ゲッサン2018年7月号 高木さん・ツバキ・ユカリちゃん 感想

OVA付の単行本発売も来月に迫る「からかい上手の高木さん」の最新話等が載ったゲッサン7月号が本日発売となりました。今回は連載100回目を迎えた「信長協奏曲」が表紙&巻頭カラー、更に扇子の応募者全員サービスがあります。

からかい上手の高木さん

一本目は久々に入学間もない頃のお話「呼び方」。これまで沢山の方が想像してきたであろう、高木さんが「西片君」呼びをやめて「西片」と呼ぶようになった切欠のエピソード。いやー、ずっと読みたかったお話、遂に来ましたか。

先に西片君の方から呼び捨てにしようとして失敗して、むしろ高木さんの方が先に西片呼びをしたらしっくり来てしまい、そこから西片呼びが始まったと。呼び捨てしようとした西片君にずいっと近づいてじ~と目を向けてる高木さんが可愛い。

まだ西片君を掴み切れていないのか、それともまだ惚れたわけでもないからか、高木さんのからかい方が少し現在と違うように感じました。多分気のせいではなく、時期を考慮した台詞回しや展開になっているのでしょう。・・・そういえば西片君、結婚しても「お母さん」呼びだし、こないだの話でもうっかり「高木さん」呼びしてたので、その後も高木さんのことはずっと高木さん呼びだったのかも・・・?

ちなみに高木さん曰く、「呼び捨ては仲の良い友達に親しみを込めてするもの」らしいので、つまり出会って間もない頃から呼び捨てを始めた高木さんは・・・?と考えるとちょっとニヤッとしますね。

二本目は「あっちむいてほい」。いつものように高木さんの日直を手伝いに来た西片君。もはや当たり前になってるんだな爆発しろ。今朝はあっちむいてほいで勝負を仕掛ける西片君ですが、そこはそこ、いつもの浅知恵では高木さんに敵わず。予想通り、夕べ見たテレビの知識。

毎度のことですが、西片君がテレビで付けた知恵は大体高木さんに見破られます。何の番組を見てるか確実に見極められてますねこれは・・・逆に高木さんに思惑通りに顔の向きを誘導され、二度負ける西片君。ストレートにからかわれたら取り乱してどんな風に動くかもとっくに見極められているんですねぇ・・・というかたまには普通に日直の仕事しようよ(汗

恋に恋するユカリちゃん

今回は昼休みを過ごす三人娘のお話。暇で暇でミナがぐで~んとしていて、何かいつもと違う遊びをしようと腕相撲を始めました。どうやら2巻の「腕ずもう」の頃のお話のようです。本気で勝ちに行っている負けず嫌いなミナ、淡々と処るサナエ、精神攻撃に走るユカリと、三人の個性がばっちりと出ていて面白かったですね。

・・・が、ミナはそれもすぐに飽きてしまったので、何故か鏡文字の練習が始まり。最後はサナエがこっそりミナに優しくするも、ミナがサナエにほっぺを引っ張られるいつものオチ。割とサナエはミナに優しくすることが結構ありますが、大抵はミナの方がそれを台無しにしちゃうのでいつものオチに繋がってしまうと。いつになく、あしたは土曜日の空気を感じました。

更に今回は、来月発売する高木さん9巻に付いているOVAのアフレコレポート漫画も掲載。原作のプール回の連載当時の裏話等も含めて、色々と興味深いことがレポートされていますのでこちらも要チェック。

くノ一ツバキの胸の内

高木さんシリーズだけでなく、こちらも1巻が7/12に発売です。

今回は未(ヒツジ)班の3人が登場。ナルトみたいな根性系忍者のトウワタ、眼鏡トラッパーのミズバショウ、そして天才を自称するだけあって凄い強いベニスズメ。さ、更に増えるですと・・・今何人くらい出てきてましたっけ。多分15人くらいはいたような気がするんですが。

天才だからと努力をせず勝手気ままなベニスズメに努力の大切さを知ってもらおうと、後輩であるトウワタがツバキにお願いをしに来ますが・・・?ベニスズメ、人気出そうな子だなぁ。