からかい上手の高木さん 8巻 感想

TVアニメも絶賛放送中の、ニヤニヤが止まらないからかい漫画「からかい上手の高木さん」の第8巻が発売しました。今回はアニメ放送中の発売だけあって足並みを揃えており、スピンオフの「からかい上手の”元”高木さん」の2巻、「恋に恋するユカリちゃん」の1巻、そして公式ファンブック「高木さん攻略作戦!」の4冊が同時発売。

ファンブックには高木さんや西片君達のプロフィール、ゲッサンの表紙やtwitterで掲載されたカラーイラストの数々、高木さんのこれまでのからかい方の分析、漫画のメイキング等が載っており、読めばもう一度単行本を読みたくなることでしょう。

バレンタインに交差する少年少女の思惑

表紙から見ても分かるように、今回は女子にとっての勝負の日、男子にとっては希望と絶望が分かれる運命の日であるバレンタインのお話が、掲載から約1年経っての収録です。

西片君が下校する時まで下駄箱を開けないように、体育が無いことと西片君が先に教室に向かったのを見てから下駄箱にチョコを入れる高木さん。からかって渡す為に手間を掛けているのが何とも可愛いですね。爆発しろ西片君。

対する西片君も、流石のバレンタインは高木さんを意識せざるを得ない日。貰えるのか貰えないのか気になって、一日中そわそわしていました。女性なら渡し方、男なら貰えるのかどうか、殆どの人が身に覚えがあるのではないでしょうか。

また、当時同時に掲載されていた「クラスメイトの真野ちゃん」も収録されています。勇気を振り絞って中井君に直接チョコを渡そうとする真野ちゃんの奮闘。真野ちゃんを庇う中井君の意外な男らしさ(そしてやっぱり鈍感)、田辺先生の意外な一面を見ることが出来ます。

からかう日々は変わらずとも、季節は移ろいゆく

バレンタインの話以降、本誌での掲載話も冬の話が多くなり高木さんが可愛らしくマフラーを巻いていることが多くなりました。カラー絵がそのまま限定版のフィギュアの元にもなっていますね。

まぁ季節がいつだろうと、「保健室」では2人っきりでケガした所を消毒してもらいながらからかわれ、「自転車」ではストレートにからかわれ、「体育倉庫」や「けん玉」では下手な演技はバレバレ、「雪だるま」や「氷」では勝負を挑んで負けたりと、やっぱり西片君は高木さんに敵わず、いつものように羨ましい目に遭いながらからかわれるだけの日々を送っているのでした。爆ぜろ

最後の「水切り」は咄嗟に手を繋いできたことへの高木さんの表情がホントに可愛いですね。繋いだことを認めていれば勝ったのに、それを恥ずかしくて必死に否定しちゃって負けてしまった西片君の反応もまた、ホントに西片君だなぁって感じるエピソードだと思います。こういう西片君が予想外の行動や単純に嬉しいことをしてくれた時の両者の反応もまた、この作品の見所の一つですよね。

余談

8巻の巻末のおまけは昨年バレンタインに開設していたサイトの掲載漫画ですが、フルカラーで5本掲載された内の一つしか収録されてません。高木さんが色々なチョコの渡し方をしていてどれも見応えのある西片君爆発録ものばかりなので、アニメを機に興味を持った人が他の4本を見れないのは残念ですね。まぁ、それより前に山本先生がtwitterで掲載したバレンタインのお話もありますし、高木さんにおけるバレンタインの話って実は一杯あるんですが。

7巻で「約束」も収録されたので、これで単行本に収録されていない古い話は恐らく「リベンジ」だけに。「スポーツテスト」と同時に掲載され、文字通り2年の時のスポーツテストの様子が描かれた話なのですが・・・2年の話なので、今後明確に進級してから単行本に収録されるかもしれませんね。