ワールドトリガー 第214話 遠征選抜試験⑩ 第215話 遠征選抜試験⑪ 感想

2か月ぶりのワートリ最新話、多分みんな最後に同じことを叫んで、それまでの二宮や太刀川や香取が全部吹っ飛んだと思いますんで、僕も言わせてもらいます。

水上敏志ィーーーーー!!!!!!!!

こいつ完全に将棋の気分でいやがるぞ水上敏志

ワ民の誰一人として水上敏志がここまでヤバい男だなんて今まで思ってなかったはずなんですよ。ちょっとだけ閉鎖環境試験の始まりに不穏な空気を出したけど、それでも「生駒隊の参謀を務める嘘つきブロッコリー」止まりだったはずなんですよ。でも今日から水上敏志と皆フルネームで呼ぶようになる位この男は我々にとんでもない衝撃を与えてきました。

戦闘シミュレーション、まさかの一人操作。

最初、一瞬意味が分からなかった。煽り文を読んで画面もよく見て、ようやく理解した瞬間、「あー!あー!あー!かつてプロ棋士目指してた水上敏志ィー!!!」ってなった。隠岐が2回も将棋って単語出してたのも前フリだったのかもしれない。あ、そうだ隠岐、なにが「宇井ちゃん先生」だこのイケメン。そんなんだからイコさんが泣いてるんだぞ。

こいつひょっとして、普段のランク戦も将棋みたいにイコさん達を駒のような感覚で動かしていた疑惑が浮上してきて、一気に怖くなってきた。修や東さんとはまた別のベクトルで、異質な目線と精神を持ってる奴だわ・・・

戦闘シミュの説明文を削除した時、「この辺は今は必要ない」という心の声からして、全員参加という文言があったりした時は全員に情報を開示する用意があったと思うのですが、それが無かったのと、「どのユニットを誰が操作するかは自由」という文言があった為に、自分一人でやっても良いとこの男は解釈したんでしょうね。トレモの時間とか、他の人が別のコマを使うとか、取れるか分からない点の為に確実に取れる課題の時間を減らすのかとか、色々考えていた2か月の答えとして究極的なものをいきなりお出しするなんて少しは加減しろ猫先生!

他の隊員達は一秒たりとも戦闘シミュレーションでロスする時間は生まれず、恐らくボーダー隊員で誰よりも自分向きな水上敏志が専念するという、考え得る限り最大最高効率の役割分担です。これ以上の効率は間違いなく存在しないでしょう。実際諏訪さんもトレモに時間掛け過ぎることを懸念して、午前は課題消化する一方で昼からはトレモに時間を割いていますし。

しかも水上が操作する分、個々の駒を操作しているのが本人という先入観によって、本人ならしないような動きや作戦を取るだろうし、その点でも水上敏志に有利な盤面だと思います。

前回のジャクソンに引き続き、「ルールとして明文化されていない物に対する考え方」が、今回も大きく取り上げられたように感じます。中忍試験編みたいって感じたのはやはり間違いじゃなかったんだなぁ。

あと、リボンの武者14巻で出てきたネガティブリスト(禁止したこと以外は自由)とポジティブリスト(特定のもののみ許可)の考え方も、この閉鎖環境試験編には当てはまりそうに感じる。ここまで読んだ感じ、それこそ今回の水上が決定打とも言えますがこの閉鎖環境試験におけるルールはネガティブリストが前提で、ルールに明記されていないことについては減点された様子も今の所なく、どれだけルールや試験という言葉に縛られずに頭の回転なめらかすぎになれるかも今後かなり重要になってきそう。

この水上敏志総勢一名参陣も、今回ちょうど諏訪隊にいる隠岐や他の生駒隊の面々みたいに、水上の性格的にこういうことやりそうと気づけそうな人間がそこそこいると思うので、そこから発想が広がって戦闘シミュへの取り組み方や作戦も日に日に様変わりしていきそう。何せ得点の配分が5日間合計で最高6000点と、分担課題の5000点よりも多いので、選択肢を複数与えて優先度も考えさせるのには十分な配分となっています。

それと、隊長が全体を指揮するのか、個々の判断に任せるのか、水上敏志が一人で全部操作するのか、その辺りも隊によって特色が出そう。歌川隊は漆間の戦い方が戦闘訓練より先に見れるかもだし、遊真は親父存命の頃から脳内でのシミュレーションをずっとやり続けていたのが得意そうっていう発言に繋がってそうなのもあって、個人的には楽しみです。

懸念されていた若村隊も、ヘッドセットの音声読み上げ機能が見つかったことで、一切リスクを冒さずに堅実な方法で7日間を終える可能性も出てきた感がある。読み上げ機能の可能性に気づいたジャクソン偉いし、今回は自然とヒュースとかわいいかわいいマリオちゃんをサポートしようって雰囲気に意識が統一されてる。若村隊は隊長と隊員の壁が一番無さそうなのが、却って日が経つごとに良い方向へ作用するのかも・・・?

隊長が独断で動くことの考察

ただ、水上敏志はここまで戦闘シミュについては一切隊員には何も見せ猿聞かせ猿の内緒話で来ているので、むしろ不穏さが加速してる。効率重視の極みで情報の共有がされていませんからね。通信デバイスで隊員達に他所から戦闘シミュについて聞かれるだけでも一瞬でバレる。

それと自分が懸念しているのが、戦闘シミュの得点がチーム全体に均等に入るのか、参加した人にしか入らないのかがまだ不明という点。水上だけ内緒で個人点をがっぽり稼いでいるなんて思われたり、実際にそうなってるのが後でバレたりすると、チームとして崩壊しないか不安です。柿崎夫人照屋ちゃんにとっては全く支えがいの無い年上でもありますし。

もう一つ重要なのは、戦闘シミュ絡みでのA級評価が水上敏志以外の4人は全くされないってこと。ここを不安視している方も多いと思います。既に古寺が疑問視している部分だけに、総合は1位でもここが他の隊より低くなった場合、何が待っているのか・・・?

まぁ、最後まで水上が一人でやると決まったわけではないのですが、今の所はこの先の水上の思惑も分かりませんし。初日なら全部負けてもたった500点で済むから、この初日で自分一人で今後やれるのかを試してる部分もありそうだなぁ。もしかしてだけど、手応えがあるなら誰か一人だけが操作するとルールを偽造して各隊員のPCに送り、2日目以降は一人ずつ交代で操作するなんてこともあり得るでしょうか?それならば一応全員が戦闘シミュをやることになり、評価もしてもらえます。

ただ水上のPCで情報も戦闘シミュのデータも止まってるってことは、水上がもしも何らかの理由で全く動けなくなったりするトラブルが発生すると誰も戦闘シミュに参加出来なくなって不戦敗になるという事態が起こる可能性がある。戦闘シミュのデータも隊長のPCにまず送られるのは諏訪さんで確認済なので、水上隊だけ水上のPCにしか戦闘シミュのデータが無いのです。そこに加えて水上が何も言わないまま、水上自身が動けなくなったり、PCが止まったりすると・・・

詳細が分かっていない5日目と6日目の特殊戦闘シミュで逆に参加人数や参加するのが誰か明確に決まっていたりするという展開もあるかもしれない。もしも今の水上に落とし穴があるとすれば、今ある情報で今考えられる最大効率で動いてるので、後から呈示されたルールや不測の事態に柔軟に対応して軌道修正出来るかどうかが気になる所。最初から最後まで今のまま行けるという前提の場合、崩れた際の対処能力も見たいですよね。「ルールは大人の手の中にある」し、後からルールが変わったり追加されることが無いなんて情報もまだ無かったはずですよね?

ついでに言うと、現場の経験を集積するのが上層部の主目的にもなっていることを考えると、戦闘シミュにおいては知識や経験を総動員して隊が一つになって成果を出すという化学反応が水上隊では起きない為、そこも上層部からしたら水上敏志のやっていることは好ましくないんじゃないかと思う。せっかく正隊員でも屈指の学力◎チームなのに、その頭の良さを活かした状況判断や作戦の考案が戦闘シミュでは発生しないのは勿体なさすぎる。

隊員達は勿論、水上にとっても、普段は組まない隊員と組むことによって好ましい影響を受ける機会が無くなってしまうのは痛いだろうし、ある意味ではイコさんのいう「お祭り感」も正隊員の大半が未成年のボーダーには必要な気がするんですよね。

まぁ水上敏志や戦闘シミュのことは置いといて

太刀川はだめだ 俺の部隊に太刀川はいらない

声に出して読みたい二宮匡貴の今日の名言。真顔でこんなこと言うのお前くらいだよ二宮。それを観測して「はい二宮君減点~」と全く悪びれずポチポチするヒゲもヒゲだよ、何なんだこの20歳組w

香取も香取でまーた面白い反応いっぱいしてるし見ててホント飽きない。215話の1コマ目からまた新しい顔と「むうううう…」って新しい擬音をお出ししてくるし、バンバン机叩くし犬みたいに唸るし、挙句「クソゲーだわ」って嘆きがコマで見切れてて草が耐えられませんでした。ただ相変わらず理解は早いし、次から次へと疑問を口にしてくれるしで、この手の環境に向いた性格をしているなぁと改めて思いますね。

そうそう、地味に駒のステータス紹介で隠岐のステータス公開(トリオン8!?だからグラホ使う余裕もあるんだね)に加え、修もちょっとだけ強くなっていたのが発覚しました。BBFの情報が、遂に古くなる時が来るなんて・・・

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