それでも歩は寄せてくる 5巻 感想

新しい学年、それはつまりセンパイと過ごせる最後の1年。それでも歩は寄せてくる5巻は学年末テスト後の日々にホワイトデー、春休み、そして進級したうるし達の日常が描かれます。

勉強したからって良い成績が取れるとは限らないよね

美少女2人にそれぞれひっ付かれながら勉強を教えてもらうという羨まけしからん体験をしておきながら、歩もタケルくんも補修の憂き目に遭うのだった。かーっ、あんな美味しい思いしておきながらこの2人はー!

さて、うるしはちっちゃいセンパイですがその身長はどれ程か?ずばり149㎝!150㎝にギリギリ届かないちっちゃくて可愛いセンパイ、しかも中学からずーーーっと149㎝のまま。たった1㎝、されど1㎝。本人にとっては重要な問題、しかしセンパイを悲しませたくもない、歩に入部以来最大の試練(多分誇張抜き)が襲い掛かる!そして歩の決断は、後に遅効性の毒のようにうるしを苦しめるのであった・・・(6巻に続く

あと部室でうるしが柔軟運動をしている所にも歩は遭遇して、体が硬いのも発覚。スポーツテストはこりゃ散々なんだろうなぁ・・・

今度は男子の戦いがはじま・・・る?

ホワイトデー、それは攻守が男子と女子で逆転する日。タケルくんはお返しに映画のチケットを送りました。ど安定のチョコじゃなく桜子ちゃんが欲しいものを送る辺り中々やりますね。一緒に観に行きたいという魂胆も見え見えですが。どこまで察したのかは分からないけど、タケルくんと一緒に観に行くのは桜子ちゃんの中では確定事項みたいで。

おまけに観に行ったら観に行ったで、肩に頭を乗せる・腕を絡める・匂いを嗅ぐと映画の真似をしてタケルくんに対する無自覚な天然小悪魔ぶりを発揮。もし原作と同じ内容だったら、本当にキスしていたんじゃないか・・・桜子ちゃん、恐ろしい子!!タケルくんよく耐えたね、でも爆発してくれ♪

一方、歩とうるしの様子は連載では書かれず、巻末の描き下ろしに。今回こそセンパイのヨユーを見せつけて動じず受け取るつもりでいましたが突然渡されちゃったので特大の「んあっ」が出てしまいました。何故渡す側になると緊張しないんだ歩は?仕切り直しでもっかい渡してもらいましたが、今度は顔が赤くなりながらの受け取り。うるしがセンパイのヨユーを見せつけられる日はいつになるのやら。

次巻、いよいよ後輩の襲来

その他、本屋でばったり会ったり、夢でもし会えたら素敵なことね会ったと思ったら朝から家の前でばったり。卒業式を経て残り1年という時間に思いを馳せたり、西片君みたいに歩が猫に興奮したり、うるしのツイ垢を以前から歩がフォローしていたのが発覚したり、うるしのお腹の虫が盛大に鳴ったり、夜中に電話したり・・・

基本的にうるしが押されて「んあっ」てなる日々を過ごしながら、迎えた始業式。桜子ちゃんとタケルくんは同じクラスに、そして歩とうるしも運動会で同じチームになれる同じ組になり、それぞれにとって理想的な組み分けを経て始まる1学期。

6巻よりいよいよ凛が登場し、2人の日々に大きな変化が訪れます。

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