いつものように12日発売だと思っていたら11日の金曜日に発売でした。高木さん15巻は2月に発売することもアナウンス。
からかい上手の高木さん
一本目は「力の使い方」。日々の腕立てで着実に腕力を付けている西片君、遂に木村君すら持ちあげられるようになりました。・・・に、人間やめないよね西片君?しかし調子に乗って掃除用具入れを持ちあげたら窓ガラスにぶつけてしまい居残り掃除に。うん、使い方を誤った例ですね。こういうのって親が弁償することもあるからその後の西片君のお財布が心配だ。
そして当たり前のように居残り掃除をしている西片君をからかいに来た高木さん、そこで勝負を仕掛ける西片君、最早様式美。力にちなんで指定されたものを持ちあげられたら勝ちという勝負に、高木さんは自分を持ちあげるように指定。毎度のように西片君は迂闊である。褒めちぎるという意味の持ちあげるも速攻で封じられる始末。
しかし棚の上から落ちそうになった段ボールを見て咄嗟に体が動いた西片君、高木さんを抱く格好に。恥ずかしくて振り向けない西片君は、高木さんが赤くなっているのに気づかないのであった。くぉー、ユカリちゃんがまだ連載していたらここは絶対に目撃していただろうに!咄嗟に西片君が動いて高木さんを助けようとする展開、何度見ても双方の反応が良いですなぁ。
アニメのOPで必死に力入れて高木さんをお姫様抱っこしている西片君ってカットがありましたが、その内涼しい顔で出来るようになったりして。何にせよよくやったぞ段ボール。
二本目は「微熱」。朝起きたら体調が変だと感じたのか、熱を測ったら微熱だった西片君。けど休んだ後のことを考えてそのまま登校することに。今にして振り返ると、皆勤を狙う子ってきっと微熱があっても無理してたんだろうなぁ。
道すがら、当たり前だけど高木さんと一緒になった西片君、微熱なのを誤魔化そうといつもより不自然な様子を見せたことで高木さんに感づかれ、熱があったら負けという勝負を挑まれる。
恒例の神社で朝から二人っきり、おでこをくっつけ体温を測られる西片君。高木さんだってドキドキするわいこんなの。神社だといつになく距離が近くなることが多いイメージがあるのは私だけだろうか。ともかく負けたので今日の西片君は家でおやすみ。西片君や高木さんが学校を休んだ日の放課後エピソードも見たいですな。
それにしても、連載が終わってからユカリちゃんで見たいエピソードがガンガン増えていくのズルいべ・・・
くノ一ツバキの胸の内
今回は各班をメインにしたショート三本。山で迷子になり、このままだと飢え死にして白骨化する未来を想像してしまいわんわん泣き出してしまった虎班のイタドリとウメ。通りがかった人に発見され助かったと思いきや、現れたのは迷子になってて里に帰れていない亥班の面々だった・・・
だ、駄目だこれー!方角が分かる方法を編み出したと豪語するも、その方法とは棍棒をバット代わりにグルグルして頭がふらふらした後に向いた方向を示すというただの運頼み。当然、危機感を覚えた2人は脱走。2人はなんとか無事に帰れましたたが、亥班は未だに森の中を彷徨っていることでしょう(汗
お次は卯班。ホトトギスとカゲツに対して、容姿でコンプレックスがあるらしいムクゲ。何か自分がパッとしないなぁと思った彼女は、顔に妙なペイントを施してみた。・・・あ、これ勘違いして間違ってるパターンだ。カゲツの創作意欲は刺激されたものの、ムクゲの闘いはこれからも続くようである。
最後は丑班。シオンとスズランがいつも甘やかせてくるので、逆に自分が2人を甘やかせばこっちを甘やかせることはないだろうと「甘え断ち作戦」を敢行したアジサイ。甘やかされるのはクセになるだろう、それに気づけば2人は自分を甘やかさないはず・・・
と思ったら、いつの間にか2人に甘える姿勢になっていたアジサイ。そう、甘やかされるのがクセになっていたのはアジサイの方だった!そしてシオンとスズランは甘やかすのがクセになっていたのだ!アジサイを甘やかそうとする2人の様子はまるで不審者、実は一番の危険人物なのではなかろうかシオンとスズラン・・・果たしてアジサイはこの甘えさせ地獄から抜け出せる日は来るのだろうか、恐らく無理だろう(笑