四連休で高知へ旅行してきました ③四万十川と沈下橋と大歩危峠と帰路

3日目は二手に分かれて旅行することになり、自分は川遊びがしたい組で行動。というわけで、朝はまず四万十源流の里のすぐ近くにある沈下橋へ行ってみました。車一台しか通れない、手摺もガードレールもないこのビジュアル、他県民からしたらたまんねぇー。

しかもその下に流れる川はこれですからね。水がどこまでも澄んでいて、しかもすっごい冷たくて気持ちいいのです。・・・とは言え、四万十川は川底に石が敷き詰められた川。流れも場所によっては強いし、足を捕られると洒落にならないことも起こりえます。四万十川での川遊びはそりゃあもう楽しいですが、綺麗なものには何とやら。場所には十分気を付けて遊びましょう。

そうそう、こちらがサワガニ君の雄姿です。どこにでもいるから凄いよね高知は。

美味いもの食って温泉入れば人は幸せなのだ

川遊び後は特に予定がありませんでしたので、目的地を一応決めた上で本日の旅行がスタート。

で、まずやって来たのは昨日も来た「かわうその里すさき」。つまり・・・どういうことか分かるな?

朝からまた藁焼きの鰹のタタキを食うんだよ!四万十ポークの串カツも一緒によぉ!

しかも昨日はゆずサイダーだけで遠慮しましたが、この日は朝の10時位にノンアルコールの一番のやつまで開けちゃいました。朝っぱらからこんな贅沢が許されて良いのだろうか。いや、良い。良いに決まってる。美味しいものを食べることは何よりも優先される。我々本当に鰹ばっかり食べてましたが、何回食べても煉獄さんみたいに「うまい!」「うまい!」ばっかり言ってて全く飽きませんでしたからね。だって高知の鰹、あまりに美味いんだもん。

そんな感じで朝から満足した後、めっちゃ山道を走りながら今回の目的地へ向かう。途中からずっと、吉野川を境に切り立った高所にある渓谷を走っていたので綺麗な光景だけど落ちたら洒落にならないなぁと思った。吉野川は水の色は勿論のこと、岩も若干水色がかってて不思議な川だった。ラフティングが盛んだし、完全にこの辺は吉野川を中心とした交通網や生活空間が形成されているんだなと思いました。

そうして着いたのがここ。・・・ただの岩肌に見えますか?では視界を下に向けてみましょう。

ド ン

ここは崖の上の駐車場だ!写真だとイマイチ分かりにくいかもしれませんが、ものすっごい高いです。

こっちなら分かりやすいでしょうかね?というわけでやって来たのが、「大歩危峠」の遊覧船乗り場。こちらの遊覧船は100年以上の歴史があるとか何とか。この吉野川を有する渓谷は「大歩危」と数㎞下流にある「小歩危」を合わせて「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」と呼び、国の天然記念物にも指定されている由緒正しい名所となっております。

・・・まぁ、今回はラフティングも遊覧船も乗りませんでしたが。ただ、下の遊覧船に向かって手を振ったら、振り返してきたのが嬉しかったですね。誰もが連休を楽しんでいました。

そしてこの大歩危峡の道の駅には、妖怪屋敷があります。・・・なんで?と思うかもしれませんが、あるものはあるんだから仕方ない。

この日のランチはこの道の駅にあるジビエカフェ。猪肉と鹿肉のハンバーグを挟んだ「イノシカチーズバーガー」と、徳島県にし阿波で作られた「天空の徳島柚子」を使ったサイダーをいただきました。

普段食べないジビエ料理を屋外の絶景スポットで食べるという贅沢。しかも対岸の崖を電車が走っているのです。何とも素晴らしいシチュエーション、非日常感と開放感で満たされたランチタイムとなりました。

せっかくこんな良い場所まで来たので、更に大歩危峠を満喫するべく我々は日帰り入浴が出来る「ホテル大歩危峡まんなか」の大歩危温泉へやって来たのだった。

この温泉、露天風呂がテラス風の作りになっていて、大きめの浴槽が一つと釜風呂が一つだけではあるのですが、そこから吉野川の絶景と川の流水音を両方楽しむことが出来る絶好のスポットを兼ねております。ロケーションを楽しむ露天風呂に入りたい方におすすめです。今回はここだけでしたが、大歩危峡には他にも日帰り温泉が多数設けられているので、もしも機会があるのなら他の所にも行ってみたいですね。

その後は移動だけで随分と時間を消費することになってしまい(高速道路で事故と料金所のETCが故障のダブルパンチで大渋滞になり下道を行かざるを得なくなったり、ナビでガバッたり)、源流の里へ戻って来れたのは午後6時前後。そこからまた少し川で遊んでから温泉へ入り直し、今度こそアルコールの含まれた一番のやつを呑んでから・・・

色々買い込んだもので、この日も宴を始めたのでした。まさかスーパーで売っているような鰹でも普通に美味すぎウェーブだとは・・・高知の鰹はどこで買ってもクッソ美味い。マジでこの県はどうなっているんだ。

事前に大歩危峠の道の駅で購入しておいた日本酒とすだちリキュールも晩餐で開封。個人的にこのすだち酒がグッドでした。味は三ツ矢サイダーが一番近いかな?三ツ矢サイダーがアルコール飲料になった感じで、非常に美味しいお酒でした。すだちと良い柚子と良い、四国の果物はどれも飲み物にすると美味しいですのう。

長い旅にも終わりは来るものだ

4日目の朝。この日が連休最終日でしたが、1日目の行きの渋滞を考慮し、どこにも寄らず真っ直ぐ帰ることになりました。その甲斐もあって渋滞とも無縁で始まりの場所へ帰ってくることが出来ました。

そういえば、帰りの途中で寄った淡路島のSA、前に寄っていた時は猫が一杯いた記憶があったのですがこの時は見掛けませんでした。真夏だからどこか別の避暑地に行ったのかな。

最後は全員揃ったので一旦解散。帰る人は真っ直ぐ帰り、昼飯を食べて帰る人は回らない寿司屋で旅行最後の豪遊をして、今度こそ三泊四日の旅行は終わったのでした。(上のツイには食べた寿司をぶら下げています)

総括すると、四国、というよりほぼ高知と徳島100%ですが、鰹がすっごく美味くて、桂浜の海や水族館はすっごく楽しくて、四万十川がすっごい綺麗で、大歩危峠はすっごい迫力で、都会には無い大自然に満ち溢れた場所で、ひじょーーーーーに満足した旅行でした。

ただ、山が大半な上に名所と名所の間が離れている為、移動が非常に大変。都会には無い大自然は、ぶっちゃけ移動の面においては大きな足枷なのもまた事実。四万十川や吉野川は、川の傍を走っているだけで観光になる部分もありますが、ある程度計画的に行きたい場所を決めておかないと、とてもじゃないですが回り切ることは出来ません。四国はおろか、高知県だけでも広すぎた。

次回があれば、この経験を参考に新たな旅行計画を参加するメンバーで煮詰めて再度四国へ上陸したいですね。

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