ゲッサン創刊11周年号でございますが、先月で最終回を迎えた為ユカリちゃんは表紙にはいません。哀しい。
からかい上手の高木さん
一本目は「レンタルDVD」。休日にDVD屋さんでばったり遭遇した西片君と高木さん。今だとこういうCDやDVDのレンタルだけをしているお店なんてあるんでしょうかね?大体GEOや三洋堂書店みたいに、本やゲームやDVDも一緒に売っている総合ショップに近い所しか残っていないような印象があります。
借りに来たDVDが全部レンタル中で目的未達になったので、お互いに1本選んで交換して見ることを高木さんが提案。これは・・・勝負じゃないな、うん。高木さんはこういう時にただからかう為だけに作品を選んだりはしない子である。そして西片君もそれは同じである。
そしてうっかり良い所を紹介しようとしてネタバレに踏み込んじゃった西片君。うん分かるよ分かる、どこまで言って良いものか悩むよね、だからガルパンはいいぞとかが生まれたわけで。
しかし西片君がしっかり良いものを選んでくれたのが分かってる高木さんはそれを借りる。ですよね西片君が選んだものだもん見るに決まってるよね。でもネタバレしたお詫びに何かを言おうとして、結局言い出せなかった高木さん。
お詫びの代わりに、もう1本おすすめを選ぶことにした2人。高木さんが西片君に渡した2本目のタイトルは「いっしょにみようよ」。・・・言えなかったことを、渡したDVDのタイトルで伝える高木さん可愛すぎない?可愛すぎない高木さん?あれだけ普段からかえているのに、勇気を出せない時もあるという高木さんの意外だけど恋する女子中学生としてはあまりにも納得出来る一面が見れました。
いずれ、高木さんが勇気を出せない時に西片君が先に勇気を出すようなお話も見たいな、見れたら良いなぁそういうの。
二本目は「反射神経」。昼休みの図書室の2人、図鑑を取ろうとした所で手が触れあう。100%風に言えば「キュンキューン!」なベタベタな展開ですね。でもそこから何故か叩いて被ってジャンケンポンになるのが高木さんと西片君なのだ。
西片君と2人きりの時間、手が触れ合うわ勝負した後に2人で本を読めるわで楽しく過ごせて高木さんご満悦。西片君は退屈してるからからかって楽しんでいるのかと疑問に思いますが、その答えはずっと前に言っているのだ。あれが夢か本当かはさておいてね。
くノ一ツバキの胸の内
はっ、そういえば忍者物だし伝聞とかじゃなくて巻物とかに男の情報が書いてあるかもしれんではないか!というわけで表題に「男」と書かれた巻物が今回の中心に。
いつものようにアホをやって倉庫の片づけと掃除の罰を命じられたサザンカとアサガオ。様子を見に行った先(その途中ちょっとしたリンドウの残念な才能が明らかに)、掃除を手伝っていると「男」と書かれた謎の巻物がどこからか降って来たからさぁ大変。
見るペコ!見るペコ!と興味津々なサザンカとアサガオに対して、駄目也!駄目也!と興味津々なの隠しながら優等生ムーブをかますツバキ。結局2人を軽くあしらい、リンドウに後を任せて先生に届けに行く途中、死の森での巻物争奪戦中のナルトみたいにこっそり見ようとした所に先生が襲来。いかん、これは試験終了まで眠らされる展開だ!?
・・・と思いきや、中身は墨で塗り潰されていて何がなにやら。実は目に留まった男を無意識に写生してしまったのを慌てて塗り潰したという、先生の若かりし頃の過ちの品。先生も若い頃は普通に恋に恋する感じのくノ一だったんですねぇ、どうして今はこんなことに(おい
そしてそんなのと同じと言われるリンドウ画伯の似顔絵・・・なんてことだなんてことだ・・・
スクール×ツクール
2巻発売ということでセンターカラー。・・・なんだけど、何故に屋上でJK2人がビニールプールに入ってるんでせう?カラーの水着絵ってそういうものだっけ(汗 と混乱したあなたはご安心を、ページをめくったら裏で普通に可愛い水着を着た3人が拝めます。
屋上を占拠しているのに夏っぽいことはしてない!というわけできずく、ビニールプールを屋上に持ってきた。しかし、水が無い!ナルトみたいに螺旋丸で貯水タンクに穴を開けるわけにもいかないので、そこで今回のDIY。
屋上まで水道から水を運ぶ方法を早く簡単にする為、塩ビパイプで背椅子を作成。これに水一杯のクーラーボックスを乗せて背負えば、7往復程度で水が溜まるぜヒャッホイ!何かウーバーイーツかサムみたいな見た目になりそうですねと思っていたら、そもそも水一杯のクーラーボックスをどうやって背椅子に乗せるんだという新たな問題に直面・・・
結局、蛇口があるんだからホースで直接入れればええべという先生の助言により、水を運ぶ問題は無事にクリア。今回はDIYがそもそも不要だったという珍しい回。当たり前だけどDIYが常に最適な解とは限りませんからね、より単純な方法でも良いこともあるのだ。女子高生たちはまた一つ賢くなった。