ハッピーシュガーライフ 3巻 感想&レビュー

こちらも今更ですが、1巻2巻の感想を移したので、ハッピーシュガーライフも続きとなる3巻4巻の感想を書いていきます。

元通りになったかと思いきや・・・

さて、前巻で暴漢も撃退してしおを無事に連れ戻し、甘い城での生活を取り戻したと思いきや・・・しおの様子がおかしかったり、後輩がヤバイ奴だったり、相変わらずさとうの苦難は続く。

そして彼女の知らない所で、しおを連れて行った所を太陽には見られていた。しかもそれがしょーこに伝わる等、さとうの不自然な部分は少しずつバレていってるし、周りにも変化が起きている。

また、しおの記憶も少し戻っている。が、あさひのことだけは未だに思い出すことが出来ない様子。恐らく、あさひに関する記憶を思い出すタイミングによって話が大きく動くでしょうね。

たった一つの愛のためなら・・・

さとうとしおはお互いに自分達の罪を打ち明け、さとうはまた一つの愛の境地に至る。が、さとうが自分の犯した罪と自覚したのは、人を殺したことでも脅したことでもましてや暴行を加えたことでもなく、しお以外の人に好きだと言ったこと。

愛を偽らなければ、何をしたっていい。それがさとうの出した結論。そもそも彼女の甘い城での生活は、まず殺人から始まっている。一番最初に一番ドギツイことをやってのけているのだから、それ以上のことなど何ともない。

前巻で青年2人にやったであろう暴行が噂話となっているし、バイトの後輩には二度と近づかなくする為に嘘の愛を囁いてぶっちゅーまでした。バイトの店長や担任等も含め、彼女と関わってしまった、というか彼女の障害となった者は一人残らず酷い目に遭わされている。(一人だけ懲りていない阿呆がいるわけですが、それは4巻にて)

いかなる犠牲も苦労も厭わないことで彼女は唯一の愛を享受している。それは彼女にとっては酷く幸せだが、他者からすれば酷く恐ろしい。何せ、障害だと認識されれば如何な目に遭うか分からない。

愛を知って生まれ変わった少女は、愛によって狂っている。その果てにあるのは幸福か、破滅か。