ガールズ&パンツァー 最終章第2話 ネタバレあり雑感 その4

土曜はちょうどコーハツに行っていたので、夜にそこから歩いて梅田ブルク7に行って3回目の視聴をしてきました。54分と短いおかげで天神橋と梅田を往復してご飯を食べて再びコーハツに戻ってちょっと遊んで帰れる余裕まである。素晴らしい。

ちなみに消しゴム風戦車はルノーB1でした。自分とは別に観に行った兄も一つくれましたが八九式。M3と交換してくれる人いないかなー。

「優勝校」だけど「強豪校」ではないのでは?

思えば劇場版は知波単と組むエキシビション、他の学校と組んだ大学選抜戦だったので、優勝後に大洗が単独で他の学校と戦ったのはBC戦が初めてなんですよね。

マリーが「干し芋みたいな子達」と言ったように、最終章の大洗って「優勝校」「王者」という大層な肩書が付いてしまって、実際の実力以上に過大な評価を受けて見られているような気がします。リボンの武者とか今まであんこうチームが人外みたいに扱われていたし。

それこそTVアニメの時は戦車を笑われる・数で不利・チビとハンバーグが煽ってくる、みたいに散々舐められていたはずなのに、優勝しちゃったもんだからどいつもこいつも強豪みたいな目で見ていて、挑む側だったはずの大洗が王者として他校に挑まれる側になってしまった。

実際にはアンツィオ戦を除いて、ギリギリの綱渡りを二度、三度と成功させたからこそ勝利出来たわけで、次があったら普通にボロ負けしてもおかしくないわけです。

でも優勝校になったからと言って大洗女子学園は何も変わっていないんですよね。やってることはTV版の頃と変わらず、自分達に与えられたカードを最大限に使って勝つ、という戦い方で、他の強豪校みたいな余裕の勝利、という展開は無い。BC戦では先に包囲され、最終的には4輌まで減らされた上で勝利。知波単戦では既に6vs9という状況に追い込まれています。(重戦車ばっか先に落とされているのは展開的にも狙いがありそうだけど)

劇場版での杏とみほの「厳しい戦いになるな」「私たちの戦いはいつだってそうです」という会話は、今も昔も、大洗女子学園の戦車道を端的に表した言葉なんだなぁと思いました。

「主人公」だけど「主役」ではない?

・・・そもそも、今回は桃ちゃんの留年阻止が目的で、桃ちゃんの家庭事情も明かしたので大洗女子一同としては勝たなきゃいけない空気になってはいますが、みほはもう自分の戦車道見つけちゃったし廃校も阻止したし、主人公だけどみほ及びあんこうチームが主役である必要性って無いんですよね。最終章は大洗女子学園の新たな戦いだけど、その主役はもう大洗女子じゃないような気がします。

じゃあ誰なのかと言うと、むしろ大洗と戦う各校なんじゃないかなと。前述のように王者になった大洗は挑まれる側になったこともあってか、挑む側であるBCや知波単は、TV版の頃よりも相手校の描写としては割合が増えている。

BCは大洗の偵察を見越した一世一代のトラップを仕掛け、知波単は突撃脳を捨て撤退まで行うようになるなど、TV版の頃の相手と違い、「格上である大洗に何としても勝ちたい」という思いが伝わってくるし、大洗と戦うことで成長している。負けたらそこで退場ではあるけども、どっちが主人公なのかと言われたら、今の所BCや知波単の方が主人公っぽい。大洗は立場としては挑戦を受ける側になり、他校にとっては超えたい壁という扱いに見えます。

そう考えると、仮に決勝戦の相手が黒森峰である場合はエリカからしたらリベンジであると同時に、学校単位ではなく個人としての壁であるみほとの戦いになる&TV版のみほみたいに自分の戦車道を見つける戦いになるので、「王者大洗に挑む各校の物語」として考えたらこの上なくふさわしい。

一方で、大洗はまだ聖グロに勝っていないので、聖グロが相手だった場合は大洗が挑む側に戻るわけで、これはこれで最後に大洗が主人公に復帰するので、「大洗女子学園の新たな戦い」のラストとしてはふさわしいわけです。

個人的にはやっぱりエリカvsみほが見たいですが、大洗が聖グロに勝つところも一度は見てみたいというのも本音ですけどね。

ネタバレ無しの感想はこちら。

ネタバレありの感想その1はこちら。

ネタバレありの感想その2はこちら。

ネタバレありの感想その3はこちら。