Thisコミュニケーション 第26話 明星 感想

ちょうど旅行に行っていた間にジャンプスクエアが発売して読むのが遅れましたが、Thisコミュの感想を今月も書きましょう。

吉永君がちょっと可哀想になってきた

吉永君with二本足イペリットを討伐する為に行軍していたデルウハ殿withハントレス。前回やってた拠点丸ごと移動という荒業により、全員に十分な休息をさせながらも交戦の翌日に討伐戦を仕掛けられる範囲まで迫ることに成功。

・・・したのは良かったけど、あまりに早く来てしまった為予想していた場所に吉永君はおらず、後ろを取ったつもりが後ろを取られていたのだった。まぁデルウハ殿の言う通り、予想通りに事は運ばんわね。

二本足を吸収して吉永君はめっちゃ強くなったが、ハントレスには敵対心が無い為、却って吉永君という知性を得たことで二本足は弱くなったとデルウハ殿は分析。しかし二本足の能力の底が見えないので、底を見せる前に速攻で仕掛けて仕留めようという判断を下した模様。

ところでデルウハ殿、「俺はハントレスに酷いことをしている悪魔と信じていて、お前たちを救う為に俺をボコボコにしたがっている」って・・・どこか・・・間違っていますかねぇ??

しかしやはり強大な力を持つ二本足イペリット、攻撃の当たらない透明化に加えて、曲げて距離を稼ぐことで近距離でも威力を出せるビームを繰り出す初見頃しでデルウハ殿達を敗走に追い込む。この結果には吉永君もご満悦。敗走を繰り返せばハントレス達の心はあの悪魔から離れていくぞはははははは・・・おやぁ?まーたデルウハ殿が血塗れになっているんですが。いつものように嫌な予感がしますねぇ・・・?

そこから3日間の間に何と5回も攻撃を仕掛けるハントレス達。しかも攻撃の度に、段々二本足を切れるようになっている上、何度も敗走をしているはずなのに士気は上がっている。何とも不可解な状況の中、吉永君目掛けて放り込まれたむつから記憶を読み取って吉永君は悟る。

今月のデルウハ殿は、いつもの1時間以内に頃して記憶を消去に、時間帯が把握しにくい現場の状況も組み合わせ、その5回の攻撃全てが最初の奇襲に失敗した翌日の攻撃だと思い込ませていたのだった。

なるほどぉ、これなら少しずつデータを集めて検証を繰り返して効率の良い戦い方を模索しつつ、ハントレス達の記憶は最初の奇襲に失敗した所で止まってるから、士気は下がりようが無いどころかどんどん効率良く戦えるようになっていくから士気も上がる。さっすがデルウハ殿、あまりに合理的で完璧な作戦だなぁー!!

むつの記憶が残り続けていることに目を瞑ればなぁー!

はい、今月のデルウハ殿やらかしポイント。短期間に何度も頃され何度も二本足と戦わされるループに、むつが耐えられると思っていたこと。耐えられるどころか、もうこんなことさっさと終わらせたいと思う程にむつは憔悴。吉永君が言うように、「まともな人間はこんなこと正気でやれない」。むつはデルウハ殿が思う以上に「まともな人間」だった。

結果、デルウハ殿が言わせようとした吉永君への言葉は、むつからの吉永君自身への拒絶の言葉に変わってしまい・・・その言い間違いが、吉永君を絶望へと叩き落し、むつの体は貫かれてしまうのでした。コミュニケーションって難しいな!記憶を消す薬を打つと復活の時間がズレるから今回は打てないという仕様がこんな最悪の形で活かされるとは、いやはや見事な構成。

それにしても吉永君可哀想。むつに裏切られたと知った直後に拒絶までされるとか。今まで自分がやってきたことは何やってんとか、認められるわけがないよね。次回は多分ハントレスにももう容赦なくなるだろうし、吉永君with二本足がどこまで大暴れするのか、そしてそれを最低殿がどんなデルウハな策で破ろうとするのか、楽しみですね。

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