ボンバーマンジェッターズ 9話・10話 感想

9話 宝島を目指せ!

リゾート星にやってきたムジョー達。失敗続きで予算が減り、潜水艦はボロいししかもレンタル。シャウト達にも同情されてますます落ちぶれていくムジョーの姿には涙を禁じえない。

一方でメカードとマックスの繋がりが段々と視聴者には表面化してきて、ヒゲヒゲ団が一枚岩ではないこと、バーディが裏で色々と探りを入れるのに使っている情報屋のナイトリーが出てくる等、不穏な空気も漂い始めてきます。

更に一般人にも金目当てに胡散臭い人間を信用する人が居たりなど、妙にリアル。

そして皆大好きカモメボンバー君の初登場。空を飛べるし、ボムもミサイルだったりかなり強い合体ボンバーマンだと思うのだが、いかんせん相手が悪過ぎました。まぁ彼は再登場するのですが。

10話 夕焼けのボムスター

6話以来の前川脚本。ツンデレ獣耳のミスティさん初登場。一人スカイジェッターに乗ったシロボンは操作に失敗し墜落。ミスティと偶然出会い、彼女に着いていくことに。

以前からジェッターズともヒゲヒゲ団とも手を組まずに一人で盗賊をしてたミスティ。それ故に両者と捕り物争いすることもあり、特にマイティには想う所があったらしい。マイティもそんなミスティに対して天然女たらしな発言をするもんだから、何と言うか爆発しなさいと思う。

彼女もまた、マイティがいなくなって残されてしまった人間の一人。シロボンに対する彼女の言葉からは、無意識にマイティを基準にしてボンバーマンを見ているのが分かる。

ただバーディの様子だと、ミスティがマイティの身を案じていることがバーディには意外だったように見える。何だかんだで長い付き合いなのだから、ミスティが心配しないはずがないのだが、今のバーディにはそこまで頭に回らないくらい余裕がないのかもしれません。マイティは生きてると、誰よりもそう信じたいのはバーディ自身なのでしょう。

残された者同士、バーディとミスティには不思議な空気が漂ってる気がする。腐れ縁であり、マイティを知る者同士。バーディの雰囲気と口調も、少しだけミスティに対してマイティのことを話す時は以前に近いものになっている。

で、そんなマイティの弟であるシロボン。貸借で物事を考えるのは子どもらしいと言えば子どもらしいけど、自分も転落する危険な状況でも手を離さないのはただ義理堅いだけでは出来ないでしょう。

ミスティから渡されたルビーはシロボンの2個目のボムスターへ変化。更に活躍するようになる・・・のは実はまだ先の話。これが16話終了まで続く、序盤の山場の始まりです。

ボンバーマンジェッターズ 宇宙にひとつしかないBlu-ray BOX

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事(一部広告)