートなので、その達成の為に修へ自分の分も回してくれとか言いそうな気もするし。何にせよいよいよ戦闘試験が始まりそうで、次回が楽しみだ。