恨み来、恋、恨み恋。 8巻 感想&レビュー

ガンガンjokerで連載中の「恨み来、恋、恨み恋。」の8巻が発売しました。表紙は寅家の虎虎(とらこ)。これは目のやり場に困るというか、人によっては買いにくい表紙(笑

今回もとらのあなで恒例の特典目当てに購入。1P漫画と8巻のカバーのラフが載っています。特典が付く店舗がアニメイト・ゲーマーズ・とらのあなだけになってしまい少し寂しい。1P漫画の内容を簡単に言うと、「学校での本田未央」でよくある想像みたいな感じです。

虎の爪にはご用心。

今回は寅家がメイン。朱華を刺した件について真相を確かめるべく、恭一・夏歩・咲直は寅家の本家へ向かいます。この3人という取り合わせは序盤を思い出しますね。

これまで朱華の親友というポジションながらあまり出番も無かった虎虎の能力、そして寅家に何があったのか、虎虎が何を思い過ごしてきたのかが分かります。自分のことを「バカだから」と言う虎虎ですが、その言葉の裏には重い意味がありました・・・

気になる虎虎の力は、爪による攻撃。これだけだと夏歩と被っていますが、爪跡を付けた場所から衝撃波を出せるので、陣地戦および長期戦になればなるほど有利という中々便利な能力。朱華が加勢に来なければ、夏歩が確実にやられていたほどの強さを見せました。

朱華が目を醒まさせ、妖怪と化してしまった母とも夏歩のおかげで分かり合うことが出来て、ようやく虎虎も仲間になりました。今回も夏歩がいなければ虎虎は救われることは無かったですね。毎度のことですが、夏歩の存在と行動が十二家の面々を良い方向へと変えていきます。

恨み恋はラブコメでもあるんだよ

虎虎の件も解決した一向は、兎ノ崖家の経営する温泉宿へ。割と早い段階で再登場の兎ノ崖姉弟、姉の方は強制遂行の効果は消えていないものの、性格自体は変わっていない模様。意外にもラブコメらしいイベント自体は少ない恨み恋ですが、ここに来て温泉シーンに加えて恭一と夏歩が二人っきりで閉じ込められるという展開も。

告白&キスしていたことに気づき仰天しちゃう朱華、朱華が告白したなら後から現れた自分が告白してはいけないと思っている夏歩、2人から向けられる気持ちを悟った恭一。これまでは恭一を好きな夏歩と朱華の気持ちがクローズアップされてきましたが、前回朱華に告白&キスされたことで、恭一の朱華への心境も変化。ここからは恭一も恋の面で悩んでいくことになるでしょう。・・・というか、次の話では早速悩んでいますし。

一難去ってまた一難

恭一達が温泉で体を癒している頃、町の中心にいた土地神は黒幕の妖怪によって消されていました。恨み猫の襲来から始まった妖怪の事件は治まるどころか、更に大事へと発展していきそうな予感を見せます。恭一達へ襲い掛かる次なる脅威、そして恋の行方は如何に。

次回9巻は初夏に発売予定です。