遂に、長時間戦闘試験編の開始!サブタイトルが「遠征選抜試験”Ⅱ”」に変わりました。およそ4年半くらい、本当に長きに渡った閉鎖環境試験編も終わり、いよいよワートリの売りであるトリオン体バトルが次回(来月は休載なので12月から)また読める時が来ました。
THE少年漫画
細かいことは置いておいて、全キャラ全部隊を紹介から開始という、こんな最高の引きで始まる云年ぶりのバトル、もうそれだけで今回は最THE高!流石に葦原先生は少年漫画の壷を完璧な形で抑えてます。
1次試験のトリガーをまだ持っておくことは何か意味がありそう。これを使ってユーマのヴィザ爺戦みたいにトリオン体→トリオン体の騙しが使える可能性はあるだろうか。あれって本部や玉狛支部がどういう観測してたか、他の隊員達が知ってるのかで変わってくるかも。
前回でただの聖人イケメンと判明したオッキーが防衛任務を気にしているのは解像度更に上がるなぁ。多分イコさんは顔と雰囲気がイケメンだから妬んでるのではなく、子ども達にもあんなに好かれてる羨望がちょっと入り混じってる気がしなくもない。カメラ目線やめい。
那須さんは試験に出ない代わりに防衛任務の監督かぁ。B級上位の隊長だし納得よね。残念なのは天羽もそっちに回ったので、試験中に防衛に出張る事でもない限り、彼の詳細は明らかにならないままということか。
どんなフィールドなのかイマイチ予想が付いていなかったけど、実際には市街地ABCを全部一纏めにしたような感じの超広大マップだったか。それこそ大規模侵攻のようにいくつも戦線があちこちで出来るような感じになるかもしれない。葦原先生だから心配はしてないが、どんな時間管理で進行していくのだろう。
指揮官は遠征経験者はNG、隊員達の中でやる方式か。本部やオペが全体を俯瞰して指揮やサポートする普段と違い、完全に現場の人間達だけで臨機応変にやっていかなきゃならない。これはA級もB級も大変そう。
特に情報収集をどうやって行くのか。B級はキクッチーの耳と小夜子の目があればかなり正確に掴めそうな感じはするが、A級はトラッパーが複数いるし、ワープとグラスホッパーで広域からの観測も出来そうだからどっちも強みがあるんだよね。何より専門と思われるスポッターの尼倉ちゃんがいる。1部隊規模ならともかく、A級全体で情報を共有できるとなると尼倉ちゃんの脅威度は跳ね上がりそう。まず彼女を潰す方向で動くのはありそう。
指揮官決めはガロプラ戦を想起したけど、今回も実質最年長の諏訪さんが案を出して周りが納得する形で即決め。東さんと二宮はなれないのもあって意見を出すだけだし、これもガロプラ戦での経験から言葉にせずともそういう流れになった感があるね。
修はB級2位の実績、及び閉鎖環境試験でも諏訪隊の成績は恐らく修の力によるものだと分かっているからか、全員が進言に傾聴しているのが何か感慨深い。頭良い組は数の有利も分かってるし。持たざるメガネがこれ程一目置かれる存在となったか。
何より、形は違うけど仏先輩がかつて鋼に言った「戦う時は味方同士」なのが今。ランク戦であれだけ激しく競い合ったB級の面々が全員味方だからこそ、例えA級部隊が相手でも何だって出来そうに思えてくる頼もしさがありますね。一方でユズルが危惧するように、それをもA級は上回ってくるだろうという怖さと期待感もあります。
「オッサム」はROUND8を観戦していた宇井ちゃんは知ってて、香取と光が知らないの細かい。王子と修が揃うとお互いの思考を補完する関係になる感じで、やはり知略面での相性は凄く良さそう。他のB級と大規模侵攻戦じゃ殆ど絡みが無かったのも今回の為だった可能性もあるし、修がどう協同していくのは非常に楽しみです。
にしても数字で改めて見るとガンナー1位シューター2位スナイパー1位こなせんさーむらさんボス雷蔵クローニン実力派エリートetc、こいつら全員100ptなのやっぱおかしいよ!マッチアップも気になる所だが、特に修は支部長を含め誰とぶつかってもおいしいし、受かれるか五分五分という迅の予知からして、間違いなくここが分水嶺になるだろう。
ともあれ本当に本当に楽しみでしかない、恐らく5年は普通に掛かるだろけど、その間間違いなく毎回楽しいを超えた楽しいが読めるだろうし、これまでと同じく毎月追うのは変わらないけど、人生の楽しみが今明確に一つ増えたような感覚です。