先日、京都a-choでのカオスブレイカー大会にて、何年ぶりかにお会いしたダイノレックス仮面に大会で敗れ去った為、私はダイノレックスから逃げられなくなってしまったのだった。
なんやこのゲームは!?
という方に説明すると、1992年にタイトーから発売されたアーケードゲームで、恐竜を操作する対戦格闘ゲームです。アマゾネスの女王を手にする為、男達が手なずけた恐竜同士を戦わせて最強の男を決めるという設定で、世界観とか背景とか、中々にロックなゲーム。
そしてキャラは6体の恐竜がいるのですが、どいつもこいつも鳴き声がクッソうるさい。何せゲージ貯めが咆哮、ラウンドに勝っても咆哮で、とにかくギャオンギャオン叫びまくるのです。そんなやかましい恐竜達が尻尾でサマーソルト決めたりジャンプしたり、トリケラトプスが後ろ脚だけで立ってダバダバ走りながらタックルを決めてきたり、ボーナスステージでは夢という設定で現代都市で大暴れしたりと、本当にロックなゲームです。
操作自体は2ボタンだけとシンプルなのですが、ガードが↓だったり必殺技が上から3/4回転とタメの2種類で全キャラ共通となっていたり、92年という時代にしてはかなり他の格ゲーとは差別化が激しいです。地味にダウン追撃という概念を格ゲーに初めて搭載したゲームでもあったり、そのあまりの独特さ故に今でもコアなファンを掴んで離さないゲームと言えます。
まともに遊んだこと無かったし、この機会に遊んでみるかーと初めてみたものの、やはり独特過ぎて満足に動かせない始末。とりあえず知見を得て、咆哮で溜めるゲージで使えるAB同時押しのパワー技をぶち当てていくのが解っぽい。・・・のだけど、CPUが妙に迎撃能力高くて、その出掛かりを対空で潰されたりして初戦からメチャクチャ苦戦。
何とか2戦目に進んだと思ったら、今度はトリケラトプスの2本脚立ちバタバタタックルが妙に強いせいで初日はこいつでリタイヤ。難易度も下げた上でガードも使ったり、タックルが見えたらその頭にパワー技をぶつけていく方針で2日目にこいつもぶちのめしたりして何とか進めていけたのだけど、5戦目のスティギモロクで断念。こいつの尻尾引きちぎりてぇ・・・
とりあえず1回でもクリアするまでは投げ出したくありませんが、2日間やって分かったことは2本先取だと非常に苦しいゲームだということですね。普通にCPU戦クリアしてEDを見るなら苦行極まりない行為だと気づきました。明日以降にぶち〇してやるからなスティギモロク、そしてティラノサウルス・・・!
翌日
1先にしてスティギモロクも突破、そして最後のティラノサウルスと調教してたおっさんもぶちのめし、私はダイノレックスとなったのだった。ぶっちゃけ本当のラスボスは間違いなくスティギモロクだと思う。ティラノサウルスは図体がデカ過ぎるせいで当たり判定が大きすぎ、コンティニュー1回で突破出来てしまったのだった。