くノ一ツバキの胸の内 3巻 感想

ツバキの感想は毎月ゲッサンでしか書かずに2巻で終わってたので、アニメが始まる前に単行本としての紹介用に感想を書いておこうと思います。

というわけで2019年7月に発売した3巻の表紙は未班のベニスモモ・ミズバショウ・トウワタ3人が目印。高木さんのアニメ2期の放送開始、それでも歩は寄せてくる1巻が発売したのもこの頃でしたねぇ。

リンドウ・自信が無い・バカ・そしてちっちゃい

3巻には計6話が収録。リンドウ絡みになるベニスモモ・ヒナギク・先生とツバキのお話3本、初めてメインの回となる子(ネズミ)班と亥(イノシシ)班の2本、そしてくノ一達が今より少しちっちゃかった頃のお話。

子班は楽観的なヒグルマと悲観的なハギ、その2人を率いて班長をやっているタチアオイという3人の班ですが、2人の意見の擦り合わせばかりで班長としての主体性が無いのがタチアオイの悩み所。

一方、亥班のドクダミ・アオギリ・シャクヤクは3人ともに武闘派の腕っぷし最強の班。武器もデカくて重い棍棒だったり刀だったりで見た目からしてパワーに溢れていますが、3人揃って方向音痴でまともに里に帰れない為に普段はいないという、力の代わりに何か大事なものを失ってる気がする残念な子達。

子班はそれぞれに個性的で3人揃ってきっちりハマるような組み合わせに対して、亥班は3人ともに似たような分かりやすさの記号を持った班という描き方がされていますね。

リンドウ絡みでは、ツバキが前巻でハナ先生から髪ヒモを取れたことを不思議に思い、リンドウを攫って秘密を握ろうとベニスモモが悪巧みしたり、未だ顔を見たことが無いヒナギクが自分より美少女ではないだろうとリンドウのお面を取ろうと躍起になった末にいつものオチをかましたり、ハナ先生に呼び出されたツバキとリンドウが震えあがる等、先生や他の班と戌班がわいわいやっています。

そして最後の昔話は、イタズラばかりで問題児だったサザンカがツバキを姉さまと呼び慕うようになった始まりの日。それぞれの班が決まった日でもあり、上級生も今の下級生くらいにちっちゃく、下級生は更にちっちゃい頃のお話なので、見た目的には何て言うか・・・幼稚園?

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