あしたは土曜日 春・夏 秋・冬 感想

からかい上手の高木さんのスピンオフ、「あしたは土曜日」をご紹介。ゲッサンではなく、毎週金曜発刊の読売中高生新聞にて一年間連載されていた作品です。

尚、2018年1月より放送が開始する高木さんのアニメ内でこちらもアニメ化することが決定。こちらもしっかり読んでおけば、更にアニメを楽しめることでしょう。

主役は高木さんではモブなあの3人

からかい上手の高木さんでよく出てくるモブの女子生徒3人がこの作品の主役。一番元気一杯で背が小さい日比野ミナ、クールだけど素直じゃない月本サナエ、振り回され系の委員長天川ユカリ。彼女達3人の日常をお送りする漫画です。

1巻2巻ではなく、春・夏、秋・冬と言う巻の分け方からも分かるとおり、1年間の金曜日を半期ごとに分け、春・夏は2学期開始直後まで、秋・冬はバレンタイン前後までを収録。

本当にただの日常

高木さんやキョーコちゃんのようなラブコメでもなく、本当にただ3人娘が学校や下校中や休みの日なんかを過ごしている内容が全てなので、ラブコメを期待して読むのは間違い。

完全に緩い日常モノといった趣で1話1話のページ数も短く、なにより中1の女子3人がメインなこともあり、現実でも普通にありそうな起で始まり、現実でも普通にありそうな結で終わる。

爆笑はしないけどクスッとはする、ひじょーにほのぼのとした作品。とてもあっさりしているし、百合要素は0。全2巻だし、読みやすい作品だと思います。

また、3人それぞれに特徴分けはしっかりされており、ミナなら表情がコロコロ変わる所、サナエなら素直じゃない所、ユカリは一人だけ恋する女子な所など、それぞれに可愛い所があります。

イチャつく裏で、彼女達も一年を過ごしてる

西片君と高木さんがイチャつく裏で、他の子たちはどんな風に過ごしていたのか、そして3人娘はどういうキャラなのか、という想像の答えとなる作品。また、彼女達の親戚や先生の名前等、意外な設定なども判明したり。

この3人娘の誰かが気になっている人、山本祟一朗先生の作品の設定周りに興味がある人は是非ご一読を。

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