ゲッサン2023年7月号 からかい上手の高木さん 感想

遂にツバキが終わってしまったゲッサンですが、今月で創刊から14周年となりまして、恒例の連載作品全集合の表紙が目印。そしてからかい上手の高木さんの連載が始まったのも2013年7月号からで、連載10周年となります。今回はそれ故?の巻頭カラーで掲載です。

それと、もう劇場版の公開からも1年です。早い、早いもんだなぁ・・・

相対性理論

アラブとかエジプトとかの女王様みたいな装いでくつろぐ高木さんとその召使いみたいな西片君の見開き巻頭カラーな今月のお話は「相対性理論」。西片君がそんな難しい理論を!?

高木さんより先に登校した西片君は、朝からストップウォッチで勝負しようと持ち掛ける。お、ストップウォッチのピタリ勝負かな?武田君は野手能力がべらぼうに高いから便利な存在ではあったよね、三鷹がそれ以上だったから出番が無いだけで(何の話やねん

そんな今日の西片君には、高木さんに快適空間を味わってもらうという謎の企みがあった。ジュースにカイロに音楽と高木さんを至れり尽くせりでもてなす西片君・・・うぅんどういうことだ?

どうやら昨日テレビで相対性理論について学んで思いついた作戦のようで。つまり快適で楽しい空間であれば体感時間は狂いに狂い、目標タイムなんてあっという間に過ぎてしまうのだよわーはっはっはっ!というのが今回の西片君の目論見のようです。・・・まぁ、昨日テレビで見たという時点でもう察するのですが。

そして西片君のこの作戦には根本的な欠陥があった!高木さんにとって西片君といる時間はそれだけで楽しいし当たり前になり過ぎているから、今更何をされたところで体感時間が狂ったりするわけがなかったのだ!逆に高木さんに何かされたり、何もされなくてもドキドキする西片君には、そりゃもう簡単に狂ってしまうのである。

10周年というある意味記念すべき回でも、変わらずイチャついているだけの2人。この作品らしいと言えばらしいですね。願わくば、15周年20周年を迎えても、根幹が変わらない作品でいてほしいです。

ゲッサン 2023年7月号(2023年6月12日発売) [雑誌] Kindle版

からかい上手の高木さん 20 画集「卒業アルバム」付き特別版 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

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