ワールドトリガー 第211話 遠征選抜試験⑨ 感想

ボーダーの皆様こんばんは、今月もBBFを片手にジャンプSQでワールドトリガーを読む時間がやってまいりました。18ページで非常に濃密でたしかなまんぞくを皆様にお届けしております。

カトリーヌのニューフォルム、口を開いたウルティマ

1日目の試験終了を迎えた各隊の様子を少しずつ描写しているだけなのに、何故こんなに面白いのでしょうね。

まずは最下位となった諏訪隊。すぐさま修が香取をちらっと見るだけで面白いのに、次のページでカトリーヌが怒りを今にも爆発させようとしている新たなバリエーションの顔芸を披露してて爆笑不可避。何と言うか、香取隊だったら絶対に出さないような種類の怒りを抱えた表情って感じられるのが凄いよこの顔。

けど何とか喉元まで出掛かった言葉は抑え込んだ、偉いぞ葉子ちゃん。諏訪さんも含め修のトリオン切れが無ければ問題なかったって認識なので、やはり諏訪隊には不和が起きる気配は無さそうですね。

歌川隊はようやく漆間がまともに口を開いて会話してくれたのが本当にうれしいですね、皆様待望の時間ですよこりゃ。意外にも同い年の小夜子は「志岐さん」と呼ぶし、虎太郎には下の名前で呼び捨てしつつ小夜子への負担へ釘を刺しておいたり、想像されていたよりも協調性があってちょっとビックリ。

DVしてそうとか風評被害受けてるけど、今週の六田ちゃんの様子見てると、どうも並列処理が苦手そうなんですよね彼女。そんな彼女と二人三脚で隊を組んでいるからこそ、オペに負担が掛かることを嫌っているんじゃないか?漆間隊が2人チームなのって後から隊員が抜けたりしたんじゃなく、複数人を見れない六田ちゃんがオペをやるには漆間一人に集中するしかない可能性が濃くなってきた。ウルティマも六田ちゃんも見え方がだいぶ今回で変わって来た。

ユーマが小夜子の手を止めてたから順位が低いってのも事実だし、どこまでも現実的な考えと物言いだから誤解を招くだけで、思っている以上に良い子な気がしてきましたよ。もっとウルティマを掘り下げてくれ。更に言えば戦闘試験で漆間隊自体も掘り下げてくれぇ!

マリオじゃないよ真織だよ

マリオちゃんが真織って呼ばれてるのにむしろ違和感がある不思議。諏訪隊が最下位の理由を修のトリオン切れだと見抜くヒュース、修への理解度高いなお前な。千佳ちゃん以外の玉狛第2がワースト3なことも心配してないし、決して悲観せず過度に楽観もせず・・・ウルティマと気が合うんじゃないかヒューストンよ?

メモの有用性に気づいているのもヒュースらしい。ユーマともども、ネイバーらしく試験の捉え方が他の子達とやっぱり違うね。提示した課題の進め方も、「1人ひとりの能力を図る」のではなく「実際の遠征中に求められる能力を図る」って考えから来るものだし、学校の試験と同じようなものと捉えてカンニングや不正と思ってしまう笹森や半崎の反応がその違いを明確に示している。ヒュースはあくまでも遠征への適性を見極める試験としか捉えていない。

そしてその提案をどうするか決めるのは隊長であるジャクソン、と。即決出来ないのも真面目な根をしている若村らしい反応だ。やはりどこまでも若村には負担が掛かっていくんだなぁ。

ところで、越後製菓知ってるのかヒュース?ヒュースが越後製菓って言ってるだけで無限に笑えるんだが。

この試験の本質の見え方自体が変わりそう

千佳ちゃん、まさか米だけを限界まで入れて持ちこんで来るとは。我々は千佳ちゃんのお米にかける情熱を侮っていた。彼女のお米おいしいですは想像以上だ。そういえば焼き肉で一緒になったことをユヅルは知らなかったのか。

エプロンをかけたののさんのオカンっぷりが凄い。視覚的に「オカン」っていう圧が物凄いある。太一が手伝うと言った瞬間に身構えてるザキさんが完全に我々が理解している通りの反応ですね。下手に手伝いはせず任せるカゲもカゲらしい。

エプロンと言えば奥寺も。包丁の扱いが手馴れておるが、まさかの料理上手だったのか!?

そして最後は古寺が個人の成績表を見て何かを感じ、諏訪さんに何やら電話して終了。・・・え、普通に別の隊の人へ連絡したりしても大丈夫だったの!?そうなると課題の消化だって隊を飛び越えての協力が出来るし、戦闘シミュレーションで事前に結託とかも可能になるぞ。また試験の考察の根底が揺らぎそうな行動を取りおったな古寺ァ。

「課題を正面から解くことだけが能力の証明じゃない」とヒュースが発言したように、試験の性質的に今回の臨時部隊同士での同盟が生まれたりするんじゃないだろうか。隊の中で誰かに頼るのが問題ないのはここまで示されてきましたし、特別課題だって全員で意見をまとめて提出しました。ならば別の隊の誰かに頼るのも、それどころか別の隊全体に頼るのだって、相手が拒まないのであれば問題ないはずです。

華さんが言っていた「個々の知識や経験を総動員させて現場のデータを蓄積させる」を組織単位で見れば、「個々の知識や経験を共有する」ことになるので、全臨時部隊で解答を共有するという発想も出てきてもおかしくない。

しかし一方で順位がある以上、競争の原理が働いて別の隊が誰一人分からない課題については協力するフリをして間違った解答を教えて差を付けることも可能になるし、上述した戦闘シミュでの結託は徐々に点差が開いていった試験後半に下位チームが上位チームへ勝る為の有効策になりえます。が、それなら自分達に都合の良いタイミングで裏切ったり、共闘するフリをして出し抜くことも・・・オビニャンがユーマを2vs1で叩くフリして海を倒したりしてますし、そういうのも想定されてるんじゃないかな。チーム単位で戦術を考えて目的を達成するという視点では、問題解くのとランク戦に勝つのは、本質的に大きな違いは無いと思うんですよ。

つまりこの閉鎖環境試験は『目の前の課題を解く』という目的を提示して、各隊がそれをどう解決するのかを見極めたい。順位を競わせているのも、上位になるという目的を持たせて余所との「協力」「共謀」「裏切り」「蹴落とし」も含めて、どれだけの発想が出てくるかを見る為ではないのか?と私は思うわけです。

今の所、他の隊と協力しちゃいけないって規定はコマで読める分の規定の中にはないですし。葦原先生、世代的にもNARUTOの中忍試験やハンターの壺中卵の儀は勿論読んでいるだろうし、大いに参考にしているんじゃないかと。ただの課題テストと捉えている半崎や笹森が、白紙で提出したナルトと被る。

というか、私にはこの試験がワートリ版の中忍試験と壺中卵の儀に見えてきた。今後の展開次第では下手したら後に控えている戦闘試験よりも面白いことになりそうで俄然続きが気になります。

しかし他にもいるだろうに、古寺が諏訪さんに電話したのが気になる。何故諏訪さんなんだろうか。古寺なら一人で納得出来なければ他の隊にも連絡はしそうではあるんだが、最初に諏訪さんに掛けたのは諏訪さんなら答えられるという確信があるからだろうか。何にせよ試験の行方が1日目が終わったばかりなのに気になり過ぎる、色んな考察・想像をしながら次回を待ちましょう。

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