流石にこんな展開は予想できなかったキン肉マン305話の感想

2020年最初の肉の更新だああああああ!!!!

・・・と、意気揚々とページを開いた私を待っていたのは、地獄のシンフォニーで頭の中をシェイクされたかのような衝撃と困惑であった・・・

はい、というわけでね、ついぞサタンも姿を現して、マリキータの死体に憑依するとか、オメガの祖先を蘇らせるとか色々と私も予想していたわけなんですよ、この3週間。・・・なのに、いや、この展開を予想しろっていうのが、それこそ訓練された肉読者ほど不可能ですよ。我々が訓練されているのを逆手に取っているかのようです。

お前いきなり実体化ってどういうことやねーん!?

マリキータが完全に死んだっぽくて、それに対するアリステラの反応が「うわ・・・あ・・・あ・・・」って声にならない声を出している所に、絶望がまざまざと感じられて凄く悲劇的なシーンから今年のキン肉マンは始まった。・・・ここまでは普通に少年漫画っぽいと思う。

しかしですね、昨年最後の更新でも「体を乗っ取るつもりだった」と言ってるし、かつての将軍様の件にバゴア将軍の件も併せたら、肉読者には「サタンは何でかは知らんけど単独では現世に実体を持って現れることが出来ない」っていう認識が刷り込まれているわけじゃないですか。

そのサタンが「私が自ら手を下してやろう!」とか宣言した次のページで突然胴体と四肢が生え、更に空の空間をぶち割ってリングに顕現したと思ったら、その姿もあっさり捨て去ってサタンとキン肉族と将軍様とかが全部融合した感じの巨漢として登場という、ちょっと待ってくれゆでたまご先生、2020年最初の更新でもう僕の頭は理解が追いつきませんというものですよ。

どう考えても、ここからサタンとラスボス戦なんて誰も思ってないですもん、前シリーズで言う所の最初の無量大数軍ポジションだもん六鎗喀。なのにいきなりサタンが訳の分からん姿でリングに降臨とか、もう訳が分からない。2020年もゆでワールドは絶好調だぜぇ・・・

で、誰がこれを止めるんだ?

出て来ちゃったものは仕方ないんですが、ボロボロになったブロッケンやアリステラじゃ当然相手になるわけもありません。ピークアブーを守った時のように身を挺してアリステラを守るアタル兄さんの姿に、やはり兄弟だなと感じたりしましたが、割と状況は深刻。

結局のところ、外に今いる超人で新たな敵を抑えられる存在がいないってのはその通りだったわけで、皆やられてしまいましたよ。煽り文を見る限りだと、アリステラがここまでボロボロになっても戦うのでは?とも思えますが、もうラスボス戦になるのは速いなぁ・・・と思う。

やっぱりジャスティスマン、来てほしいなぁ・・・でも仮にジャスティスが戦うとしても、ジャスティスがサタンを倒すのは展開的に無意味だから途中で絶対に邪魔が入る。ダメージ入った状態でラスボス戦が始まるのは駄目だろうからジャスティスvsサタンは無いと考えておく。

慈悲の心に目覚める土壌は整ってはいる

ただ、サタンがマリキータを殺したことによって、アリステラにとってサタンは「マリキータの仇」になり、しかもそいつが今目の前にいるおかげで、ザ・マン打倒という一族の悲願よりも優先する事項が出来た。

そも人間が憎いって聞かされてきただけで実害受けてないのに人間憎みまくってるホーディと似たような感じで、代々受け継がれてきたから抱いてるザ・マン打倒と違い、マリキータを殺されたのはアリステラが目の前で受けた実害だから、自分自身が受けたことに対する復讐、仲間の敵討ちという明確な違いがある。

正直、どうやってアリステラに一族から託された復讐を捨てさせて慈悲の心に目覚めさせるのか?と思っていたのだけど、自分自身が受けた実害の為にアリステラに復讐の戦いをさせるのであれば、そこをクリア出来そうな気がする。

憑依されたマリキータとの戦いになって、マリキータの為に倒すって展開で慈悲の心を目覚めさせられるのでは?とも予想していたが、どちらにしろザ・マン打倒の復讐心はアリステラに簡単に捨てられるものではない。しかしここでアリステラにアリステラ自身の復讐の戦いをさせれば、復讐という暗い感情ではクソ力の真髄には決して至れないことが身を持って痛感でき、慈悲の心に至る・・・という展開も行けるんじゃないかな?と思うのですよ。

そして慈悲の心に至れば、サタンを倒せてザ・マン打倒も捨てて星は救えてめでたし。仮にこのままラスボス戦になるかはともかく、最後はアリステラvsサタンになりそうだなと今週は予想しておきます。

・・・で、寝ようとしていたら

織田信長=サタン説というのを見てしまい、寝れなくなってしまいました。

そうですよ、この世界の織田信長って「オメガの祖先がかつて作ってる途中だった抜け道を掘り進めて超人墓場へ侵攻して全てを手に入れようとしており、ザ・マンに啓示を受けた明智光秀に討たれた」というあのオモシロ起源説で説明されてるんですよ。

あの時は本当にただのオモシロ起源説でしかありませんでしたが、織田信長と言えば別名「第六天魔王」。大魔王サタン、サタン=魔王、魔王=信長。確かに名前的な繋がりがある上、元から侵攻しようとしていた上に殺されたんですから、ザ・マンを討ちたい動機は十二分にある。更にザ・マンを討つに留まらないだろうから、神達にとっても脅威。

そしてあのデカすぎる体はオーバーボディの可能性もある。キン肉族のマスクの意匠もあるが、よく見たら形状的にちょん髷がちょうど隠れます。・・・これは本当に信長=サタンなのか・・・?

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