ゲッサン2023年9月号 からかい上手の高木さん 感想 最終回告知がありました

おおおおおおぉぉああああああああああ。。。。。。

辛い、私は耐えられない・・・今月の掲載話の後に、「10月発売のゲッサン11月号にて高木さんは最終回を迎えます」という掲載がありました・・・前回が明らかに今までと違うお話だったわけで、悪い予感も一応していたのですが、よりによってそっちが的中してしまいました・・・辛い。

10年間も日常をお届けする形式の漫画だっただけに、読む側としても連載がいつまでも続くのが当たり前みたいな感覚だったので、それが突然時間が動き出して完結へ向かうというのはちょっと心の準備が必要かもしれない。アニメと同じ3年生の時間軸で、こっちではどんな決着が描かれることになるのか。

からかい上手の高木さん

ラストまであと3話、3年生編=最終編の2話目は「おまもり」。高木さんへの感情を自覚した西片君は、あれから陸上部に入部したらしい。ふむぅ、劇場版だと3年の1学期は何も触れられてなかったけど、原作では2人が当たり前のように一緒に下校していた毎日は突然終わりを迎えてしまったようで。高木さんの視点からその点についての心境も見てみたいなぁ。

なので雨で部活が中止になったので2週間ぶりに一緒に下校する2人ですが・・・待て。高木さんから「相合傘よろしく」と言われて普通に応えるんじゃない西片君。

2人の相合傘での下校と言えば、1巻の「傘」と表紙、14巻の「雨」、そして劇場版の冒頭等、高木さんの中でも特に象徴的なエピソードの一つですが、今までと違うのは西片君が高木さんを好きだと自覚していること。

なので高木さん自身の反応は今までと大して変わっていないけど、西片君の挙動がちょっと違う。終始ドキドキしているのは勿論なんですが、思わず頷いてしまったり、誤魔化すために勝負を提案して平静を装おうとしたり。あまりに新鮮な西片君。

極めつけに、雨が止んで「好きな人との相合傘が終わる」ことを意識してしまった西片君が取った行動は・・・西片君が自覚したことで日常の一つにもなっていた「相合傘」も下校の時間も、今までとは違う時間になったことがよく分かるお話でした。

決定的に何かが変わった西片君と、それに気づいているのかいないのか分からない高木さん。今回の話を読んだだけでも、今のこの2人のエピソードをあと何十本も読みたくなったのですが、残念ながらあと2話で完結。アニメでは2年の夏の話になっていた「夏祭り」を原作でやっていなかったのは、完結の話として取っておいたからなのかもしれませんね・・・ひょっとしたらその前日譚となる「約束」も、原作では初期に描いた唯一の3年生時のエピソードになるのかも。ともかく、覚悟を持ってあと2か月を過ごしていきましょう。

ゲッサン 2023年9月号(2023年8月12日発売) [雑誌] Kindle版

からかい上手の高木さん 20 画集「卒業アルバム」付き特別版 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事(一部広告)