ガールズ&パンツァー 最終章第2話 ネタバレあり雑感 その1

SNS上ではまだネタバレは自粛ムードが漂っていますが、ブログは私のものなので別に関係ないので、もう公開から3日も経ちましたのでガルパン最終章2話の感想を綴っていきたいと思います。

しかし、今回は1話より10倍は衝撃があったので、何をどう語ればいいか分からないような所も多々あるかもですが・・・まぁ、とりあえず頭の中のことを書き出していきます。

54分の中でどれだけ本気だしたんだ

まだ今日の段階では2回しか観ていませんが、1回目を観終わった時は不思議と劇場版を最初に観た時と非常に近い感覚に陥りました。そして翌日2回目を観て、それが何故なのか分析した結果、正に劇場版を観たのに等しかった、もしくはそれ以上だと感じたのだと思います。私が感じたのは「2時間でやった劇場版を、更に54分にまとめた作品」という印象でした。

ふと気づいたのですが、全体の構成が劇場版と非常に似通っているんですよ。まず1分で分かるSDキャラのあらすじ紹介、その後試合が始まって、試合が終わったら大洗の町、そこからボコミュージアムで、各校の試合の様子を流しながら最終章ver.の学園十色です!が流れ、そして後半の試合が始まる・・・という流れ。ほぼ劇場版と同じ流れです。

狙っているのかは分かりませんが、劇場版はまず冒頭からガンガン砲撃音や走行音で興奮させ、試合外のシーンでクールダウンさせてから、後半の試合で再び熱い戦闘シーンをやる、という構成ですが、確かにこれは視聴する側からすれば理に適っているように思いますね。

それでいて、戦車戦での見せ方や迫力は、明らかに劇場版から更に進化していました。激しい撃ち合いにドッグファイトはいつものことですが、その動き方や見せ方が、劇場版よりも洗練されていたように思います。水辺で浮きながら戦う特二式、飛び交う曳光弾。仮に音が無くても戦車がただ動いてるだけでカッコいいと感じられる位、興奮するシーンが一杯あったように思います。玉田の乗ったチハが画面手前側から勢いよくフェードインして止まり、再度前進するシーンとか物凄くカッコよくなかったですか?

劇場版を54分にまとめたというのは構成だけではなく、戦車戦のクオリティという意味でも劇場版のような、いや劇場版以上のものだと感じたのです。

戦車もキャラもどちらも主役

そして今回は戦車だけでなくキャラの見せ方も良かった。特に西さん。泥地から空を見上げるワンカットや、突撃(実際は違ったけど)に突撃で応えてその勢いのまま流れるように号令を出そうとしたシーン等、西さんの描かれ方が凄く良かった。

劇場版の頃は一人だけ未熟な隊長と言う印象でしたが、見せ方を変えるだけでこんなに美しくカッコいい隊長になるんだなと驚かずにはいられませんでした。今回の2話を観て、西さんへのイメージが大幅に塗り替えられた人も少なくないのではないでしょうか。

無線を聴いてびっくらこいたマリーや数が合わなくて仰天している押田、ガングロになったりドッペルゲンガーで驚いているそど子や旗を撃たれたのを見ちゃったお銀など、ギャグテイストが少し多めだったのも今回の特徴かな。

後退しようとする安藤のシーンみたいに後方からの視点で映すワンカット等、今までなら戦車だけを映していたようなシーンでも、今回は車長もしっかり映っているシーンが多く、戦車戦においてもキャラの存在を有効に使っていたと思います。

というか、大洗女子は勿論のこと、知波単の計10名も含めて大半の既存のキャラ+今回新登場の各校の生徒まであんだけ一杯出して、その大半を声付で(兼役も結構いるけど)54分の中に納めてるって控えめにいっておかしいのでは・・・(汗

もう完結まで何年でも待ちます

今回の戦車戦は劇場版の時以上に興奮しましたし、キャラもBCの3人や知波単を中心に一人一人をしっかり立てていて、この辺は信頼と安心のガルパンですが、それが劇場版からどちらも更に進化していたと思いました。

こんなに興奮して楽しめるものを作るなら1年半も掛かっても仕方ないですし、あと4話もこれ並かそれ以上のものを作るならもう何年掛かっても待ちますので、3話以降も毎回興奮冷めやらぬものが出てくるのを切に願っています。

ネタバレ無しの感想はこちら。

ネタバレありの感想その2はこちら。

ネタバレありの感想その3はこちら。

ネタバレありの感想その4はこちら。

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