今月のゲッサンは3巻発売記念ということで大ダークが表紙となっております。・・・何となくこの時期のゲッサンは高木さんと桜の花がセットになっている表紙のイメージが付いていましたが、今年の春はそうではないですね。
からかい上手の高木さん
いつものように100%片想いにインスピレーションを受けた西片君は「推理ゲーム」を思いついた。うん、100%負けフラグだなこれ。質問を繰り返して正解に近づいていくという内容ですが・・・
さて、西片君と高木さんの大きな違いとは何であろうか。西片君が恥ずかしかろう!と思うことを高木さんはサラッとやれるし言ってしまうのだ。でももう一つ違うのは、どんな形でも自分のことを考えてくれると高木さんは凄く喜ぶということだ。まぁお約束というか、ここまで積み重なれば展開もオチも察しが付く、まぁいつも通りの2人のからかいの日々。
もう一本は「NGワード」。確かに高木さんはよく「ふーん」と言ってる。
( ´_ゝ`)フーン いやお前ではない、断じてお前ではない。
というわけで相手が紙に書いたことを言ったら負けの勝負を始めましたが・・・西片君、思いつくのはよく思いつくんだが、発想の元が元だけに、高木さんが一番言っているのは「西片」なのに気づかないのだった。どう考えても高木さんが一番言ってるのはそれじゃないか。それを警戒して「ニッシー」と高木さんが呼んでるのに。
・・・というか、お互いに一番言ってそうな言葉がお互いの名前ってなんだ、爆発しろ。
くノ一ツバキの胸の内
今回はコノハ先生と下級生の回。拘束術が得意で下級生を担当していること以外はあんまりよく分かってなかったコノハ先生の素顔に迫る。山本先生の描くクール系はサナエちゃんを筆頭に本当に表情が変わりませんが、その時の感情はしっかり分かる描き方をしているのが良い。
表情があまり変わらないのと不愛想な性格故か、純粋に好意を向けている子達も嫌われているのではと不安になってしまったみたいで、怒られる筆頭達は先生の部屋へ忍び込むことに。おい、張り紙張り紙。
けど、小さい子達の先生が子どもを嫌いなわけがないですよね。実際の所、彼女達の不安は杞憂に終わりましたが・・・それはそれ、これはこれで、勝手に部屋に入ったことへのケジメはしっかり付けるのだった。優しくそして厳しく、下級生の担当にぴったりですね。
スクール×ツクール
化学部に併合されたので、じゃあ化学室と化学準備室も使えるな!ということで様子を見に来たDIY部文芸部。しかし人が来たのを察知して中から鍵を掛けられるという予想外の展開に、きずくは工具をキーピック代わりに何かええ感じに開錠を試みるのだった。・・・おいおい。きずくの前に学校のあらゆる扉の開城は意味を為さないようだ。鍵いらず!
というわけで新キャラの化学部部員である矢野口由香ちゃん登場。ちょっとギャルっぽくダウナーな感じで、赤外線センサーを取り付けてまで一人の時間と空間を確保していたりと、中々に曲者。この子が加わることで一体どんな化学変化が起きるのか。
味噌汁でカンパイ!
センターカラーで始まりました修学旅行。まずは広島の宮島編。宮島の魅力を沢山紹介しています。読んでると行きたくなってくる。自分は20年近く前に1度行ったきりなので、また行きたい場所の一つではあるのですが。
しかし今回、味噌汁はお休み。元カレと噂になっていた佐藤ちゃんが、元カレとお店の中でばったり鉢合わせして気まずい雰囲気に。しかも相手は善もよく知ってる数也くんだったからさぁ大変。
苦手な恋バナだけど、八重としては友達を放っておけないし、善も数也くんのことを良く知ってるから同じ気持ちではある模様。友達の関係修復に動くことを決めた幼馴染2人、きっとその過程で自分達の距離感か関係にも変化がありそうな予感がしますが、さて。八重が興味を示した牡蠣の味噌汁は、どこで出てくるかな。