遂に、遂に来ましたー!2019年2月21日、「ガールズ&パンツァー ドリームタンクマッチDX」の発売日&PS4版のアップデート配信日!!この日を発表以来、ずーーーーっと待っておりました!
というわけで、帰宅して即アップデートして遊び始めております。いやー、どれ位のアップデートになるか不明でしたが、ここまで多いとは!!そしてここまでゲーム性が向上するとは!!
わはは!澤ちゃんだ!澤ちゃんが顔を出しているぞ!
・・・という私のアレは置いといて。とりあえず、今日一日でswitch先行組の皆さんからもたらされたものも含めた追加点変更点等、「DXになった所」をまとめていきたいと思いますが、まずは小分けにして、無料アップデートによって変わった部分を紹介します。
目次
ビデオクリップ機能解禁、そして情報非表示が可能に!
まず第一に、PS4版を遊び続けていたユーザーにとっての朗報と言えるのが、今までシェアプレイで不可能だったビデオ録画機能が使えるようになったこと。これにより、試合の見直しは勿論、動画の投稿も格段に楽になりました。もうリモートプレイをキャプチャーなんてしなくて良いのです。配信機能は無いですが、それでも大きな進歩ですよこれは。
そして、設定に「シネマティックモード」というのが追加。これを選択すると、画面からレーダーやらチャットログやらが一切消えた状態に出来ます。
つまりこういう感じになり、スクショや動画を撮る時、風景写真やPV風に撮るのが格段にやりやすくなったわけです。特に大洗市街でのスクショ撮影にはピッタリなモードでしょう。前述したようにこの状態でビデオクリップを撮ることも勿論可能なので、
拝啓、澤ちゃん絵師の皆様。本日発売とアップデートのドリームタンクマッチDXではオレンジペコの車長化と画面の情報非表示機能の追加により、澤ペコの対決等も好きに撮れる神ゲーになったのでもっと興味持ってください #PS4share pic.twitter.com/Jw8Twh4RTd
— もみじ (@momiji_mypace) 2019年2月21日
このように、澤ペコの熱い戦いみたいなものを撮ることも出来るように。ぶっちゃけガルパンのPV的なものを撮るのにはこれ以上無く適したゲームになりました。割とガルパンの絵を描いている人とかにとっても、かなり良いツールと化したと思いますよ。
何より、動画投稿が格段にやりやすくなったおかげで、今後更に盛り上げていくことが可能かもしれないし、この2つの解禁と追加は本当にGJです。
華バグと人数落ち、遂に終焉の時を迎える
これまでPS4版では、俗に「華バグ」と呼ばれる、華さんを車長にすると発生するバグによって、オンラインでは華さんの禁止が暗黙の了解となっておりました。
しかし、このアップデート履歴を見ても分かるように、名指しで修正されたことが報告されております。華バグはここに綺麗さっぱり消え去り、思う存分華さんをオンラインで使えるようになりました!華さんファンに幸あれ!!
更にこれまでは開幕や途中で一人落ちるのも頻繁にありましたが、明らかにそれが起きなくなりました。回線の問題も解消されたようで、去年の発売日にこうなっててくれよ!と言いたい所ですが、ようやくその状態にまで改良されたようです。安心してオンライン対戦が出来ますね。
試合周りは本当に色々と変わりました
とりあえず、チャットについてはガチで使いやすくなりました。まず一つに、前の試合のものがそのまま残るようになった為、一々よろしくお願いしますを選ぶ必要はもうなくなりました。これも不満点の一つだったので、実質的に解消されましたね。
そして台詞も各キャラに追加。味方への受け答えをする台詞が増えて意思疎通がしやすくなっただけでなく、アニメやドラマCDでの各キャラの台詞が増えたことで、ただチャットをするだけでもワチャワチャ楽しめるようになりました。
オンラインに関しては、部屋の人数が表示されるようになりました。今までは入るまで何人いるか分からなかったので、これも本来はあって当たり前なものですが、便利になりましたね。
それと目の前の敵じゃなくてあらぬ方向に向くロックオンにも苦しめられ続けてきましたが、これも解消されて遠い所にいる相手へいきなりロックオンすることは無くなったようです。
また、誰かがリスポーンしそうな時はその地点が光るようになり、透明な壁に悩まされることも無くなりました。総合して、オンライン対戦におけるシステム面での不満点は、ほぼ全て解消されたと言って良いでしょう。
それと大きな変更点として、一度やれば分かるのですが効果音が変わりました。特に砲撃音はかなり重厚な感じに。重戦車以外はこれまでは空気弾を撃っているような、ちょっと気の抜けるような感じもする音でしたが、はっきりと戦車の砲撃だというのが伝わるものになっております。
戦車の性能も少し変わっています
肝心の戦車の性能の調整ですが、コストは上がったり下がったり、性能も上がったり下がったりしています。車長のスキルについては、ゲージ40%増加が一律で70%増加という強力なものに変更。まぁガルパンのゲームですから、ガチガチの編成をする人なんていないでしょうしね。
一番槍玉に上がっていただろうBT-42、コストはたった5上がっただけですが、そもそも履帯パージ後、履帯クラッシュが無いのがやり過ぎだったわけで、今回から履帯パージ後も転輪が破壊されて足が止まるようになりました。つまり履帯パージは本当に一回だけ即時キャンセルの技になったわけです。これまで履帯パージBTで暴れ続けてきた人は、一転して慎重な立ち回りを求められるようになったと見て良いでしょう。パージ後は装甲も下がってますので、その状態で一度足を止められたら撃破は免れません。
コストについては、全体的に軽戦車が下がって最小がルノーFTの80、最大がチャーフィーの120という低コスト集団に。その他は重戦車は上がる戦車はあっても下がる戦車はおらず、そしてヤークトパンターの足回りが中戦車並にまで落とされたり、KV-2もただのお手軽ではなくなったりと、暴れ過ぎた戦車に関してはちょっとばかり厳しくなっております。
ちなみに私の使っているM3リーはコストが5だけ上がった代わりに、装甲と最高速度が少しだけ上がっております。他は何も弄られていないので、今までと同じ感覚で使えますね。
そして、コンビネーションも沢山追加されております。まさかの澤みほまで!!出身地、ドラマCD、戦車道のよこみち等、出展元は色々なので是非是非探してみましょう。
新ステージ3つはどこも個性的
今回の目玉の一つである新ステージ。無印版のステージは原作再現が第一の為オンライン対戦では有利不利が発生しておりましたが、追加ステージは最初からオンライン対戦のことを見越して作られている為、殆ど陣営の不利が発生しない作りになっております。
まずは旧市街。アニメでの黒森峰との試合での決戦の地ですね。片方の陣営にはマウスのいたマンション街、もう片方には西住姉妹が戦った旧校跡地があります。P虎が塞いだあの場所も勿論再現。
中央は大きな橋があり、基本的にはここを通らないと渡れませんが、左右に設置されたジャンプ台から飛べば機動力のある戦車は向こう岸に渡れるし、溝の下にも階段があるのでそこから登ることも一応可能です。
そして市街は入り組んでおり、どこに誰がいるか分からない状態になります。一方通行のジャンプ台もあったり、中央は視界が開けまくっていて重戦車の出番だったりと、どの戦車にも活躍の場がありそうな、ガチ対戦にはピッタリな様々な要素が内包されたステージです。
次にドリタンパーク。え、このゲームでこんなステージなの?と言わんばかりの立体的ステージ。あれです、マリオカート64のバトルステージみたいな、あんな感じで階層や階段がいくつもあるステージです。
見通しが広い所と悪い所が極端な感じな上、階層が4つ位ある関係上俯角や仰角で一方的に攻撃出来たりorされたりすることも。更に一番上の階層にはステージの端から端を繋ぐポール上の橋が架かっていたりと、ステージ構造の把握にはとても苦労しそうなステージですが、言い換えるとそれこそあまり深く考えずにわいわい遊ぶドリタンというゲームには、マリカーのバトルステージみたいなものはピッタリな気がします。
そして大平原。最終章第1話のBC自由学園との試合の場所。BGMも玉ねぎの歌となっております。PVで見た時はあまりに障害物が無くてこのステージ大丈夫か?と思っていましたが、いざ蓋を開けてみたら別の意味で大丈夫じゃありませんでした・・・
いくらなんでも広すぎるわ!
えー、スタート地点から中央辺りにある塔までの距離がおよそ1400m。全体で3㎞ほどの長さを誇る、ドリタンでぶっちぎりの広さを誇るステージです。この広さだと、冗談抜きでアヒルを被った戦車が端っこを通って行けば何分も掛かるでしょうが誰も気づかない可能性がありますね。それ位のとんでもない広さです。
一応中央には広い湖と、アヒルさんが足止めを食らった街がありますが…この広さの前では、それがどうしたと。正直言って、これほど広く、そして障害物も全然ないステージだと、既存の戦術なんて一切役に立たない気もするので、戦い方に悩むステージですね。
一年遊び続けた甲斐はあった
このゲームを見捨てず遊び続けた我々PS4のドリタン民は、ぶっちゃけ有料デバッガーのような面があったことは否定はしません。
しかし、そのおかげでここまで良いゲームになったなら、何の問題もありません。きっちりとバグを直し、改良し、PS4版にあったこれまでの不満点はほぼ全て解消されております。対戦ゲームとしても、ガルパンのゲームとしても更にさらに完成度の高いゲームとなりました。
そしてこの記事で上げた点については、全部無料アップデートで実現されたものです。かつてのドリタンとは最早別物。早々に遊ばなくなってしまった人達も、今のドリタンを遊ばないのは本当に勿体ないので、騙されたと思って起動してみてください。
そして更なる追加要素が欲しいという方は、DXパックの購入を。エクストラマッチの大幅増加や、既存の車長だけでなくペコ・アッサム・アキ・ミッコまで車長で3Dモデルになったり、そして一人用モード戦車道祭の追加等、様々なものを楽しめます。