からかい上手の高木さん 13巻 感想

いつもと変わらぬからかいの日常。

山本先生の代表作品「からかい上手の高木さん」第13巻が発売となりました。アニメの2期も終わりましたが、原作の面白さは決して衰えることはありませんね。

そして今回の特別版は過去の扉絵やコマをあしらったクリアファイルカレンダーとスケジュールシール付き。確定申告の残業で店に行けるか分からずアマゾンで予約していたのに、発売当日でもまだ発送準備中だったので怒りのキャンセル、ギリギリ間に合って当日にとらのあなで購入出来ました。二度とアマゾンで新刊は買わぬ。

高木さんの掌の上で踊る西片君

今回もいつものように西片君が高木さんにからかわれるだけの最高の日々がお送りされていますが、一本目の「気配」は一切の台詞無しで、登校中に高木さんがひたすら西片君に姿を見えないように追い掛けるというちょっと変わったお話。

「散歩」では2人での散歩の途中に神社まで行ってヒカリの飼っている犬を誰にも見られずに存分にわしゃわしゃしていたと思ったら、高木さんにばっちり撮られていたり、「忘れ物」では高木さんの裏を読んだと思って教室へ忘れ物を取りに行ったら、既に教室で高木さんが待っていたり、今巻の西片君は高木さんに先回りされるケースが多いです。

今回の単行本の表紙元である「夕日」もその一つ。自転車を飛ばしてまで海に来るだろう西片君を先回りしてお出迎え。ちゃんと飲み物を渡す辺りが良い子ですよね高木さん。でもそんな高木さんと2人っきりで砂浜で夕日を眺める青春を送るとか、やはり西片君は爆発するべきだ。

海と言えば、「海水浴」では二度目の水着の高木さんがご降臨。高木さんだけに飽き足らず一緒に遊びに来ているすみれちゃんも勿論水着。しかも本編中では遠かったり見切れてたりしたからか、エピソードの後に水着のすみれちゃん全身描き下ろしがあったり。きっと山本先生ももっと描きたかったんだろうなぁ。読者的にもこれは良いものなのでウィンウィンですね。

そしてラストのお話「グリコ」では罰ゲームで「ちゅっ」という謎の擬音が。目を瞑りデコピンを待っていた西片君に対して、何かをわざと間違えたっぽい高木さん。デコピンでは無さそうな気がする西片君の反応からして、これは恐らく・・・これまで何度も「あれ」が出来たら西片君の勝ちだと言っていた高木さんが、まさかの先に「あれ」をやった・・・?真相は高木さんのみが知る。西片君が出来るのはいつの日か。

今回も安定の一冊

その他、「願掛け」、「魔球」、あのハンカチがまたも登場する「値段当てゲーム」等々9本のエピソードが収録。また巻末には以前twitterに掲載された中学生ちーの4ページ漫画が収録されていたりと、今回も安定した面白さで2人のからかいの日常の日々をお送りしています。