ゲッサン2020年2月号 からかい上手の高木さん・元高木さん・ツバキ その他感想

ドロヘドロのアニメが始まった今月のゲッサンは表紙&巻頭カラーで大ダークです。4匹の害悪最後の一人の紹介かと思いきや、後半が丸々サンコの宇宙料理教室というあまりに独特過ぎる作風には目が離せませんね。

からかい上手の高木さん

1本目は「相談」。誰が誰に相談するのかと思ったら、北条さんが西片君に相談するという珍しいお話。浜口の誕生日プレゼントに悩んで、西片君に聞きたかった様子。

北条さんが浜口について人に話すのは初めてかな?しかも大人なイメージと浜口への好意を崩さないような感じで取り繕おうとしてるけど、ダダ洩れになってちょっとポンコツみたいになっている所が可愛いですね。段々北条さんも出番が増えて素の部分がよく分かるようになって来ましたが、浜口のこと大好きな普通の女の子だ。

帰り道、そんな北条さんからの呼び出しが気になった高木さんは、自分も西片君に何が欲しいのかを聞きましたが・・・これだと、からかいじゃなくてただの質問になってますね。高木さんもそれに気づいていたのか、いじわるなことを聞いてゴメンと謝ってたり、何だかいつもと違う様子の帰り道。

2本目は「チョコ」。西片君は一切出ない、高木さんも一コマだけという北条さんと浜口がメインのバレンタインのお話。高木さんと西片君、中井君と真野ちゃんのバレンタインは明らかになっていましたが、ようやく来た北条さんと浜口のバレンタインのお話。

直接もらえたけどただの板チョコ、昨日材料を買って帰ったはずなのに、何故・・・ととぼとぼ下校する浜口君。に後から合流する北条さん。中学に上がるより前からの馴染みだからか、浜口が落ち込んでいる時の癖なんかも分かっているらしい。西片君達と違い、元から距離感が結構近いのもこの2人の特徴ですね。

浜口を元気づけようとしたのか色々話す北条さんですが、チョコを作っていたことがバレると一転してしどろもどろ。なんか、基本的に高飛車な感じで話そうとするけど、すぐにメッキが剥がれるの、うるし先輩に近いですよね北条さん。そこが可愛いけども。やっぱりこの2人、まだ付き合ってはないけど早くくっ付けとしか言いようがありません。

からかい上手の元高木さん

8巻発売の出張掲載ということで、今回は「氷」。西片君と高木さんは氷を持ち運ぶ勝負をしましたが、ちーは綺麗に張られた氷を割りたいらしい。冬の登下校って、氷を割るのが楽しかったなぁ。

割れた氷を見て、ちーがそれを運びたいことを見抜くおかーさんと、それを見ておとーさんのことを考えているのを見抜くちー。2人の子どもだから分かる娘と、親だから分かる母。体が温まったのは、ただ動いたからだけではないのでしょう。

くノ一ツバキの胸の内

モテるって、何やねん!?とリンドウに壁ドンするツバキ。サザンカ達も巻き込んで、リンドウによる「もて術講座」が始まった。・・・なんかくノ一らしいことしてるな!!

リンドウ基準で見ると、モクレンとベニスズメとツバキがモテそうらしい。あー分かる分かる、実際読者人気はこの3人がトップだと思うし。アサガオとサザンカは素材は良いけどガサツな感じだからなぁ・・・

と、ここでリンドウ先生によって2人をおしとやかな女の子にクラスチェンジすると、ツバキに豪速球ストレートがど真ん中ストライク!有能!リンドウ超有能!

しかしツバキがそれを見てなんかこういう感じだろとやってみるも、ただのギャグと化してしまい失敗。モテようとがっつく女はモテないとリンドウに諭され、今日の所は諦めたツバキだけど、結局モテるとは何なのかが分からず悶々とするのであった。

アサガオとサザンカが上手く行ってツバキが失敗という、よくよく考えたら物凄く珍しい事態ではある。モテるってことについては、柱の煽り文からしてもしばらく続きそうな予感がするなぁ。

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