ワールドトリガーが休載なのでこれまでの閉鎖環境試験を振り返りつつ今後を考察する

2話掲載とか大丈夫なのか心配でしたが、10月4日発売のジャンプSQではワールドトリガーは表紙のみ掲載、本編は休載となりました。葦原先生、どうかご自愛ください。ワートリ民は皆、先生の健康とスローペースであろうとも連載がいつまでも続くことを願っております。

分担課題と戦闘シミュレーションのどちらを優先するべきか

10月からはアニメやショップも始まりますし、1ヶ月程度はあっという間に過ぎます。代わりにこれまでの閉鎖環境試験編の振り返りと改めて今後の考察でもしてみませう。

今一度整理すると、閉鎖環境試験で行うのは、

①全問回答が必要な「共通課題」(1問2.5点)

②回答者、回答数は決められていない「分担課題」(1問5点)

③イレギュラーに送られてくる「特別課題」

④勝てば加点、負ければ0点の戦闘シミュレーション

⑤A級の評価点

この4つ。それにA級の評価点が加わり、加点要素は5つ。①は最終的に全員同じだから除外するとして、隊全体で等しく加点されそうなのが③と④、211話の成績表を見るに個人は②と⑤が重要か。

改めて読み直すと、207話の時点で迅が発している「まだ善し悪しのものさしがない」って言葉の意味が、2日目に入ったばかりの現状でも既に大きくなり始めている印象。古寺隊はA級評価に疑問を抱いて2日目からの行動方針を変える等、隊によっては早くも動きに変化がある。

特に一番この言葉が掛かってるのは紛れもなく若村隊。ヒュースが提案した課題の解き方が「合理的な解決策」なのか「カンニングに当たる不正行為」なのか、現時点ではどちらか分からない為、一晩考えた末にジャクソンはリスクを回避する方向で行くことにした。この決定は早くも若村隊の今後を大きく変えたのではないかと思う。

あと、戦闘シミュレーション試験も発売日から日を開けて読み直すと気になる要素が満載。その点数がいくらなのかも大事だが、練習とかする時間が与えられているのかも重要な部分じゃないだろうか。

流石に戦闘シミュの点数が全体の割合で少なすぎることは無いと自分は思っていて、そこにトレモする時間も与えられる場合、課題をする時間を減らしてでも戦闘シミュでの勝率を上げようとする隊も出ると思う。もしもそうであれば、3日目位から「分担課題で確実な点数を得る隊」と「戦闘シミュで勝ちまくろうとする隊」「どちらも可能な限り取ろうとする隊」みたいに、少しずつ注力する部分が変わってくると思う。特に水上隊は頭の良さが強みだし、戦闘シミュの説明は初日に削除してたりするので、どこまで本腰を入れるかは注目どころか。

ただ、現段階では戦闘シミュは隊の全員に等しく加点されるものだと自分は考えているのですが、もしもそうなら分担課題を担当する人間と戦闘シミュのトレモに集中する人間に隊の中で別れた場合、分担課題を解いた人間だけ個人成績が得をすることになってしまう。加点の中身が細分化されている場合(例えば個人のスコアが高い程、別途加点される等)は分からなくなってくる為、戦闘シミュの内容が今後の方針を決める重要な要素になってくるでしょう。

あとは元の隊員以外であれば自由に連絡が取れる通信デバイスの使い方。戦闘シミュは隊同士の1vs1の総当たり戦と判明したので、以前に考察していた複数の隊で結託しての連携等は出来ませんが、古寺が初日から使ったように他の隊と直接情報交換も出来る為、この先は何かしらの取引を行う為にも使われるはず。今後の戦闘シミュは勝ちを譲ってくださいとか、そういう取引も内容によっては出来るだろうし。

ワートリで隊員同士がギスギスするのはあまり見たくありませんが、情報戦みたいな要素も含まれているのであれば、今後は権謀術数が入り乱れるかもしれないし、そういう時こそ修の力の見せ所。個人的には通信デバイスの使われ方が一番気になっています。

結論:次回を待て

結論として、現状で一番注目すべきはこの次に行われる戦闘シミュレーション試験の内容と加点方式、そしてその結果。特別課題を除けば、そこまで行ってようやく加点についての情報が出揃う為、3日目から各隊の動きが更に変わっていくと思います。つまり次回の話を見なければ分からないということだ。これから1ヶ月が益々待ち遠しくなった。

それと、香取は目ざとく色んなことに気づいてすぐ口にしているのは分かっていたが、読み直してみると本当にその頻度が多い。諏訪さんが言ってたように香取は評価点に繋がる鍵。荒れた時は勿論のこと、香取が気づいたことへの対処等で評価点を稼げそう。戦闘シミュもそれ以外も、諏訪隊はやはり香取がキーマンとなるでしょう。

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