それでも歩は寄せてくる 3巻 感想

毎週読んでて単行本も買っていながら、感想が2巻で止まっていた「それでも歩は寄せてくる」ですが、来週からアニメも始まりますので復習を兼ねて3巻以降の感想を今更ですが書いておこうと思います。

ドッキドキの文化祭の始まりはじまり

今日も真顔でうるしが「んあっ!」ってなっちゃうことを言ってのける田中君。かと思ったら先輩の気持ちになるですよ!と言われてうるしみたいな?ニヤついた顔と指し手でうるしの真似をし始める。これも全てはうるしも将棋ももっと深く理解したい為。・・・うーん、真面目なんだけどどこか変だな?

そして近づく文化祭。うるしと一緒に回りたい、つまりデートがしたい田中君は対局しながらぐいぐいとお誘いをかけて約束を取り付けることに成功。迎えた当日、文化祭仕様で装いがちょっと違う可愛いうるしの売り子を手伝って、念願のおデートが始まるのだった。田中君はすごく嬉しそうだ!

先輩らしく田中君をエスコートしようと背伸びなことを言っちゃううるしは今日も可愛い。マキに人生初デートとバラされちゃって顔を真っ赤にして開き直るのも可愛い。そしてうるしの初デートの相手になれた田中君は歓喜に打ちひしがれていた。・・・君ホント表現がオーバーだな!?

やって来ましたタケル君と桜子ちゃんのクラスの出し物はお化け屋敷。受付には着物を着た桜子ちゃん。可愛い。タケル君が2人を良い感じになれるように驚かせるか見張る為、タケル君の入っている箱に桜子ちゃんも入って来ちゃったもんだからタケル君が絶叫しちゃった。そしてうるしはガチでビビらされてガン逃げすることになった。やめて桜子ちゃん!そんな天然アタック、タケル君の理性が持たない!

田中じゃなく歩

そんなあっちもこっちもドキドキした文化祭も終わり、タケル君のように自分も下の名前で呼んでほしいとお願いした所、最初は恥ずかしがりながらもうるしから「歩」と呼ばれた田中君は喜びに打ちひしがれるのだった。相変わらずオーバーだけど良かったね歩!ここからうるしは歩と呼ぶように。

その次のお話も冒頭から歩と呼んでおり、すっかりこの呼び方にも慣れたうるしですが、寒さ対策を考えた結果ダンボールにすっぽり収まるという、部長の威厳はおろか拾ってほしい猫みたいな絵面に。

更には歩が今持っているDVDをエッチなものと勘違いして焦りまくったり、ダンボールを気に入ったのか部室に入って来た歩を驚かせる為にダンボールで隠れて待ち構えるというどう見てもバレバレで歩も判断に困るイタズラを仕掛けるも返り討ちになったり・・・

とまぁ相変わらず部長としての威厳、どこ・・・?みたいな日々を過ごしていたらいつの間にやら年末も近づき、このままだと歩が年内全敗で年を越すので駒落ち戦を提案。6枚落ちで対局することになったけど歩が勝ったら告白しようとしているのに気づいてしまったうるし、ハンデ有りだけど絶対に負けられない戦いが始まってしまった・・・!

まぁアニメ放送前の現状で11巻も出ていることから分かるように、歩があっちの意味で告白出来る日はまだまだ先。部長と部員の奇妙な将棋ライフは年を跨いで進級してもまだまだ続いていきます。

すぐ表情がころころ変わりよく真っ赤にもなるうるし、出番は今回少ないけど強烈なインパクトを残していった桜子ちゃん、マイペースなマキと3巻も女子の面々は変わらず可愛い。そして田中君の真顔なのにどストレートでオーバーな感情表現も見ていて面白く、1,2巻が合った人には今巻もおすすめの内容となっております。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事(一部広告)