ワールドトリガー 第232話 遠征選抜試験㉙ 感想

千佳の不調の理由、こういうゲームで考えればあって当たり前のものが何故思い浮かばなかった・・・未熟!

今年のエイプリルフールネタは弓場ちゃんでした。いや確かに別の作品みたいな雰囲気ですが!?

そしてTシャツ人気投票の結果も発表。牛丼が、牛丼が敗れた・・・!クソォ・・・来月以降のジャンプスクエア誌上での応募者全員サービスで購入出来るらしいのでお見逃しなく。

マイナススキルもありました

5戦やって1勝2敗2分と、最終日になって苦戦しまくっている二宮隊。勝っているのが北添隊だけというのが納得しかない。北添隊は戦術を既に完成させており、相手によって変えるわけではないので千佳が明らかに不調でその原因が分かっていても作戦を変えていないから負けたのであろうと予測が付きます。実際「北添隊以外は千佳ちゃん狙い」というセリフがありますし。

で、肝心のその不調の理由というのが、行動力を余計に消費してしまうマイナススキル「戦闘経験不足」によるもの。なるほど・・・成程な!そりゃそうだ、個々の特徴を再現するなら、強いスキルばかりじゃなくてデバフになるスキルがあってもおかしくない。何故想像出来なかったかなぁ俺!

・・・こほん。玉狛第2は前シーズンからの参加な上、千佳は基本的に自発的な行動をしない上にスナイパーだから、まともな戦闘経験は今回の試験受けてるメンバーの中では圧倒的に最下位なのは確か。それを表す為のこのスキルなんでしょうね。

要するに、戦闘シミュレーション上の千佳は火力こそ凄いものの、鈍足で燃費も極悪。他のコマが移動も攻撃も1ターン中に出来るのに対し、千佳は1ターンでは移動か攻撃、どちらかしか満足に出来ないレベルなのでしょうね。しかもモンスターなトリオン量も行動力が無くなるとそのターンは尽きてしまう為、シールドは割られるし割れたら再度張ることが出来ずそのままやられてしまうという、かなり極端な性能のユニットになっているみたいです。

それを容赦なくついていくチームメイトの修、ホント良い性格してるよこのメガネくん。やはり情報が揃いさえすれば確かな分析力を見せてくる。また、あれだけやられて顔芸やってた香取が実は弱キャラじゃんと気づき、具体的な策を思いつくのも面白い。

千佳自身もコマの使い辛さは分かっているようですが、「大丈夫です」と二宮に返してしまい、二宮もそれ以上追求しない為に改善出来ないまま諏訪隊との対戦に。今回の対戦では香取のグラスホッパーがかなり機能してるので、やれることとしたら5体分のトリガー変更枠を千佳が全て使わせてもらい、グラスホッパーを持って行動力不足を補うとかでしょうか。他の3人はわざわざ変える必要ないでしょうし。

同じ東塾生の三輪から見ても、二宮がフォローをしないのは気掛かりなようで、このままでは千佳は潰れると発言。自身か、それとも誰かがかつてそうなった実体験があったんだろうなぁ。

二宮の思惑としては一人で抱え込む千佳の性格をこの機に治したい、もしくは問題点を洗い出し改善する策をきちんと導き出すまで一人でやり通すことを待っている、という所でしょうか。成績を優先したいならもう少し何か言い出しているはずだし。ただその前にユズルと衝突しそうな雰囲気でもあり、来月の二宮隊・・・あ、来月は単行本作業で休載ですか、仕方あるまい。色々とまた考察しながら2か月待つといたしましょう。

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