さて、先日新年の挨拶日記で書いたように、初売りの中古品で見つけた掘り出し物、PSモーションコントローラー2本を購入したことにより、PSVRのモーションコントローラー専用ゲーム、及び対応ゲームでのモーションコントローラーによる操作が可能になりました。
・・・え、もうすぐPS5対応のPSVR2が発売するのに今更旧PSVRの環境整えてるの?
と思われるのは当然かもしれませんが、実はPSVR2って旧PSVRのソフトとは互換性が無いんですよね。なので旧PSVRのゲームは後から移植されない限り今後も旧PSVRでしか遊べません。アストロボットみたいに、中には逆に通常のPS4コン専用のゲームもありますからね。
買う気が無いのでPSVR2のスペックを全然調べていませんでしたが、コントローラーは新規設計しててmetaやviveにも見劣りしないような本格的なものになってるし、内蔵してるからカメラも置く必要が無く、PS5との接続はケーブル一本だけでOKと、旧PSVRの反省点、妥協点を尽く解消したものになってるようで、旧PSVRと比べると、高いなりに今回は結構な力の入れようと進化をしていると思います。
まぁともかく、モーションコントローラーも揃えた環境で前に買ったゲームや体験版とかいくつか遊んだので今更ながら書いてみたい。今までPS4の上に置いてたカメラもテレビの下に配置したし、もう上手く動いてくれないとかそういうのともおさらばだぜ!
マーベル アイアンマンVR(体験版)
数か月前にmetaで発売されるまでは2年以上PSVRでの独占販売となっていたアイアンマンVRの体験版。ビッグタイトルっぽいけど体験版がモーコン専用じゃねぇか!と当時思いだしてスルーしたのがこのタイトル。
「右手と左手をそれぞれ操作してアイアンマンになりきる」というのがコンセプトの作品で、アイアンマンの武装を余すことなく使用可能。手を任意の方向に向けるだけで高速飛行、手の動きだけでパンチ、ボタンを押してリパルサーを発射、といった感じ。視点はスーツ越しのディスプレイな所や、高速飛行しても不思議と酔わない設計をしていたりと、とことんアイアンマンになりきり世界を堪能できるゲーム。
また、イベントシーン等では実際に右手や左手を伸ばしてコントローラーのボタンを押したり傾けることで、ケースを開けたり何かを掴む、掴んだ上で引き剝がすといった動きをすることが可能。
アイアンマンVRに限らず、右手と左手をゲーム内でも実際に動かして操作するタイプの一体感と没入感はVR以外じゃ味わえない楽しさがある。こればっかりは普通のPS4コンじゃ無理だし、モーコン専用になるのも仕方ない。モーコンでこれだから、metaへの移植版の一体感はきっとこれ以上でしょう。
それでいて本作は題材がアイアンマンなので、アイアンマンが好きな人にはたまらんゲームだと思います。体験版の範囲だけでも非常に面白かった。
ライアン・マークス リベンジミッション(体験版
PSVRの神ゲーとして真っ先に名前が上がるライアン・マークス。普通のPS4コンで一度体験版を遊んだきりだったのですが、モーコンを手に入れた今、もしかして?と思い今一度遊んでみたらこれが大正解。
こういう操作を実際に手を動かしてやれると現行と最新のVRがどれも特化したコントローラーになるのは納得するしかない #PS4sharehttps://t.co/hrvIQiyvji pic.twitter.com/n5x3d92Pih
— もみじ (@momiji_mypace) January 15, 2023
通常のコントローラーだと銃の照準を実際に覗き込める位しか(それでも十分な一体感と没入感があります)特別な操作性はありませんが、モーコンに替えるとこれが良い意味で変貌。
銃をホルスターから取り出す、構える、マガジンを取り出して銃に装填する、アサルトライフルを背中にしまう&背中から取り出す、弾を拾う、ツールを手にしてピッキングする、梯子を昇るetc…等の操作を全て右手と左手で実際に行うことになります。完全に画面の中とやることが一致。
はっきり言って、ライアンマークスやるならモーコンじゃないと勿体ない!と断言して良いレベル。この手のゲームがモーコン、というかVR特化コントローラーだとこれ程までに変わるのか、と衝撃を受けました。神ゲー評価の何割かはモーコンで遊んだ人のものが間違いなく入ってるはず。
とりあえず、次のセールが来た時にライアンマークスは購入予定です。
デラシネ
そして、以前モーコン専用と知らずに購入して遊べなかったデラシネ。あのフロムのゲームなので不穏な予感やフロムっぽいテキストをそこかしこに感じますが、パッと見の設定は暖かく優しいもの。
人間の目には見えない、止まった時間の中を生きる妖精さんとなり、物を動かしたりして意思表示等を行い、子ども達と交流していくという内容になっています。
妖精さんであるプレイヤーは命を生きているものから貰い別のものに分け与えたり、タイムトラベルをする能力を持っており、これで今起きている問題を過去に飛んで解決したりしていきます。過去を変えて子どもが元気に走り回ってる姿を見た時、なんか凄く嬉しくなった。
まだ始めたばかりで多分全体の2割もおわったか分からない位ですが、子ども達の暖かい雰囲気と妖精さんの力が便利過ぎるが故に感じる一抹の不穏な予感から先が気になるゲームなので、買ったのもありますし最後までプレイしてみたいと思います。
スカイリムVR
そしてビッグタイトルのVR化と言えばこれ、スカイリムVRですね。もしやと思って起動したら、やはりモーコン対応でした。しかも軌道の時点で操作方式や利き腕等を色々選択することが出来ます。
やはり武器振るったり盾を構えるのは実際にやる操作になるんやな。移動方式も短距離ワープみたいなの選べて便利やし、スカイリムVRもモーコン操作推奨って気がするなぁ。 #PS4sharehttps://t.co/kmpc1fXoGZ pic.twitter.com/r3rluO9vCu
— もみじ (@momiji_mypace) January 16, 2023
予想の通り、モーコンだと手に持った武器を実際に振るったり構える操作に替わりました。移動や視点変更もモーコンに合わせたやり方を選ぶことが出来たり、可能な限り最適化を頑張っていると感じます。
オープンフィールドのアクションゲームでこういう操作が出来ると、ゲームの世界に入り込んだかのような体験が出来て楽しいですね。