Thisコミュニケーション 第37話 名探偵 感想

綱渡りに成功したと思ったらとっくの昔に落下してましたなんてそんなことある?

竜野君もデルウハ殿も何やってんの?ねぇ何やってんの?

前回、7と8を上手く丸め込んだデルウハ殿。逃亡したイペリットを追った先は今までデルウハ殿と交信していたであろう新所長達の会議室、そして前回のラストに映っていたナイフを刺されてお亡くなりになっていた新所長こと竜野君とご対面。

デルウハ殿からしたら「何だよぉおもおおお またかよぉおぉぉおおおお」ってなもんです。一人出ただけでも丸め込むのに苦労したのにまーた自分がやったとしか思えない氏体が出てきたんですから。

とりあえずまだ7と8には見られていなかったので、置かれていたレコーダーと台詞集から使い方を一瞬で理解して生きている風に見せ掛けるデルウハ殿。こういう所の頭の回転は本当に早いね、けど何でそれに替館が乗ってくるのかな?

閃光弾の目くらましからの7と8の札害でナイフを回収し、何とか証拠は消し去ったデルウハ殿ですが疑問は山積み。替館を脅して情報を引き出し、かつ再生した7と8が納得する交渉をして出禁は解除されハントレスも5日あれば元通り、さぁこれで万事解決だと思いきや・・・

デルウハ殿はレコーダーに残された新所長の声に違和感。テープによる継ぎ接ぎを再生したら情緒が不安定に感じるのは当然だが、トラックをそのまま再生したのに情緒不安定になっている箇所もあった。つまり録音後にトラックを編集し、順番を並べ替えた箇所があるということ。それに気づいたデルウハ殿は正しい順番になるように再生するが・・・

替館に話を合わさせる為に聞こえない交信手段としてモールス信号を選んだのに、7と8はモールス信号を理解してましたっていうね。ガバ運ここに極まれり。。いやまさか前回からたった1話で崩壊するなんて流石に速過ぎない?完全に問題の先延ばしにしかならなかったですね。

何故新所長を自分が頃したのかも、同じことを繰り返して理解してしまったデルウハ殿。やはり竜野達イペリット利用派の研究の産物で、「人を素体にして生まれる人工イペリット」が増殖する尻尾付きの正体。つまりこの1か月半で起きている研究所の危機は研究所が自分達で生み出していたと。

が、どういうわけか人工イペリットは人間しか襲わない、対イペリット兵器にならない最悪の欠陥品。どういう会話が成されたのかは分かりませんが、竜野は頃される前にデルウハ殿にその欠陥を伝えた、もしくは伝えようとしていたようですね。

しかし才能に惚れ込んだ替館はその失敗を認めず、筆ヶ谷だけでなく師匠も既に人工イペリットにしていて、その欠陥もいずれ必ず解決すると信じて疑わない。ついには自分が尻尾付きになれば成功すると、自らイペリット化しようとする始末。完全にイカレてたみたいで。経緯は分かりませんが竜野の時は寸前で阻止したものの、今回は失敗。尻尾付きが更に増えるという展開に。

結果的に新所長勢力は長髪を除き全員が死亡した為、体制は崩壊して前の所長が中心に戻ることは出来るでしょうが、それも研究所の安全が取り戻せてこそ。7と8が協力してくれないならデルウハ殿はハントレス達が元に戻るまでの5日間を1人で乗り切らねばなりません。前回の様子を見ると仮に元に戻ってもハントレス達が即座に救援に来てくれるとも限らない気がして、果たしてデルウハ殿の運命は如何に。

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