もう3日経ったし、ここではそろそろ書いて良いでしょう。ということで、ガルパン最終章第3話の感想を解禁していこうと思う。今回は初日が金曜日なので有休ボムを使いたかったのだがピンポイントで取れないという事態が発生し、仕事の後に行くことになった。まぁ代わりに最前列中央という最高の場所の一つが取れたのでイーブンと思っておく。
今回も予想を遥かに超えてきて、やっぱり体感時間がおかしい極上の48分間を体験しました。2話も10回は行ったはずだが、今回もそれ位は行くでしょうねぇ。
来場者特典はアヒルさんでした。まだ2回目を観に行けてない(今日行ったけど上映時間間違えて帰る羽目になりました)が、1回だけでも思ったことは多々あるのでまぁ何とか書けるんじゃないだろうか。
では感想ですが2話の時のようにテーマを分けて書いていきましょう。最初はあんこうチームと大洗について。
脱あんこうチーム?
知波単戦で無双したあんこうチームは、継続戦でも序盤に無双し、跳弾で2輌まとめて倒すとかいう意味の分からんことまでした一気に5輌倒したが、謎の刺客ヨウコによる長距離狙撃で最初に脱落という衝撃的な展開で3話は幕を閉じた。
どちらの試合もあんこうが無双していたのは明らかに意図的なんだろうと思う。
PVの時点からあんこうチームが撃破される!?という不安を見せておいて、実際にはどれだけ集中的に狙われても全然落ちないし、配置を入れ替えても各々が完璧に役割をこなし、たった1輌で知波単の本隊を翻弄し続けたあんこうチーム。
これだけ強いあんこうチームが五体満足で戦えていたら、もう大洗は全部あんこう一人で良いんじゃないかなぁってなりかねない。劇場版で愛里寿とセンチュリオン、顔も分からぬ大学生最強であろうその搭乗員達が一人で大洗連合を半壊させたように。既に作中において、あんこうチームとはそういう存在になっている。車長・装填手・操縦手を試合中に入れ替えても尚、全く問題なく戦い抜いてしまったし。ぶっちゃけファンの大半も、あんこうがここまで人外化しているとは思ってなかったはず。
だからこそ、3話ではあんこうチームの化け物っぷりをとことん際立たせた上で、そのあんこうが真っ先にいなくなるという状態を用意することで、その不安を潰してきた。未だ搭乗車輌が分からぬヨウコの存在感を際立たせ(個人的にはKV-1より三突だと面白いかな)、主人公チームが試合の大半を戦えないという前代未聞、しかし今までガルパンではやってこなかった展開へ繋げてきた。これまでもリトルアーミーⅡを始めとして、漫画作品では真っ先にあんこうを狙うことも幾度かあったものの、アニメでも遂にその日が来たかという感じ。
一方で漫画作品でもそうだったが、あんこう以外の各面々も、各自が考えて動いている所も知波単戦は特に目立っていた。単独行動に出たアヒルとカメもそうだし、何と言っても澤ちゃんですな。即座にチヌと連携して立て直せる指揮力を見せ、更にはM3リーだけで1vs2の状況から2輌落として相討ちまで持って行ってしまった。ドリタンでも自分ですら”アレ”は狙ってやったことないからスゲェ。4話の予告にも車外で単独のカットがあったし、引き続き澤ちゃんは大きなことを成し遂げてくれそう。
総じて、あんこうさえいればどうにでもなるという安心感を植え付けて即座にそれを摘み取るという絶望的な展開にも見える一方で、これまでを見てきたらあんこうチームがいなくても大洗女子は何とか出来るのではないか、という期待も同時に持てたのが3話だった。ぶっちゃけBTとヨウコ車以外はT-26軍団な上、既に数の不利もあんこうが無くしてくれたので、戦力的には不利と思えないし。
何にせよ、この引きはあまりにも4話が待ち遠しい。このまま優勝してもそれはあんこうの力だし、それが桃ちゃんの実績になるのか?という真っ当な疑問をファンは薄々感じていただろうし、継続戦はそれらに対する一つの回答になる試合になるのでしょうね。
コメント
知波単は本当に強かったですよね。
とはいえ最後の最後で詰めの甘さが出たような。
最終章第4話から、他チームのあんこうチームからの自立が描かれていく感じですかね。
個人的には他チームが前向きに戦おうとしている一方、西住みほはずっと自責と敗北の恐怖から泣きじゃくり続ける描写があるといいんですけど。
軍神としてではなく、生身の人間としての彼女が見たいもので。
まだ見ているか分かりませんが、複数のコメントありがとうございました。
アニメも漫画もまだまだ続くので、楽しんでいきたいですね。