ASTRO BOT:RESCUE MISSIONを遊んでみた PSVRの傑作だぞこれ・・・!

体験版を遊んで、わずか数時間後に購入してきた「ASTRO BOT:RESCUE MISSION(アストロボット:レスキューミッション)」。まだワールド1をクリアしただけですが、現段階でも大々々満足な程の面白さ。

本当にこのゲームは、凄い。今年一番の衝撃。VRゲームというものの真髄を見ました。

基本は超シンプルな3DアクションにVRをドッキング

このゲームはPSVR発売と同時に配信された無料コンテンツ集「THE PLAYROOM VR」というゲームの中に収録されていた「レスキューミッション」というゲームが元になっていて、それをブラッシュアップさせたものになっています。まだ買ってない方でも、レスキューミッション→体験版の順番に遊べば、その進化の具合が分かることでしょう。

ゲームとしては画面奥に向かって進んで行く3Dの三人称型アクションゲームで、宇宙船がエイリアンに襲われて乗っていたbot達が惑星に散り散りになってしまい、一人助かった主人公のAstro(アストロ)を操作し、bot達を救出しながらステージのクリアを目指すというもの。

基本的な操作は左スティックで移動、□で攻撃、×でジャンプ。そして□押しっぱでチャージアタック、×押しっぱなしでホバー移動と、2ボタンと左スティックだけの非常にシンプル。1ステージ自体もそれほど長いわけではなく、それでいてチェックポイントも多く、残機制でもないので何度死んでも大丈夫と、難易度自体と非常に優しいものとなっています。

これだけだとただのシンプルなマリオみたいなゲームでしかありませんが、そこはVR専用のゲームとして作られただけあり、VRゲームとして楽しんでもらう為の設計が数多く為されており、この点が普通の箱庭型アクションゲーム等とは一線を画す面白さと楽しさに繋がっています。

360度隅々まで自分で見渡すVRの世界

操作するアストロの後ろを、プレイヤーの分身となるロボットが追従する形式(↑のアストロの後ろにいるの)になっていて、これがカメラとなります。要するにこのゲーム内におけるプレイヤーはマリオ64のジュゲムで、プレイヤーはアストロを操作しますが、カメラはプレイヤーが担当することになるわけです。

これがどういうことかと言うと、ただ真っすぐ進むだけだとそれに合わせてカメラが追随していくだけになってしまうのですが、そこはVRの世界、ぐるりと見渡せば様々なものに気づけるようになっていて、そこに前述したbotの救出要素を上手く組み合わせています。

スタート地点だけでも、振り返れば隠し通路やコインが置いてあるのは当たり前。気づかずスルーしてしまいそうな箇所でも、見下ろせば下の方にbotがいたり、横を向いてみれば怪しい岩があったり、見上げてみれば妙な飛行機が飛んで行ったりという具合。

場所によってはカメラが動かず、プレイヤーが奥を覗き込んだり、後ろを向いたりして足場の位置を確認しながら進めていく箇所もあります。また、このカメラとなっているプレイヤーの分身であるロボット自体にも当たり判定があり、敵の攻撃が当たると一定時間カメラにヒビが入ったり、オイルで汚されたり。

また、ステージによっては宝箱からコントローラへの追加装備を入手し、それを用いてアストロだけではどうにもならない道の続きを作り出していくことになります。特にボス戦では、アストロ→プレイヤーの順番にボスを攻撃することでダメージが与えられるようになっており、疑似的な協力プレイで倒していくことに。

ゲーム開始時点から、プレイヤーはカメラ担当と一部アクション担当として、しっかりとVRの世界に存在しており、アストロとの二人旅をしているわけです。

そしてbotは近くにいると救助を求める声が聞こえてくる為、ある程度の範囲で360度ぐるりと見渡してみれば、必ずどこかに何かが見つかります。普通にプレイするとまず一度でbotを8人全部見つけることは出来ませんが、注意深く世界を見渡しながらやり直して色々試していけば、誰でもbotを救出出来るようになっています。

つまり、TPSではありながら、自然とVRの世界を隅々まで自分の目で見渡し堪能しながらプレイするように設計されているのです。この点が非常に巧妙だと思いました。

次へ進みたくなる世界観と助けたくなるbot達

風景の美しさについては語るまでもないことですが、そもそもの世界観そのものが素晴らしい。ワールド1からして、普通の町、天空の工事現場、洞窟、渓谷と、カービィで言えば1ワールド全部に海があるとか、そういう共通性がありません。1ステージ1ステージ、全く違う顔を覗かせるのです。毎度毎度新しい体験が出来る為、次のステージへと進みたいと思わせてくれるようになっています。

また本作の救出要素となっているbotは、彼らを一定数救出しないとボスに進めない為に救出が必要不可欠なのですが、まずOPからして宇宙空間でエイリアンに一方的に攻撃されて、何の罪もない可愛いbot達は散り散りになってしまいます。

そして各ステージで待っているbotは、ただ震えているものもいれば、ステージに合わせた格好をしたり、ビーチでバカンスに興じていたり、一人ひとりが違う待ち方をしています。更に助ければ画面内のコントローラーのパッド部分に入ってきて、どんどん増えていきます。

増えるたびにボット達はこちらへ向けて手を振ってくれるし、ゴールでは救出したボット達が一斉にゴール台に飛び出し、アストロと一緒に踊ってくれます。勿論助けていないボットはいない為、次は8人全員救出してゴールしたい!と思うのは当然のこと。とことんプレイヤーが愛着を持てるようなデザインがされており、自然と救出意欲を持たせてくれます。

これは操作するアストロも同じで、ステージ開始前と終了時はコントローラーの中に入ってくる他、ステージ中でもこちらを向くと笑って手を振ってくれます。そして宇宙船内は助けたボット達と戯れることが可能な癒し空間となっており、アストロとボットの可愛さをとことんゲーム内で堪能出来るように作られております。

まぁ色々言いましたが

とは言え、結局VRゲームってのは動画ですら面白さの3割も伝えられないゲームなので、私がこのように面白さを伝えようとしても、どこまで伝えられるか分かったものではありません。

遊ぶ以外の方法では全然面白さを伝えられない、しかし遊べば絶対にその面白さに衝撃を受ける。ASTRO BOT:RESCUE MISSION(アストロボット:レスキューミッション)」は、そんなゲームになっています。

これの為にPSVRを買っても絶対に後悔はしないでしょうし、VRを持っている人はこれを遊ばずに他のVRゲームに興じるのはあまりに勿体無い。2018年現在の、VRゲームの最高傑作の一つだと断言します。

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