からかい上手の高木さん 12巻 感想

「からかい上手の高木さん」の12巻が発売となりました。今回は一番最後に収録されているエピソード「夜」の一場面を切り取った表紙が目印。いつぶりかの初回限定版が無い発売となりました。流石にアニメ終わってすぐにOVAは残念ながら出ませんね。

新しい日常、いつもの日常

今回最初に収録されているのは「2年生」。アニメの放送と前後して、原作ではアニオリの2年生進級エピソードとは異なる進級日の話が描かれましたがそれがこちら。

一年間西片君の隣で楽しいからかいライフを送り続けてきた高木さんだけど、クラスが変わってしまえばそれも出来る時間が減ってしまう、ある意味ではバレンタインとか以上に高木さんにとっては重要なイベント。

・・・それだけに、同じクラスと分かって最初に見せた顔、そして改めて一年間よろしくと挨拶する高木さんの何と嬉しそうなことか。無意識な不意打ちで高木さんにクリティカルヒットさせる西片君(そして高木さんの方を向いていなくて気づかないのが西片君)や、西片センパイとからかう高木さん等、12巻も一本目から見所が盛り沢山です。

その他、いつもの他愛ないからかいエブリデイを収録した「クレーンゲーム」「握力のやつ」「苦手なモノ」「UFO」「血液型」「おみくじ」等を収録。また途中には以前twitterに掲載されたバレンタインエピソードと、その後日談である「お返し」を収録。西片君に直接渡してほしい高木さんの乙女心と、恥ずかしながらも何とかそれを完遂しようとする西片君の様子には末永く爆発して欲しいと言わざるを得ませんねw

いつもと違う日常

で、表紙にもなっている最後の1本「夜」。帰りに銭湯に行くことを話したら、何故か2人で夜に銭湯にやって来た高木さんと西片君のお話。まぁ勿論混浴なんてしません(汗 高木さんは間違いなく、夜も西片君と話をしながら一緒に帰りたかったんだろうなぁ。

・・・そして読者にとっても高木さんにとっても、クリティカルは突然やってくるもの。西片君の口から自然と出た「暗いから送っていく」という誘いに、高木さんは硬直して顔が赤くなってしまいました。可愛すぎる。西片君、まさかの勝利・・・?

かと思いきや、暗くて顔がよく見えなくて気づかないのが西片君クオリティ。小走りでパタパタと帰っていく高木さん、一体どれくらい嬉しそうな顔をしていたのやら。高木さんはいつもいつも、クリティカルが発生した後の反応全てが可愛すぎて仕方ない。たまにしか見れないからこそ凄い破壊力です。

高木さんが好きなら読むのです

今回は巻頭でクリティカル、巻末でもクリティカルと、いつも以上に可愛い高木さんが沢山拝める一冊。アニメの2期こそ終わりましたが、原作も大好きって人は絶対に読みましょう!

からかい上手の高木さん(12) (ゲッサン少年サンデーコミックス) Kindle版

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