さてさて、3巻のレビューも書いたし、4巻も紹介していきましょう。
しょうこに応援のメッセージを
さとうの親友である所のしょうこ。前巻では太陽のド変態ぶりに加え、さとうについての疑念を伝えられて頭の中が混乱してる所に、しおの張り紙をしている張本人あさひとも遭遇して世話を焼くという、何かもう苦労の星の元に生まれてきたかのような状態。
そして遂に今回はさとうの叔母とも遭遇。さとうに向き合おうとした結果、お互いに傷つく結果に終わるのでした。
本誌の連載分において判明しましたが、これが彼女の致命的なミスに・・・5巻まで待てず気になる方は、ガンガンjokerをチェック。
子どもだと舐める奴は大抵酷い目に遭う
1巻でさとうに脅された北梅川先生。しかし彼は懲りていなかった。偶然にもさとうとしょーこが話している所に遭遇した結果、彼女の現住所に警察を呼ぶという行動に出る。そしてさとうの慌てる様を物陰から眺めるというゲスプレイ。
唯一にして最大の誤算だったのは、殺したのは叔母ではなかったこと。彼女は叔母と暮らしていた部屋とは別の部屋に甘い城を築いていたのでした。つまり別の人間を殺していた。1話の頃から予想されていた叔母の殺害は実は完全なるミスリードだったのです。
そしてこの叔母、自分に向けられる全てのものを愛として受け入れる、という価値観を持っていた。 たった一つの綺麗なものが愛だと気づいたさとうとは正反対です。
幼少から叔母の愛の価値観を見てきたこともあり、さとうは叔母に対して嫌悪感を隠していませんが、死んでないしすぐ傍に住んでる以上、今後も大なり小なり関わってくることでしょう。
・・・ちなみに警察呼んだのが誰なのかはさとうにバレバレで、北梅川は一層逆らえなくなったとさ。
変化する関係の果てに何が待つのか
しょーことあさひの接触、さとうからの太陽への接触、さとうとしょーこの擦れ違いなど、中心人物達の関係も変化しつつあり、ますます不穏な予感をさせる展開。誰が誰の敵となり味方となり、そして誰が脱落するのか。
5巻は今春発売予定。このサイコな愛の物語は、まだまだ続きます。