ゲッサン2023年5月号 からかい上手の高木さん・くノ一ツバキの胸の内 感想

今月のゲッサンは「大ダーク」が目印。「春、うらら。」という文とサンコの絵面があまりにシュールでございます。

センターカラーはマンガ大賞を受賞した「これ描いて死ね」。同時発売の単行本3巻はゲッサンには珍しくゲッサン収録のカラー絵をカラーで収録してるそうです。

からかい上手の高木さん

今月のエピソードは「カラオケ」。アニメのCDのジャケット等で描かれたり、3期の文化祭の後でクラス一同で来たりはありましたが、原作の方で2人だけでカラオケに来るのは初めてだったはず。

100%片想いの特典欲しさに高木さんを誘ってカラオケボックスに来た西片君。・・・あのさぁ、それを世間的にはデートと言うんだよ西片君?高尾君達にバレたくないけど高木さんを誘って2人っきりでカラオケに来れるのよく分かんないです、はい。

そんなわけでデートと意識する恥ずかしさを回避しようとしつつ、いつも通り高木さんに上を行かれてからかわれる西片君・・・という、いつも通りの2人のエピソードに見えるのですが、色々とメディア展開も追っている人にはピンと来るエピソードかと思います。

というのも、先日ミュージックプレイヤー機能を残してサービスが終了したアプリの「キュンキュンレコーズ」は、カラオケ大会の練習という名目で服装や場所を自由に変えて高木さんが歌うのを観賞&タップする内容のゲームでした。

そしてストーリーはそのカラオケ大会の練習をする2人の様子を章仕立てで展開。そのラストが2人でカラオケボックスに来る、デュエットで歌おうとする、歌おうとしたその曲の最後の歌詞が恐らくどちらも共通のワードと、今回のお話と似た部分が複数あります。キッチリとチェックしていた人は、「キュンレコのラストっぽい!」と思ったかもしれません。

ひょっとしたらキュンレコのサ終に合わせて今回のお話を描いたのかもしれませんね。

くノ一ツバキの胸の内

前回、ツバキが男に会おうとしていたことは先生達にも筒抜けで、おまけに隠し事をしていたせいでサザンカを傷つけてしまいました。

結果、サザンカはあれ程慕っていたツバキを避けるようになり、他人行儀な呼び方に変わってしまい班の部屋にも戻って来ず。ツバキは勿論サザンカも沈んでしまい、この漫画とは思えない位重い雰囲気となってしまいました・・・

最後に残された希望は全く事態を飲み込めていない能天気なアサガオ。何だかんだ、サザンカと真正面からぶつかってあげられる彼女は戌班には必要不可欠なんだなぁ。

いよいよ次回で最終回。果たしてツバキの行く末は・・・?

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