からかい上手の高木さん3 PV回が9話でいよいよやって来ました

ここでしたか、PVの回は・・・

素晴らしい、が、アニオリの為に、原作のエピソードが犠牲になるの、は・・・(苦悶

9話は「クリスマス」、3期2話目のアニオリ回です。が、冒頭の夢だけは9巻の「年末①」の巻頭カラーだった部分。今思うとかなり早い時期に描かれたお話でしたが、今回はクリスマスなのでここをアニメ化するにはピッタリ。

ですが、クリスマス直前の終業式のお話だった「年末①」「年末②」を挟まずに、いきなりクリスマス当日の話になってしまった為、残念ながら「年末①」「年末②」のアニメ化は4期か5期でもやらない限り、絶望的になってしまいました。いくつかの台詞もこちらに流用されているので、半分アニオリみたいな形で「大晦日」とかに持ってこない限り、尚のことアニメ化は厳しいかも。

あの回は「下校中に西片君からのお誘いを今か今かと待っているのに一向に誘いがなく、別れ道まで来てしまい寂しそうな顔をしながら帰ろうとした所、西片君からお誘いが掛かって実に嬉しそうに振り返る高木さん」という、個人的にまだ未消化のエピソードの中でも特に見たい高木さんが描かれているのに、何故、何故こんな判断をしたんだぁ・・・orz

とまぁ、愚痴は一旦置いといて。今回は3期のPVの回で二人がクリスマスに船に乗って100片の映画を観に行くお話。CM明けの土庄港、四国フェリー、岡山のイオンモール倉敷と、色んな場所が忠実に再現されております。先月小豆島に行っていたら今回のお話を見た感動も150%増しになっていたかも。

で、映画が始まる前の時間つぶしという形で、12巻の「クレーンゲーム」がここで差し込まれてアニメ化。導入は流石に違うけど、西片君が連コしなかった以外は、ほぼほぼそのまんま。アニオリと見せ掛けて原作の消化も混ぜ込んでくるという新しいパターンですな。

シアター内に入ってからはあの始まるまでの静かで、小声でひそひそ話したりする雰囲気もばっちり再現してるし、お約束なシーンもあったり。そんで、上映が始まったら・・・西片君、君は乙女か!普通両手を握って顔を赤くしながらそういうシーンを見たりするのは女子の反応だべ。おまけにEDでは鼻水垂らして泣いていらっしゃる。わいには分かる、きっとユカリちゃんも全く同じ反応をみせると。

更に映画の後、14巻の「タイプ」もアニメ化。高木さんがいつもと違う声色、いつもと違う様子を見せるのでアニメになると映えるエピソードですね。今回は一話丸々アニオリかと思いきや、実際にはその中に2本の原作エピソードを挟み込むという形式でした。

そしてそこからライトアップされたクリスマスツリーの前で、お互いにクリスマスプレゼントを渡すというドキドキな展開。西片君も真っ赤だが、高木さんも目をキラキラさせてるし嬉しいのが隠しきれてませんね。正にこういう高木さんですよ、アニメで見たいのは。この一連のシーン、声も素晴らしいですし。

しかもここに大原ゆい子さんの挿入歌も投入し、クリスマスという特別なシチュエーションもあって、これを3期の最後に持ってきても良いような盛り上げ方。2期の最終回を思い出しました。

チョイスしたのも高木さんはあの編み物で作ったマフラー、西片君は手袋と、相手が寒そうだから渡したかったものだし、袋の中にクリスマスカードを入れていたのも一緒。お互いにお互いへ優しい所もこの2人は見ていて本当に微笑ましくなりますね。

最後はこれを超える・・・ってこと!?

原作エピソードを2本上手く差し込みながらも、アニオリなエピソードとして盛り上げてきたクリスマス回。これが最終回でも良いような構成で(年末①②の件は別として)個人的には大満足でしたが、実際にはまだ続くんですよね。

となると、今期の最後は一体どんな風に締めるのか、ちょっと気になってきますね。盛り上げて終わるパターンの場合、これを超えなきゃなりません。それにまだOPにもなってる「ランキング」も来てませんし、残り3話の構成は一体どうなるのでしょうか。

そして今回のEDは「サンタが町にやってくる」。ラブソングではなく、誰もが知っている曲のカバーも良いものですね。

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