忍者と極道 第67話 魔法の料理 感想

これにて事実上グラスチルドレンは壊滅。しかし聖華天とはまた違うベクトルで、読者の心に強烈なものを残していきましたね。

解除・札害・敗北。全部やられたと読むいつもの忍極ルビで極道(きわみ)さんに完全に負けたことを表現するプリマ、表現がお上手。バロンドールの体が首が飛んでも勝手に動いたのは彼だけの技かと思いきや、過去は常に超えていくもの。当たり前のように残った体が首をきわみさんに投げつけててマジ草。お前もそれ出来るんかい!しかも何の説明もなく!いやきわみさんに一矢報いたいという一心だとしても、既に首と体が離れているわけでしてね?極道達って無惨様みたいに脳が複数あったりするんだろうか。

・・・ですが、誰よりもガムテ自身の手できわみさんを絶望の淵に叩き落すべきと、彼女自身にも相応の怒りや恨みがあるにも拘らず、プリマは結局きわみさんに忍者(しのは)君の正体をバラさずに退場。その役目は誰よりもガムテがやるべきなのは分かる。きわみさんの一番の被害者だからな。グラチルは皆ガムテに救われたからガムテにマジ恋慕(キュン)なのは、やはりプリマも例外じゃなかったか。

そして今までのグラチル幹部達はみんな凄惨な過去が明かされてきましたが、プリマはもしも凄惨な過去が無ければ・・・というifの未来を今際に夢見る。ガムテ外伝で詳細に過去をやった分、こういう構成で来ましたか。そうなのよな、グラチルって差はあれど、グラチルになるような悲劇が無ければ、普通に未来があったはずなんだよな。

しかしまぁ・・・プリマの人生、マジ悲惨ですな。間接的にとは言えきわみさんのせいで人生狂って、そのきわみさんをぶち〇す機会が来たのに、子どもと大人の違いを見せつけるかのごとく完膚なきまでに負けて退場。汚い大人に狂わされた人生の終わりに復讐も果たせなかった。同時にきわみさんのマッチポンプっぷりも際立つと言うか、W主人公の補正を一身に受けてるよなぁ。

けど、人を頃しまくった最低の生き方しか出来なかったのに、それでも自分の選んだ道を精一杯生きたから後悔していないとは、プリマはホンマに未成年か?って位に強い人間だったなぁとも思う。読者目線でも可哀想という言葉では表現し切れない程のこの悲惨な生涯を一切後悔せずに幸せな夢を見ながら逝けたのは、せめてもの救いだろうか。

ともかく、しのは君の正体をまだ知らないまま、きわみさんは自分の役目を全うし切った。これで残るは本当にガムテただ一人。幹部達は皆救いのある最期を迎えた感がありますが、ガムテにはそれがあるのかな。

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