からかい上手の高木さん2 アニメ11話があまりに良い仕事し過ぎてて昇天しかけました

いよいよ来週で最終回、ですが・・・予想通り、満を持してあのエピソードを持ってきましたね。これは間違いなく、12話でやってくれることでしょう。

今回は「会う」ことがテーマかな

11話は「歩数」「お土産」「約束」、あしたは土曜日は「花火」がアニメ化。・・・「花火」!?日比野さんじゃあないか!!まさかこれを採用するとは!台詞無しとは言え、日比野さんが、キョーコちゃんのキャラをアニメ絵で見れたことはひじょーーーーーーに嬉しいですよ!!

休みの日に偶然を装う、お土産を渡しに行く、街で偶然と、今回は夏休みに入ったこともあり、2人が会うこと自体が非日常で、それが始まりになっているお話で固めてきましたね。ただ「歩数」も夏休みの話になったことで、高木さんとすみれちゃんの服装が夏服に変わったのは賛否両論あるかも。いや高木さんのお決まりの麦藁帽子被った服装も良いのですが春のコーデも捨てがたい。

約束してないと会えない夏休みなので、「歩数」の冒頭で西片君に会った時に駆けよったり、「お土産」で渡された時に勢いよく立ち上がったり、どちらも原作以上に高木さんが嬉しそうにしているのが良い改変ですね。あぁもう分かりやすく可愛いなぁ高木さん。

更に「お土産」は後日談として、原作での「約束」の台詞を一部前倒しに。そうして「約束」に繋げてきましたね。「約束」も含めて11話での2人は会う約束をして会ったわけではないので、最後に夏祭りに一緒に行こうと誘う=会う約束をするっていう流れも含まれた構成なのかもしれません。

まーた最終回前に大量破壊兵器を持ってきた

そして「約束」。1期も11話では最強のエピソード「クリティカル」を〆に持ってきましたが、この2期も11話ラストに負けず劣らず高木さんの反応が可愛い最強クラスのエピソードを持ってきました。

元々原作でも、夏祭りの話題を振られて西片君が誘おうとしても誘えず、高木さんの家に着いちゃって帰る前にようやく誘えたという、西片君が中々言い出せず、高木さんが殆どからかわずに誘われるのを待っている、いつもとは異なる「間」が特徴的なエピソードでしたが、アニメでもこの「間」はしっかり表現していましたね。むしろ原作以上に長く感じました。

しかも原作と違い、夏祭りの話題はこれまでに既に出ている上に「お土産」の時点でも言われてましたからね。なのに西片君は高木さんの家に着いても誘わずに、一度そのまま去ってしまいました。高木さんがどこか寂しそうに門扉を開けた所で戻ってきて改めて誘うという流れになり、原作以上に西片君がヘタレになってしまいましたが、それだけにやっと誘ってもらえた高木さんの反応と笑顔が原作以上にハイパー可愛かったから全然良し。

しかも2人の別れ方もまた良い。西片君は高木さんの笑顔を見て恥ずかしさMAXになったのか耳まで真っ赤になって何も言わず下を向いて逃げるように去っていくし、その背中を見送る高木さんは目が潤んで口が緩んでもにょもにょしっぱなしという、「クリティカル」を思い出すような別れ方。原作じゃただ台詞の1コマだけで別れた所を、こんなにも2人の反応を悶えさせるものに仕上げるとは、高木さん製作委員会は神ですか?

全体的に高木さんを夏祭りに誘う所や2人が別れる所など、原作では少し間が短かったりあっさりしていた部分をよりガッツリ補強してきました。アニメの「クリティカル」も120点のアニメ化でしたが、「約束」はこれ以前からの仕込みも含めて120点のアニメ化でした。しかもこれが前振りとして、次の12話に繋がると。

ここまでの積み重ねからしたらようやく2人が手を繋ぐのでしょうが、「夏祭り」と言えばキョーコちゃんの終盤でも重大な話になったイベント。今回写真でだけですが日比野さんが出てきたので、ケンジ共々姿だけでも見られないかな、とそっちの方でも注目しています。アニオリですし展開も読めない。1期の時以上に最終回が待ち遠しいです。

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