ここまでのあらすじ:新種のミュータント「ダークワン」に襲撃された故郷エキジビジョン駅を救う為の嘆願に命がけで現モスクワの首都ポリス駅に到着したアルチョムだったが、議会には駅を見捨てられた!レンジャー達のボス、ミラーはミサイル基地からミサイルを発射してダークワンの巣を破壊する作戦を思いつくが、そのミサイル発射施設の位置を知る為、アルチョムはまたしても地獄と化した地上へと赴くのであった・・・
地表は美しかった、図書館は地獄だった
さーて、また地表に出てきてしまったわけですが今度は晴れていました。これまでは吹雪いたりしてロケーションも最悪でしたが、視界が良好だと廃墟感がまた良いですね。まぁデーモンはいつも通り飛んでますしガスマスクとフィルターは手放せないから雰囲気何てクソ食らえですが。
そしてやって参りました図書館。どうやらこの中にD6への手がかりがあるようです。が、入る前にミュータントが襲撃。ここは新調した武器で蜂の巣にしてやりましょう。
前回も見せたけど、一つはこのカラシニコフ2012。このゲーム内が2033年、そして世界が崩壊したのが20年前の核戦争なので、こいつはこの世界において最も最新の銃ということになる。40発装填出来るし各種オプションパーツも充実。紛れもなく最強ですね。
そしてもう一つはこのバイガン。世界崩壊後の物資と低いテクノロジーでもガンスミスは6連装のオートマショットガンなんてものを作り出したわけですが、その実態は自転車のハンドルやサドルをそのまんま部品にしたという天才か!?と言いたいデザイン。
何をどうしたらそんな発想が思いつく!?しかもハンドルについたままのベルはぼっ立ちしてるとアルチョムが触って鳴らすというオプション付き。何かもうメトロ2033という世界観を端的に表していながら実用性もありでこの銃すっこすこすこのすこですよ。色々と最高ですよこれ。
これらを使ってミュータントを退け図書館に入ったアルチョム一行。内部もやはり崩壊はしていましたが、書物が沢山あるし広い聖堂もあるしで、崩壊前はどれ程の建物であったのかが窺い知れますね。・・・が、一緒に来たレンジャーの人が負傷し、ミラーさんがその人を送っていくので、また一人で探索をする羽目に。どうせ若い奴にお鉢は回って来る、世界が崩壊しようと変わりませんな。
何が司書だ!貴様らなんかゴリラで十分だ!
・・・で、問題はこの図書館に住まうこのゴリラ型ミュータント。図書館に住むから名前はライブラリアン(司書官)。センスあるけどふざっけんなと言いたい名前です。まともに戦っても1vs1ですら勝つのが難しい強靭すぎる肉体を持っている上、床に開けた穴を使って階を行き来して目の前に現れるし、壁や床を隔てていても足音や唸り声が聞こえてくる大変心臓に悪い連中です。
一応、強者故の余裕なのかじーーーーーっと目をそらさずにいれば、大抵は興味を失ってどっかに行ってくれるみたい。が、さっきも言ったように穴を行き来するので気づいたら後ろや横にいて突然殴られる、というパターンも多いです。
その場合も急いで距離を取って正面を向いたらいずれは去ってくれますが、フィルターという時間制限がある地表で生き延びる為にその場に留まる、というのは正直焦ります。フィルターの残り時間も立ち止まるたびにガンガン減っていくし、本当なら立ち止まる時間も惜しいのですが、まともに戦っても・・・遠回りこそが彼らとの戦いを避ける一番の近道です。そう考えると、これもまた設定に対して面白い攻略方法のミュータントですね。
ただどういうわけか、たまに死ぬまで攻撃され続けることもあったり。そういう場合は仕方なく何度かやり直すことになりましたが、そうやって図書館の奥深くを探索した末に・・・
アルチョムは目的のD6に関する書類を手に入れた!二度とこの図書館には来たくない・・・という私の思いとは裏腹に、元々が本を読み知識を得ることを大切にしていたアルチョムにとっては、この場所は正に宝の山とも言える場所である様子が日記からは窺えます。最も、彼も自分の使命を忘れてはいませんが。
どうやらここで5章は終了。脱出後から6章に入るみたいです。そろそろ終わりも近いですかね。