恨み来、恋、恨み恋。 4巻 感想&レビュー (旧ブログからの移設記事)

(記事作成日 2016.11.21)

恨みでもあり、恋でもあった。

3巻発売より4ヶ月、「恨み来、恋、恨み恋。」の4巻が、本日発売となりました。

今回はゲーマーズ限定で、秋タカ先生描き下ろしイラストを使用したメタルチャームも同日発売となっております。店舗限定とはいえ、このようなグッズが販売されるのはガンガンでも非常に珍しいことなので、ファンの方は是非ともゲットしておきましょう。

4巻の店舗特典

 

また、今回も店舗特典が充実。左から順に、

・ゲーマーズ、4巻&メタルチャーム同時購入特典、10話のセンターカラーのブロマイド

・とらのあな、恒例の小冊子。今回は「悪魔も踏むを恐れるところ」とコラボしています。

・アニメイト、夏歩と咲直の描き下ろしイラストカード

・ゲーマーズ、閃のプロフィールカード

となっています。チャームもあったので今回は少しだけ出費が増えましたが、何、気にすることはない。

ほぼ全編バトルの中で、夏歩は・・・

さてさて、4巻は先月までガンガンjokerに掲載されていた分が収録されています。透也が子国本家を襲撃し、その決着が付くまで。非常に区切りの良い所で終わっています。

ほぼ一冊が丸々バトルだけになっているので、1~3巻までのような日常部分はゼロ。なのでバトル部分はあまり好きじゃないという人は、今回は少し不満があるかもしれません。おまけに朱華の出番は全く無いので、朱華が好きな人も不満があるかもしれません。

咲直は妖怪と戦い見せ場がありますが、彼女もあまり大きくは目立ちません。表紙にもなってるように、今回は夏歩と恭一の二人がメイン。

この4巻ではバトル回の流れの中で、夏歩がこれまで恭一に抱いていた気持ちは恨みか、それとも恋なのかという1巻から長らく続いてきた問い掛けに答えが出ます。

恭一を殺された恨みで透也に挑んだ結果、その恨みと恭一への恨みが違うと理解し、涙ながらにその胸中を打ち明けながら、亡骸となった恭一に口付ける。一連の子国本家でのバトルは、この夏歩のキスシーンの為にあると言っても過言ではありません。

戦闘が終わった後は相変わらずな人見知り少女に戻ってはいるものの、全体的にバトル回に見せ掛けた夏歩(ついでに咲直も)の変化、成長の話と言えるでしょう。

頼りになる女、再び

また、この4巻には読切版の恨み恋の後に掲載された別の読切、「タヨタレ」が収録されています。何故これが収録されているかというと、最新話にこのタヨタレのヒロインをリファインした午国現当主「午坂遥菜」が登場しているからです。

名前も漢字が違うだけで読みは同じ、髪型も性格もほぼそのままです。こちらのヒロインも良かったので、読切で終わるのは勿体無いと感じていたのですが、まさか、あの読切がこういう形で恨み恋にも反映されるとは思いませんでした。

こうして見比べると、透也のデザインはタヨタレの桐谷君が元になっているんですね。桐谷は「とうや」と読めますし、名前も元にしているのでしょう。最新話で瀕死の透也と遥菜が出会うのですが、その為の透也の外見だったのか!と驚かずにはいられませんでした。

最新話では透也のバックボーンの真相や恭一復活の理由も明かされていますので、5巻の発売まで待てない!という方は是非ともjokerを手に取ってみてください。

一区切り付いて新章の始まり

次の5巻は来年春の発売予定。どのような展開になるのか想像も付きませんが、夏歩が恋を自覚した以上、恭一との絡み方もまた少し変わってきたりするかもしれません。

読める人はjokerで毎月読みながら、読まない人は春まで楽しみに待ちましょう。